第21回ラクロス全日本選手権・女子準決勝戦(大阪会場)
2010/12/19
第21回ラクロス全日本選手権大会・女子準決勝戦(大阪会場)
日時:2010年12月12日(日) 11:00試合開始
場所:大阪・舞州運動広場球技場
MISTRAL(クラブ選手権1位) vs 同志社大学(大学選手権2位)
スコア
得点者
審判
ゲームレポート
冬も本格的になり始めた今日この頃、舞洲運動広場球技場にて第21回ラクロス全日本選手権大会準決勝、MISTRAL(以下、MIS)対同志社大学(以下、同志社)の試合である。3年前の第18回ラクロス全日本選手権大会準決勝と同じ対戦カード。当時はMISが勝利したが、今年はどちらが日本一に王手をかけるのか。
ドローのホイッスルが吹かれ、両者譲り合わない攻防が続く。先に点数を動かしたのはMIS。MIS#70松井からの鋭いパスを#17長岡が決め1-0とする。試合開始7分、同志社#20藤高の的確なパスを#22河原林が確実に決めて同点となる。が、しかし、その後のドローをMIS#11和田が取り、そのままシュートに持ち込み追加点を決める。両者シュートを放つもなかなかネットを揺らすことができない。前半開始14分、同志社のファウルによりフリーシュートのチャンスを得たMISは、MIS#71竹野谷が決める。MISはさらに3点追加し、同志社を突き放しにかかる。それを阻止するかのように、同志社のゴーリー#4小早川のセーブが光り、連続する好セーブに観客が盛り上がる。流れに乗った同志社は、前半残り30秒に同志社#20がすばらしいスティックワークから点を決め、6-2とする。ここで前半終了。
後半開始、4点の差を巻き返したい同志社。しかし、ボールはMISの手に流れ込む。焦る同志社は繰り返しファウルが続く。それに対し常に冷静さがあるMISはグラウンドボールを制し、落ち着いたパス回しを見せ、立て続けに4点を撃ち込む。同志社も攻めるが、MIS のプレッシャーディフェンスによりなかなか点につなげられない。MISの攻めが続く中、同志社#16藤村のインターセプトが同志社を勢いづけた。ついに同志社#51片上がシュートを決める。これが両者に再び火をつける。MISのフリーを生かした華麗なパス回しにより、#71竹野谷が追随を許さない。しかし、同志社#20藤高が鮮やかなスティックワークにより点をすぐに奪いし、藤高はトレードマークといえるガッツポーズを掲げた。ラスト3分、激しい攻守の切り替えが続く。MISのシュートが同志社に襲いかかり、3点追加。赤旗が揚がる中、両者ともに攻めこむが、どちらのゴーリーも守りぬき、同志社はゴールまであと一歩。ここで試合終了のホイッスルが鳴り響く。観客席から多くの拍手が巻き起こった。試合終了、14-4でMISの勝利となった。
「江戸陸で日本一」そう誓ったMISの今後が見逃せない。
・Report:前川有(奈良女子大学)/佐々木萌子(京都ノートルダム女子大学)/藤田萌(大阪教育大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部関西次長・中山崇
*「第21回ラクロス全日本選手権・女子決勝@大阪会場」フォトギャラリーへ
日時:2010年12月12日(日) 11:00試合開始
場所:大阪・舞州運動広場球技場
MISTRAL(クラブ選手権1位) vs 同志社大学(大学選手権2位)
スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
TOTAL
|
MISTRAL
|
6
|
8
|
14
|
同志社大学
|
2
|
2
|
4
|
得点者
MISTRAL | 同志社大学 |
#11 和田亜紀子 (5)
|
#20 藤高彩 (2)
|
#17 長岡良江 (2)
|
#22 河原林紘子 (1)
|
#70 松井理紗 (2) | #51 片上絵梨子 (1) |
#71 竹野谷真理 (2) | - |
#5 橋本有香 (1) | - |
#12 水野華奈 (1) | - |
#38 長岡美陽 (1) | - |
審判
主審 | 十合通代 |
副審 | 山田章子 |
中本真由美 | |
高実子実奈子 |
ゲームレポート
冬も本格的になり始めた今日この頃、舞洲運動広場球技場にて第21回ラクロス全日本選手権大会準決勝、MISTRAL(以下、MIS)対同志社大学(以下、同志社)の試合である。3年前の第18回ラクロス全日本選手権大会準決勝と同じ対戦カード。当時はMISが勝利したが、今年はどちらが日本一に王手をかけるのか。
ドローのホイッスルが吹かれ、両者譲り合わない攻防が続く。先に点数を動かしたのはMIS。MIS#70松井からの鋭いパスを#17長岡が決め1-0とする。試合開始7分、同志社#20藤高の的確なパスを#22河原林が確実に決めて同点となる。が、しかし、その後のドローをMIS#11和田が取り、そのままシュートに持ち込み追加点を決める。両者シュートを放つもなかなかネットを揺らすことができない。前半開始14分、同志社のファウルによりフリーシュートのチャンスを得たMISは、MIS#71竹野谷が決める。MISはさらに3点追加し、同志社を突き放しにかかる。それを阻止するかのように、同志社のゴーリー#4小早川のセーブが光り、連続する好セーブに観客が盛り上がる。流れに乗った同志社は、前半残り30秒に同志社#20がすばらしいスティックワークから点を決め、6-2とする。ここで前半終了。
後半開始、4点の差を巻き返したい同志社。しかし、ボールはMISの手に流れ込む。焦る同志社は繰り返しファウルが続く。それに対し常に冷静さがあるMISはグラウンドボールを制し、落ち着いたパス回しを見せ、立て続けに4点を撃ち込む。同志社も攻めるが、MIS のプレッシャーディフェンスによりなかなか点につなげられない。MISの攻めが続く中、同志社#16藤村のインターセプトが同志社を勢いづけた。ついに同志社#51片上がシュートを決める。これが両者に再び火をつける。MISのフリーを生かした華麗なパス回しにより、#71竹野谷が追随を許さない。しかし、同志社#20藤高が鮮やかなスティックワークにより点をすぐに奪いし、藤高はトレードマークといえるガッツポーズを掲げた。ラスト3分、激しい攻守の切り替えが続く。MISのシュートが同志社に襲いかかり、3点追加。赤旗が揚がる中、両者ともに攻めこむが、どちらのゴーリーも守りぬき、同志社はゴールまであと一歩。ここで試合終了のホイッスルが鳴り響く。観客席から多くの拍手が巻き起こった。試合終了、14-4でMISの勝利となった。
「江戸陸で日本一」そう誓ったMISの今後が見逃せない。
・Report:前川有(奈良女子大学)/佐々木萌子(京都ノートルダム女子大学)/藤田萌(大阪教育大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部関西次長・中山崇
*「第21回ラクロス全日本選手権・女子決勝@大阪会場」フォトギャラリーへ
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