第21回ラクロス全日本選手権・男子準決勝戦(東京会場)
2010/12/18
第21回ラクロス全日本選手権大会・男子準決勝戦(東京会場)
日時:2010年12月12日(日) 13:30試合開始
場所:東京・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場
早稲田大学(大学選手権1位) vs FALCONS(クラブ選手権2位)
スコア
得点者
審判
ゲームレポート
12月12日、ますます寒さが厳しくなる中、第21回ラクロス全日本選手権大会が大井第二球技場にて行われた。全日本ラクロス大学選手権を制した早稲田大学(以下、早稲田)、対するは、ラクロス全日本クラブ選手権準優勝のFALCONS、全日本選手権決勝進出をかけた注目の一戦が始まった。
第1クォーター(以下、第1Q)、開始早々FALCONSが早稲田ゴールに襲いかかり、FALCONS #5長谷川がトップから豪快なミドルシュートを放ち先制。負けじと早稲田も果敢に攻めるが、なかなか得点を奪うことができない。その後、ゴーリーセーブからオフェンス機会を得たFALCONSの攻めが続くが、早稲田の守護神#88亀松がそれを阻む。しかし、FALCONS #47萩原がトップからのミドルシュートで追加点を奪う。続けて早稲田のクリアアウトのミスを見逃さず、#24土屋がゴール前で粘り、3点目を決める。タイムアウトの後、FALCONSのオフサイドからエキストラマンオフェンスを得た早稲田。#15佐藤が右上からミドルシュートを放ち、待望の1点目を奪う。しかし、直後のフェイスオフを制したFALCONSは、#47萩原がチャンスを活かし、追加点を決める。また、トリックプレーから#23丸山が冷静にミドルシュートを決め、さらに差を広げる。FALCONSが4点リードの、5-1で第1Qが終了。
第2クォーター(以下、第2Q)、開始してすぐに両チームともエキストラマンオフェンスを得るが、得点を挙げることができない。その後、クリアアウトからオフェンス機会を得たFALCONSは、#30水田がゴール裏からのパスにうまく合わせ得点。差を5点に広げる。しかし、これ以上差を広げさせるわけにはいかない早稲田は、#31弓場がゴール右横の角度のない位置からシュートを決め、さらに#11鈴木がゴール裏から積極的に仕掛け、追加点を挙げる。流れが早稲田に傾きかけたかに思えたが、ファールを犯し、エキストラマンオフェンスの機会をFALCONSに与えてしまう。そのチャンスをFALCONS#4土屋が確実に決め、さらに#33高岡がゴール前へのカットインから追加点を挙げ、再び差を5点に広げる。その後も早稲田のミスを見逃さず、クリアアウトから#17上原が9点目を奪い、また終了間際に#1佐々木がゴール前のこぼれ球をゴールへ押し込み、10-3と差を7点とし第2Qが終了。
第3クォーター(以下、第3Q)、反撃を試みたい早稲田は、FALCONSのミスを突き、#9加藤から#17土橋へとつないだボールをゴール前で待っていた#11鈴木が決め得点をした。対するFALCONSも素早いパス回しから、最後#24土屋が押し込み引き離す。しかし、早稲田も攻撃の形を見出してきたか、#30林からしっかりつないだクリアボールを#31弓場がゴール左上からシュートを放つが枠外、だがその後のチェイスをとった早稲田は素早くつなぎ、再び#31弓場がミドルシュートを放ちゴールを決めた。そこで、流れを譲るわけにはいかないとFALCONSがタイムアウトをとる。これが効いたか、FALCONSは直後のフェイスオフでポゼッションを奪い、ゴール裏#23丸山のパスから#24土屋がカットインを決め、この日4得点目を挙げる。さらに#24土屋から受けたパスを、#30水田がディフェンスを1人かわしシュートを決め、早稲田を突き放す。その後、早稲田#17土橋が自陣から自ら上がり豪快なシュートを決め、点差は変わらないまま第3Qが終了した。
第4クォーター(以下、第4Q)、開始早々エキストラオフェンスのチャンスを得た早稲田は、#9加藤のパスから#15佐藤が冷静にミドルシュートを決める。その後も、後がない早稲田は積極的にシュートを放つがなかなか決まらない。そんな中、早稲田のクリアミスから奪ったボールを、FALCONS#23丸山から#11及川がカットインを決めスコアを14-7とする。しかし、早稲田も直後のフェイスオフ、#3細岡がブレイクをつくり、ゴール左横に待っていた#53木村へパス、これを木村が冷静に決め、FALCONSに喰らい付く。だが、FALCONSもその直後、冷静なパス回しから#4門田が鮮やかなシュートを決め、両チームの連続得点に会場が熱気に包まれていく。意地を見せたい早稲田は、FALCONSのクリアミスを奪い、最後#9加藤が持ち込みディフェンスを1人かわしてゴール。さらに、#1岡部が豪快なミドルシュートを決め、追い上げを見せるも15-10で試合終了、FALCONSが決勝への切符を手にした。
