第24回ラクロス全日本選手権大会・男子準決勝(東京会場)(2)
2013/12/12
日時:2013年12月8日(土) 11:00試合開始
場所:東京・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場
早稲田大学(大学選手権1位) vs ACL(クラブ選手権2位)
スコア
ゲームレポート
2013年12月8日(日)、大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて第24回全日本ラクロス選手権大会の準決勝戦を行った。
12月に入り、寒さが本格的になってきた日であったが、多くの人が集まった会場は熱気に包まれていた。
1Q
フェイスオフで早稲田大学(以下、早稲田)のルーズボールホールディングにより、ACLボールから試合スタート。
開始わずか2分、いきなり早稲田#8伊藤のこの試合のオープニングシュートがゴーリーの足元に入り先制点を決める。
しかしその2分後、今度はACLのブレイクから#1桑田がゴールの左上に鋭いシュートを突き刺した。ここから立て続けにACL#16野村、#1桑田、#12由良、#51松永がシュートを放ち試合のペースを握る。そして14分、ACLは早稲田ディフェンスの隙を突いたパスから再び#1桑田がクイックシュートでゴールを決める。早稲田も#2堤、#8伊藤がシュートを撃つがACL#0谷崎のセーブもあり、決めきれない。さらにACLはゴール裏からのフィードをカットインでクリースに入ってきた#4佐藤が受け、3点目の得点を決める。18分に早稲田#7柳田が1点を返すが、残り時間僅かでACL#13家石が1対1からシュートを沈め、2-4。ACL2点リードで1Qが終了。
2Q
フェイスオフは早稲田が制すが、ボールを奪われる。早稲田はその直後からライド、セットディフェンスで激しくプレッシャーをかけ、ボールを奪いにかかる。すると5分、ACLのクリアミスを誘い、ボールを奪った早稲田はブレイク状態から#1忠平がゴール前フリーでパス受け冷静にこれを決める。その後も早稲田の厳しいディフェンスは続き、ACLはミスを連発する。ディフェンスからリズムを掴んだ早稲田は10分に#7柳田の同点ゴール、11分に#36須賀の逆転シュート、12分に早稲田の2年生AT#21畑田の追加点、さらには13分、#28倉田がフェイスオフからそのまま走り抜きランニングシュートと一気に4連続得点、リードを3点差まで引き離す。
ACLはリズムを完全に奪われ、このクォーター得点を取ることができず、7-4早稲田リードで前半を終了した。
3Q
ハーフタイムのスティックチェックでACLにアンスポーツマンライクコンダクトのファールがあり、ACLは3分間のマンダウンディフェンスの状態で後半はスタートした。
後半も激しいプレッシャーでボールを奪い攻めに転ずる早稲田。一方早稲田の猛攻からACLの守護神#0谷崎は気迫のセーブで追加点を許さない。
ともにグッドディフェンスが続くこの緊迫した状況で均衡を破ったのはACLであった。15分、#51松永はゴール裏から1対1を仕掛け、パイプラインを越え、スライドを引き付けながら強引にシュートをゴールに叩き込んだ。
ここから流れが変わると思ったところであったが、早稲田は再び点差を広げるシュートを決め、点差は3点差のまま、8-5の早稲田リードで3Qは終了する。
4Q
開始早々、フェイスオフを奪った早稲田は#1忠平がゴールと距離がある中、強烈なスタンディングシュートをゴールに撃ち込む。また5分に#21畑田がゴール右横からアンダーシュートを放り込む。この2年生とは思えないほど落ち着いたプレーは、関東学生ラクロスリーグ戦1部新人王であるのもうなずけるものだった。
ACLも負けずに6分、#51松永が裏からの1対1で得点を奪うが、もはや流れは早稲田にあった。ここから早稲田は6本連続でシュートを放ち、そして14分にクリースに落ちたボールを#94岸本が押し込んだ。
17分ACLは早稲田のクリアミスから#51松永、また終了間際に#1桑田がシュート決め、クラブチームの意地を見せるが、反撃もここまで。早稲田が11-8で全日本クラブ選手権2位のACLを破り、ラクロス全日本選手権大会決勝戦に駒を進めた。
両チームとも高いオフェンス力がある中、早稲田は2Q、3Qで僅か1失点とディフェンス力でACLを上回ったのが勝因であった。
早稲田は次の決勝戦で前回大会覇者のFALCONS相手にどれほどの試合を見せてくれるのか注目である。
全日本選手権大会の予定
第24回ラクロス全日本選手権大会・決勝戦(男子)
2013年12月15日(日)
東京都(江戸川区)・江戸川区陸上競技場
11:00 男子決勝戦 早稲田大学 vs FALCONS
*フォトギャラリー「第24回ラクロス全日本選手権大会・男子準決勝(東京会場)」はこちらへ
・Text:第24回ラクロス全日本選手権大会実施本部(東京会場)ゲームレポート班・服部遼太(中央大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
場所:東京・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場
