第21回中四国学生ラクロスリーグ戦・開幕戦(男子・四国会場)
2013/09/05
2013年8月11日(日)に、香川県(丸亀市)・飯山総合運動公園で、第21回中四国学生ラクロスリーグ戦・男子開幕戦(四国会場)を行った。昨年創部10年の節目に初のFinal4に進出を果たした香川大学(以下、香川)と、2012年四国地区1位の徳島大学(以下、徳島)の対戦だった。
スコア
審判員
ゲームレポート
第1Qのフェイスオフは徳島がポゼッションをし、間髪を入れずシュートを2本撃つ徳島に対し、香川のゴーリー#25高松がセーブをする。その後、香川がブレイクでシュートチャンスを作ると#49岡田が決め、香川の先制で試合は動き出した。
先制された徳島は香川のオフサイドで得たエキストラマンオフェンスを活かし#24玉木が同点のゴールを決めた。さらに、#26渡邊が華麗なシュートフェイントでディフェンスを避け、アンダーシュートで放ったボールがゴールネットを揺らす。その後も#26渡邊のサイドスローやアシストにより3点を追加する徳島。また、香川のゴール前でのグラウンドボールを獲った#10北中がゴールに背を向けたままシュートをねじ込むといったアクロバットなプレーで観客を沸かせていた。第1Qは1-6の徳島リードで終わった。
第2Qのフェイスオフも徳島が獲った。第1Qに5点差をつけられた香川はゾーンディフェンスからマンツーマンディフェンスに変えて徳島に得点を許さない。しかし、ポゼッションを維持し続ける徳島が1対1を積極的にかけていきシュートを撃っていく中で、#6楠本が得点し1-7となった。
その後のフェイスオフでは、この試合初めてフェイスオフで香川が勝つも、その後のグラウンドボールで徳島にポゼッションを奪われてしまう。さらに、香川のイリーガルボディーチェック、イリーガルプロシージャー等で徳島のエキストラマンオフェンスとなり徳島が2点を決めて1-9とした。
香川のクロスチェッキングによるファールで再度エキストラマンオフェンスを得た徳島は4年生の選手が中心となりシュートを撃ち、その中、トップから#26渡邊のアンダーシュートがゴール上部を貫いた。1-10となったあと、今までフィードを出していた#4中野が自らシュートを撃ち徳島が11点目を決めた、と思われたが、香川のコーチ上原がスティックチェックを要求した。すると、#4中野のスティックはイリーガルスティックと判定され、得点は無効となった。さらに、徳島はオフサイドを犯し、5人でディフェンスをしなくてはならなくなった。このビッグチャンスに香川#49岡田が2点目を決めて2-10となったところで2Q終了のコールがされた。
第3Qは、徳島のアンスポーツマンライクコンダクトのファールがあり、香川ボールから始まった。3分間のエキストラマンオフェンスを有効に使い#49がシュートを決め3-10になった。
2Qの終わりから連続失点を許した徳島の猛攻撃がここから始まった。まず、#26渡邊、#6楠本が立て続けに点を決め、さらに#27石丸がゴール裏から1対1をかけシュートを決め3-13と香川を突き放す。加えて#10北中が落ち着いて追加点。またフェイスオフでブレイクを作り#27石丸が15点目を入れた。そして、試合は残すところ第4Qのみとなった。
第4Qのフェイスオフは徳島#14松久が獲った。この試合のフェイスオフで#14松久は圧倒的な強さを見せつけ、香川にポゼッションを与えない。しかし、香川も負けじとパスカットでボールを奪う。ただ、グラウンドボールへの寄りが徳島は速い。第4Qになって部員数の差が顕著に表れてきた。徳島の猛攻が続き2点を追加した。ディフェンス時間が続く香川がオフサイドでマンダウンになってしまい、徳島#22西原が18点目を決めた。
試合も残り1分を切り、徳島のミスを突きボールを奪った香川が渾身のシュートを撃つが入れることができず、試合終了を告げるホイッスルが鳴った。
試合は3-18で徳島が勝利した。これからのリーグ戦に注目していただきたい。
・Text:日本ラクロス協会 中四国地区内学生連盟 新人委員会副委員長・横浜智基
・Photo:日本ラクロス協会広報部(中四国地区)・村上典大、同事務局次長補佐(中四国地区)・田原正太
