第8回全日本大学選手権大会・激闘プレイバック「第4回大会(2012年)」
2016/11/08
北海道地区の日本学生ラクロス連盟支部化に伴い、大会形式を変更し1回戦を開催することとなった。体制が整った北海道地区、新たな開催地となるとともに初の決勝戦の舞台に立った東海地区、そしてラクロス全日本選手権大会に繋がる活躍を見せた関東地区と、今後の更なる成長に期待を抱かせることの多い大会となった。
■出場校(3地区予選を含む/計14チーム)
[男子]慶應義塾大学、京都大学、名古屋大学、北海道大学、岩手大学、岡山大学、西南学院大学
[女子]慶應義塾大学、同志社大学、金城学院大学、北海学園大学、東北大学、愛媛大学、福岡大学
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*『第4回全日本ラクロス大学選手権大会』特設ページはこちら
日本学生ラクロス連盟に新しい支部が発足するのは、1997年に東海地区が支部化を果たして以来、15年振りとなる。北海道地区からは2005~2007年に、北海道大学(男子)がラクロス全日本選手権大会に出場しているが、それから7年振りの全国大会出場となるこの年は、北海道大学(男子)、北海学園大学(女子)が1回戦を戦った。
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東海地区での全国大会の開催は、2002年・第4回ラクロス全日本クラブ選手権大会決勝戦(愛知県半田市・半田運動公園陸上競技場)以来、10年振りとなる(全日本ユース選抜選手権は除く)。1回戦会場(愛知県名古屋市・港サッカー場)は、生憎の雨模様となったが、ここでの戦いを勝利した金城学院大学(女子)は、学生・クラブを通して東海地区のチームとして初の全国大会決勝戦の舞台に駆け上がっていった。
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[左:盛り上がりを見せた港サッカー場/右:決勝戦の舞台に立つ金城学院大学]
男子決勝戦は、3年連続で決勝戦進出を果たした関西・京都大学と、大会初出場の関東・慶應義塾大学の戦いとなった。
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1Qは両チームに固さや焦りが見られ、ファールやミスが続き、決定的なチャンスを作れない中、京都大学(以下、京大)がセットプレーで#2・尾木孝文選手のアシストから#8・松尾寛星選手が先制点を決める。2Qになると一転して点の取り合いになる。慶應義塾大学(以下、慶應)は2Q開始1分で#27・粟田隆宏選手が同点弾を決めるとこのQに一挙5得点をあげた。京大も2点を返し、前半は5-3の慶應リードで終える。
2Q終了間際の京大のファールにより慶應が1人多い状態で始まった3Qだったが、慶應はこのチャンスを活かせず、逆にファールで慶應が1人少ない状態になると、このチャンスを京大は活かし1点を返した。慶應は3Q終了間際に1点を決めるも、4Q開始直後に2回訪れたエキストラマンオフェンスのチャンスも無得点で終える。だが、人数がイーブンになった直後に、#3・脇坂俊輝選手が貴重な追加点を決めた。この後、再び京大が1人少ない状況になるが、慶應はやはり点を決められない。逆に京大・尾木選手が1対1で猛攻を仕掛けると、#16・大河内健一選手がゴールを決める。最後まで粘りを見せた京大だったが、逆転するまでには至らず、7-5で慶應義塾大学が勝利した。
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2年振りの決勝戦進出を目指す関西・同志社大学と、東海地区のチームとして初の決勝戦進出を目指す金城学院大学による準決勝戦は、試合終了間際まで攻め合う白熱した試合となった。
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前半、最初のドローを制したのは金城学院大学(以下、金城)だったが、流れに乗って攻める金城からボールを奪った同志社大学(以下、同志社)は#22・河原林紘子選手が先制点を決めた。同志社を流れに乗せたくない金城も#49・中島ゆめの選手がすぐに点を取り返す。両チームともに攻めの姿勢が強く、大胆なプレーが多い一方で、ゴール前までボールを運ぶもののあと一歩が届かない展開が続き、流れを掴みきれない。前半は3-3の同点で終える。
後半、最初のドローを獲った金城がすぐに追加点をあげると、それに負けじと同志社は#13・大畠千咲選手、#10・木村有希選手が立て続けに点を奪い逆転する。金城は#11・部田恵理華選手が難しいコースからの鋭いシュートをゴールに突き刺し追いつく。一進一退の攻防で緊張の時間が続く。そして試合終了間際、1点差を追いかける同志社のシュートを止めた金城のクリアを、同志社#14・山田麻裕選手がインターセプト。ラストチャンスを掛けてゴールに向かうが、金城はこのボールを奪うと、逆に速攻で駄目押しとなる点をあげ、8-10で試合は終了。金城学院大学が勝利した。
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決勝戦は、男女ともに慶應義塾大学が勝利し、大会初の男女同時優勝を果たした。
そして、慶應義塾大学(女子)は、大学選手権優勝の勢いのまま12月のラクロス全日本選手権大会でもクラブチームを破り、1998年の慶應義塾大学(男子)以来、14年振りとなる学生チームによる日本一を果たした。
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■出場校(3地区予選を含む/計14チーム)