早稲田大学(大学選手権1位) vs ACL(クラブ選手権2位)
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
早稲田大学
|
2
|
5
|
1
|
3
|
11
|
ACL
|
4
|
0
|
1
|
3
|
8
|
2013年12月8日(日)、大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて第24回全日本ラクロス選手権大会の準決勝戦を行った。
12月に入り、寒さが本格的になってきた日であったが、多くの人が集まった会場は熱気に包まれていた。
1Q
フェイスオフで早稲田大学(以下、早稲田)のルーズボールホールディングにより、ACLボールから試合スタート。
開始わずか2分、いきなり早稲田#8伊藤のこの試合のオープニングシュートがゴーリーの足元に入り先制点を決める。
しかしその2分後、今度はACLのブレイクから#1桑田がゴールの左上に鋭いシュートを突き刺した。ここから立て続けにACL#16野村、#1桑田、#12由良、#51松永がシュートを放ち試合のペースを握る。そして14分、ACLは早稲田ディフェンスの隙を突いたパスから再び#1桑田がクイックシュートでゴールを決める。早稲田も#2堤、#8伊藤がシュートを撃つがACL#0谷崎のセーブもあり、決めきれない。さらにACLはゴール裏からのフィードをカットインでクリースに入ってきた#4佐藤が受け、3点目の得点を決める。18分に早稲田#7柳田が1点を返すが、残り時間僅かでACL#13家石が1対1からシュートを沈め、2-4。ACL2点リードで1Qが終了。
2Q
フェイスオフは早稲田が制すが、ボールを奪われる。早稲田はその直後からライド、セットディフェンスで激しくプレッシャーをかけ、ボールを奪いにかかる。すると5分、ACLのクリアミスを誘い、ボールを奪った早稲田はブレイク状態から#1忠平がゴール前フリーでパス受け冷静にこれを決める。その後も早稲田の厳しいディフェンスは続き、ACLはミスを連発する。ディフェンスからリズムを掴んだ早稲田は10分に#7柳田の同点ゴール、11分に#36須賀の逆転シュート、12分に早稲田の2年生AT#21畑田の追加点、さらには13分、#28倉田がフェイスオフからそのまま走り抜きランニングシュートと一気に4連続得点、リードを3点差まで引き離す。
ACLはリズムを完全に奪われ、このクォーター得点を取ることができず、7-4早稲田リードで前半を終了した。
3Q
ハーフタイムのスティックチェックでACLにアンスポーツマンライクコンダクトのファールがあり、ACLは3分間のマンダウンディフェンスの状態で後半はスタートした。
後半も激しいプレッシャーでボールを奪い攻めに転ずる早稲田。一方早稲田の猛攻からACLの守護神#0谷崎は気迫のセーブで追加点を許さない。
ともにグッドディフェンスが続くこの緊迫した状況で均衡を破ったのはACLであった。15分、#51松永はゴール裏から1対1を仕掛け、パイプラインを越え、スライドを引き付けながら強引にシュートをゴールに叩き込んだ。
ここから流れが変わると思ったところであったが、早稲田は再び点差を広げるシュートを決め、点差は3点差のまま、8-5の早稲田リードで3Qは終了する。
4Q
開始早々、フェイスオフを奪った早稲田は#1忠平がゴールと距離がある中、強烈なスタンディングシュートをゴールに撃ち込む。また5分に#21畑田がゴール右横からアンダーシュートを放り込む。この2年生とは思えないほど落ち着いたプレーは、関東学生ラクロスリーグ戦1部新人王であるのもうなずけるものだった。
ACLも負けずに6分、#51松永が裏からの1対1で得点を奪うが、もはや流れは早稲田にあった。ここから早稲田は6本連続でシュートを放ち、そして14分にクリースに落ちたボールを#94岸本が押し込んだ。
17分ACLは早稲田のクリアミスから#51松永、また終了間際に#1桑田がシュート決め、クラブチームの意地を見せるが、反撃もここまで。早稲田が11-8で全日本クラブ選手権2位のACLを破り、ラクロス全日本選手権大会決勝戦に駒を進めた。
両チームとも高いオフェンス力がある中、早稲田は2Q、3Qで僅か1失点とディフェンス力でACLを上回ったのが勝因であった。
早稲田は次の決勝戦で前回大会覇者のFALCONS相手にどれほどの試合を見せてくれるのか注目である。
全日本選手権大会の予定
第24回ラクロス全日本選手権大会・決勝戦(男子)
2013年12月15日(日)
東京都(江戸川区)・江戸川区陸上競技場
11:00 男子決勝戦 早稲田大学 vs FALCONS
*フォトギャラリー「第24回ラクロス全日本選手権大会・男子準決勝(東京会場)」はこちらへ
・Text:第24回ラクロス全日本選手権大会実施本部(東京会場)ゲームレポート班・服部遼太(中央大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
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