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
香川大学
|
1
|
1
|
1
|
0
|
3
|
徳島大学
|
6
|
5
|
5
|
3
|
19
|
主審 | 溝渕 信博 |
副審・CBO | 杉本 明信 |
渡部 文哉 | |
井上 優八 |
第1Qのフェイスオフは徳島がポゼッションをし、間髪を入れずシュートを2本撃つ徳島に対し、香川のゴーリー#25高松がセーブをする。その後、香川がブレイクでシュートチャンスを作ると#49岡田が決め、香川の先制で試合は動き出した。
先制された徳島は香川のオフサイドで得たエキストラマンオフェンスを活かし#24玉木が同点のゴールを決めた。さらに、#26渡邊が華麗なシュートフェイントでディフェンスを避け、アンダーシュートで放ったボールがゴールネットを揺らす。その後も#26渡邊のサイドスローやアシストにより3点を追加する徳島。また、香川のゴール前でのグラウンドボールを獲った#10北中がゴールに背を向けたままシュートをねじ込むといったアクロバットなプレーで観客を沸かせていた。第1Qは1-6の徳島リードで終わった。
第2Qのフェイスオフも徳島が獲った。第1Qに5点差をつけられた香川はゾーンディフェンスからマンツーマンディフェンスに変えて徳島に得点を許さない。しかし、ポゼッションを維持し続ける徳島が1対1を積極的にかけていきシュートを撃っていく中で、#6楠本が得点し1-7となった。
その後のフェイスオフでは、この試合初めてフェイスオフで香川が勝つも、その後のグラウンドボールで徳島にポゼッションを奪われてしまう。さらに、香川のイリーガルボディーチェック、イリーガルプロシージャー等で徳島のエキストラマンオフェンスとなり徳島が2点を決めて1-9とした。
香川のクロスチェッキングによるファールで再度エキストラマンオフェンスを得た徳島は4年生の選手が中心となりシュートを撃ち、その中、トップから#26渡邊のアンダーシュートがゴール上部を貫いた。1-10となったあと、今までフィードを出していた#4中野が自らシュートを撃ち徳島が11点目を決めた、と思われたが、香川のコーチ上原がスティックチェックを要求した。すると、#4中野のスティックはイリーガルスティックと判定され、得点は無効となった。さらに、徳島はオフサイドを犯し、5人でディフェンスをしなくてはならなくなった。このビッグチャンスに香川#49岡田が2点目を決めて2-10となったところで2Q終了のコールがされた。
第3Qは、徳島のアンスポーツマンライクコンダクトのファールがあり、香川ボールから始まった。3分間のエキストラマンオフェンスを有効に使い#49がシュートを決め3-10になった。
2Qの終わりから連続失点を許した徳島の猛攻撃がここから始まった。まず、#26渡邊、#6楠本が立て続けに点を決め、さらに#27石丸がゴール裏から1対1をかけシュートを決め3-13と香川を突き放す。加えて#10北中が落ち着いて追加点。またフェイスオフでブレイクを作り#27石丸が15点目を入れた。そして、試合は残すところ第4Qのみとなった。
第4Qのフェイスオフは徳島#14松久が獲った。この試合のフェイスオフで#14松久は圧倒的な強さを見せつけ、香川にポゼッションを与えない。しかし、香川も負けじとパスカットでボールを奪う。ただ、グラウンドボールへの寄りが徳島は速い。第4Qになって部員数の差が顕著に表れてきた。徳島の猛攻が続き2点を追加した。ディフェンス時間が続く香川がオフサイドでマンダウンになってしまい、徳島#22西原が18点目を決めた。
試合も残り1分を切り、徳島のミスを突きボールを奪った香川が渾身のシュートを撃つが入れることができず、試合終了を告げるホイッスルが鳴った。
試合は3-18で徳島が勝利した。これからのリーグ戦に注目していただきたい。
・Text:日本ラクロス協会 中四国地区内学生連盟 新人委員会副委員長・横浜智基
・Photo:日本ラクロス協会広報部(中四国地区)・村上典大、同事務局次長補佐(中四国地区)・田原正太
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