2010年男子日本代表・5日目(練習試合:チェコ戦)

2010/07/16

昨夜、遅れて日本を出発した選手5名、スタッフ2名が合流し、やっと31名全員揃った日本代表。
今日はこちらに来て初めての試合となるチェコとの練習試合が待っており、これまで以上に気合いが入っていました。


1得点を決めた塚田選手子どもたちへのクリニック


14日のスケジュール
・朝食
・後発隊のみ軽い運動
・補食
・練習
・補食
・練習試合vsチェコ
・夕食
・ビデオミーティング
・ケア


後発隊の選手5名は時差対策の為、他の選手より早めの動きだし。
午前中に高橋ストレングスコーチとジョギング、補食をした後、
先にグラウンドに行ってフィールドの感覚を確かめました。

先発隊は午前中は軽いキャッチボールやケアをして、少し遅れてフィールドインしました。
練習ではオフェンス、ディフェンスの確認を行いました。

午前中の練習が終わった後は、
そのまま宿舎には戻らず、チェコとの練習試合が行われるグラスフィールドへ移動。
だいぶ日本食が恋しくなっている選手たちは、スタッフ手製のおにぎりを食べてエネルギーにします!

篠原選手と佐々木選手子どもたちへのクリニック


試合会場では、子ども達によるラクロスの試合も多数行われており、
試合前の空き時間に、関根幹祐選手(#3・AT)、本下純選手(#15・MF)、引地祥郎選手(#23・DF)が、
子ども達に短い時間ですがクリニックを行いました。

これは、大会運営側の「子ども達にBlue Divisionの選手と実際に触れ合う機会を作りたい」
という意向で設けられたものです。
こういった子どもたちの体験は、今後のラクロスの発展にとって、非常に重要なことです。

また、会場のお手伝いとしても子ども達は大活躍。
会場には2面の人工芝グラウンド、13面の天然芝グラウンドがあり、
常に様々な会場で試合や練習が行われている為、
子ども達が水を運んだり、ボールを運んだりと会場運営を手伝っています。


さて、チェコ戦。
自分達がやるべきことをしっかりやる、これを念頭に置いて試合に入りました。
(※写真の背番号と、本大会登録の背番号は異なっています(スカウティング対策の為))

スコア

チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
日本代表
4
3
4
3
14
チェコ代表
1
0
2
2
5

得点者

日本代表 チェコ代表
#9 継渉 (4)
不明
#4 丸山伸也 (2)
-
#7 池川健 (2) -
#3 関根幹祐 (1) -
#8 門田雅之 (1) -
#10 長谷川玄 (1) -
#12 岡部光人 (1) -
#15 本下純 (1) -
#18 佐保田裕介 (1) -
  * 得点者を一部修正しました (2010.7.18)


4得点を決めた継選手弘中選手


良い状況下での得点シーンも多く見られましたが、
逆にパスミス、シュートミス、グラウンドボールを取られる、といった悪いシーンも見られました。
1試合の中には、良い時と悪い時が必ずあります。
チームの状況が悪い時に一人一人がどう戦うか、ということを考える非常にいい機会となりました。

試合後は、そのビデオを見てミーティングを行いました。
2時間の長いミーティングでしたが、この内容を踏まえて、明日の練習はより質の高いものとなるでしょう。


そして、いよいよ、16日には初戦のカナダ戦を迎えます。
日本代表の熱い声援、よろしくお願いします!


この日の練習・試合の風景を、他にもたくさん掲載しています!
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Text:男子日本代表マネージャー・頃安悠子
Photo:男子日本代表通訳・鹿内映里、広報部・大木佳奈