2014年男子日本代表・第9回練習会(5月17日)

2014/05/25

男子日本代表の第9回練習会を、5月17日(日)に、神奈川県(横浜市)・横浜みなとみらいスポーツパークにて行いました。

練習1練習2

この日はStealersとのスクリメッジを行いました。

それに先がけ、練習前には選手による入念なミーティングが1時間以上も行われ、ディフェンスでは弘中選手が、オフェンスは池川選手が中心になり、選手全体で前回行われた東京大学とのスクリメッジの映像を用いながら、確認を行いました。
練習3練習4

スコア
チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
日本代表 1 0 3 2 6
Stealers 3 0 1 2 6
得点者
日本代表
#7 池川 健 (2)
#4 藤平 智大 (1)
#5 畑田 峻希 (1)
#17 小澤 徹也 (1)
#22 星 奉博 (1)
1Q、早々にStealersに得点を許し、流れが悪い日本代表。フェイスオフではFO#33陳野が獲得するも、なかなかオフェンスから点につながらない時間が続きます。MF#17小澤が1点返すも、Stealersにグラウンドボールを奪われ、簡単に点を許してしまい、1-3で1Qを終えます。
2Q、悪い流れを引きずったままの状態が続きます。オフェンス時間は圧倒的に長いものの、好セーブにも阻まれ得点することが出来ずそのまま前半終了。

ハーフタームで大久保ヘッドコーチは言いました。
「戦術の形にこだわりすぎて戦うことをしていない」

合宿で日本代表の戦術を叩きこみ、ミーティングも繰り返し行ってきて、自分のものになってきていた選手達。
ただし、それだけでは勝つことは出来ません。何よりも大事なのは、戦うこと。戦術通りの形に動くことが出来ても戦う気持ちが無ければ結果はついてきません。
練習5練習6

3Q、前半から流れが変わり始めます。日本代表のいい流れからAT#7池川が同じ様な形で連続して得点。
少しずつ日本代表の戦術を使って戦う場面が増えてきます。
しかし、4Q、Stealersも手を緩めることなく、日本代表のディフェンスの隙間をついて得点。
5-6でStealersリードの中、残り時間2分でStealersオフェンスから奪ったボールをブレイクでDF#22星が強烈なシュートを放ち得点。6-6の同点に追い付きます。そして、ラスト10秒、同様にブレイクから日本代表オフェンスにボールが渡りますが、ゴール前、AT#9継がシュートを決め切れず、試合終了となりました。

練習7練習8

試合後、大久保HCは「ミーティングをして話し合うことも大事だが、それに振り回されてはいけない」と選手達に伝えました。

次回は5月24日(土)25日(日)に、菅平で合宿を行います。25日には立教大学とスクリメッジを行います。
次回のスクリメッジでは、戦術を使って戦うことが出来るのか、が大きな課題となります。


Text by:2014年男子日本代表マネージャー・頃安悠子
Photo by:2014年度男子日本代表サポートマネージャー・関田都