第19回北海道学生ラクロスリーグ戦・開幕戦(女子)

2013/10/13

2013年8月17日(土)、北海道(江別市)・野幌総合運動公園陸上競技場にて、第19回北海道学生ラクロスリーグ戦の開会式および女子開幕戦を行った。なお、豪雨のため、男子開幕戦は延期となった。

(※なお、北海道学生ラクロスリーグ戦の決勝戦・閉会式は、10月14日(月祝)に、札幌市円山競技場にて行います)


スコア
チーム
前半 後半
TOTAL
北海学園大学
1
6
7
北翔大学
4
3
7
審判員
主審 小泉 絵里
副審 渡邊 翠
生藤 亜衣
梅津 里美
ゲームレポート
前半
今にも雨が降り出しそうな曇り空の中、初めに試合の主導権を掴んだのは北翔大学でした。#19中村の1対1が決まると、北翔大学は持ち前の足の速さを生かした攻めによる得点を重ねていきます。
また、なんとか自分たちの流れに持っていきたい北海学園大学は、パスを繋いでゴールへ果敢に攻めます。シュートまでいくのですが、北翔大学はゴーリーである#1佐々木の高さを生かした、前に出るセーブにより、なかなか得点を決めることが出来ません。
苦しむ中、北海学園大学が決められたのは1点。なんとか北翔大学の勢いを止めたい北海学園大学ですが、#2小野の1対1が鮮やかに決まるなどなかなか勢いを止められず、前半は1-4で北翔大学がリードという展開で終了します。

後半
前半の途中から降り出した雨が強くなり、両チームびしょ濡れの中スタートした後半、このまま北翔大学がリードを広げるかと思われましたが、流れを掴んだのは、北海学園大学。これこそ北海学園大学の底力といわんばかりの華麗なパスまわしからのシュートが決まると、前半とはうって変わった展開となります。#69坂口のパスからのシュート、#0太田のゴール裏からの1対1からシュートが決まるなど連続得点を決め、とうとう同点に追いつき、追い越します。
これはどうなるのかと会場が息をのむ中、次の得点を決めたのは北翔大学。足の速さを生かした攻めは後半も顕在で、うまくDFをかわしてのシュートが決まります。これで同点。両者一歩も引かない試合展開となります。
そしてそのまま試合終了。結果は、7-7の引き分けで終わりました。

開幕初日から、「勝ちたい」という気持ちがぶつかり合った展開となった試合でした。今後の大会の展開がより楽しみになる初戦となりました。


  ・Text:日本学生ラクロス連盟北海道支部 広報委員会・三浦愛可(藤女子大学)