[男子]慶應義塾大学、京都大学、名古屋大学、北海道大学、岩手大学、岡山大学、西南学院大学
[女子]慶應義塾大学、同志社大学、金城学院大学、北海学園大学、東北大学、愛媛大学、福岡大学
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大会の拡大 |
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東海地区での全国大会の開催は、2002年・第4回ラクロス全日本クラブ選手権大会決勝戦(愛知県半田市・半田運動公園陸上競技場)以来、10年振りとなる(全日本ユース選抜選手権は除く)。1回戦会場(愛知県名古屋市・港サッカー場)は、生憎の雨模様となったが、ここでの戦いを勝利した金城学院大学(女子)は、学生・クラブを通して東海地区のチームとして初の全国大会決勝戦の舞台に駆け上がっていった。
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[左:盛り上がりを見せた港サッカー場/右:決勝戦の舞台に立つ金城学院大学]
【激闘プレイバック・男子】 決勝戦/慶應義塾大学 対 京都大学 |
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チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
計
|
慶應義塾大学
|
0
|
5 | 1 |
1
|
7
|
京都大学
|
1
|
2 | 1 |
1
|
5
|
2Q終了間際の京大のファールにより慶應が1人多い状態で始まった3Qだったが、慶應はこのチャンスを活かせず、逆にファールで慶應が1人少ない状態になると、このチャンスを京大は活かし1点を返した。慶應は3Q終了間際に1点を決めるも、4Q開始直後に2回訪れたエキストラマンオフェンスのチャンスも無得点で終える。だが、人数がイーブンになった直後に、#3・脇坂俊輝選手が貴重な追加点を決めた。この後、再び京大が1人少ない状況になるが、慶應はやはり点を決められない。逆に京大・尾木選手が1対1で猛攻を仕掛けると、#16・大河内健一選手がゴールを決める。最後まで粘りを見せた京大だったが、逆転するまでには至らず、7-5で慶應義塾大学が勝利した。
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【激闘プレイバック・女子】 準決勝戦/同志社大学 対 金城学院大学 |
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チーム
|
前半
|
後半
|
計
|
同志社大学
|
3
|
5
|
8
|
金城学院大学
|
3
|
7
|
10
|
後半、最初のドローを獲った金城がすぐに追加点をあげると、それに負けじと同志社は#13・大畠千咲選手、#10・木村有希選手が立て続けに点を奪い逆転する。金城は#11・部田恵理華選手が難しいコースからの鋭いシュートをゴールに突き刺し追いつく。一進一退の攻防で緊張の時間が続く。そして試合終了間際、1点差を追いかける同志社のシュートを止めた金城のクリアを、同志社#14・山田麻裕選手がインターセプト。ラストチャンスを掛けてゴールに向かうが、金城はこのボールを奪うと、逆に速攻で駄目押しとなる点をあげ、8-10で試合は終了。金城学院大学が勝利した。
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優勝校 |
そして、慶應義塾大学(女子)は、大学選手権優勝の勢いのまま12月のラクロス全日本選手権大会でもクラブチームを破り、1998年の慶應義塾大学(男子)以来、14年振りとなる学生チームによる日本一を果たした。
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「11月27日に、大学日本一が決まる!」 決勝戦:2016年11月27日(日) ・東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場 準決勝戦:2016年11月19日(土)・20日(日) ・[19日]愛知県(名古屋市)・港サッカー場 ・[20日]大阪府(大阪市)・ヤンマーフィールド長居 1回戦:2016年11月13日(日) ・東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場 日本全国の学生チームが目指す、大学の頂点を決める戦いを、ぜひご覧ください! |
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過去の優勝校 | 男子 | 女子 |
第7回 (2015) | 日本体育大学 | 明治大学 |
第6回 (2014) | 慶應義塾大学 | 明治大学 |
第5回 (2013) | 早稲田大学 | 慶應義塾大学 |
第4回 (2012) | 慶應義塾大学 | 慶應義塾大学 |
第3回 (2011) | 早稲田大学 | 関西学院大学 |
第2回 (2010) | 早稲田大学 | 日本体育大学 |
第1回 (2009) | 一橋大学 | 東海大学 |
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- 第10回全日本大学選手権大会:準決勝(男子・名古屋会場) [2018/11/17]
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