決勝戦では、クラブ選手権で敗戦を喫したVALENTIAとの対戦となる。FALCONSのリベンジに是非とも期待したい。
・Report:郡司将吾(成蹊大学)/水野和樹(明治大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
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日時:2010年12月12日(日) 13:30試合開始
場所:東京・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場
早稲田大学(大学選手権1位) vs FALCONS(クラブ選手権2位)
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
早稲田大学
|
1
|
2
|
3
|
4
|
10
|
FALCONS
|
5
|
5
|
3
|
2
|
15
|
得点者
早稲田大学 | FALCONS |
#11 鈴木剛 (2)
|
#24 土屋陽祐 (4)
|
#15 佐藤康介 (2)
|
#30 水田裕樹 (2)
|
#31 弓場貴文 (2) | #47 荻原史暁 (2) |
#1 岡部泰祐 (1) | #1 佐々木慎也 (1) |
#9 加藤啓介 (1) | #4 門田雅之 (1) |
#17 土橋恵太 (1) | #5 長谷川玄 (1) |
#53 木村 圭佑 (1) | #11 及川卓 (1) |
- | #17 上原勇大 (1) |
- | #23 丸山伸也 (1) |
- | #33 高岡裕介 (1) |
審判
主審 | 田中覚 |
副審 | Andreas Rossband |
宮地圭 | |
CBO | 志水研太郎 |
BM | 赤沼達彦 |
ゲームレポート
12月12日、ますます寒さが厳しくなる中、第21回ラクロス全日本選手権大会が大井第二球技場にて行われた。全日本ラクロス大学選手権を制した早稲田大学(以下、早稲田)、対するは、ラクロス全日本クラブ選手権準優勝のFALCONS、全日本選手権決勝進出をかけた注目の一戦が始まった。
第1クォーター(以下、第1Q)、開始早々FALCONSが早稲田ゴールに襲いかかり、FALCONS #5長谷川がトップから豪快なミドルシュートを放ち先制。負けじと早稲田も果敢に攻めるが、なかなか得点を奪うことができない。その後、ゴーリーセーブからオフェンス機会を得たFALCONSの攻めが続くが、早稲田の守護神#88亀松がそれを阻む。しかし、FALCONS #47萩原がトップからのミドルシュートで追加点を奪う。続けて早稲田のクリアアウトのミスを見逃さず、#24土屋がゴール前で粘り、3点目を決める。タイムアウトの後、FALCONSのオフサイドからエキストラマンオフェンスを得た早稲田。#15佐藤が右上からミドルシュートを放ち、待望の1点目を奪う。しかし、直後のフェイスオフを制したFALCONSは、#47萩原がチャンスを活かし、追加点を決める。また、トリックプレーから#23丸山が冷静にミドルシュートを決め、さらに差を広げる。FALCONSが4点リードの、5-1で第1Qが終了。
第2クォーター(以下、第2Q)、開始してすぐに両チームともエキストラマンオフェンスを得るが、得点を挙げることができない。その後、クリアアウトからオフェンス機会を得たFALCONSは、#30水田がゴール裏からのパスにうまく合わせ得点。差を5点に広げる。しかし、これ以上差を広げさせるわけにはいかない早稲田は、#31弓場がゴール右横の角度のない位置からシュートを決め、さらに#11鈴木がゴール裏から積極的に仕掛け、追加点を挙げる。流れが早稲田に傾きかけたかに思えたが、ファールを犯し、エキストラマンオフェンスの機会をFALCONSに与えてしまう。そのチャンスをFALCONS#4土屋が確実に決め、さらに#33高岡がゴール前へのカットインから追加点を挙げ、再び差を5点に広げる。その後も早稲田のミスを見逃さず、クリアアウトから#17上原が9点目を奪い、また終了間際に#1佐々木がゴール前のこぼれ球をゴールへ押し込み、10-3と差を7点とし第2Qが終了。
第3クォーター(以下、第3Q)、反撃を試みたい早稲田は、FALCONSのミスを突き、#9加藤から#17土橋へとつないだボールをゴール前で待っていた#11鈴木が決め得点をした。対するFALCONSも素早いパス回しから、最後#24土屋が押し込み引き離す。しかし、早稲田も攻撃の形を見出してきたか、#30林からしっかりつないだクリアボールを#31弓場がゴール左上からシュートを放つが枠外、だがその後のチェイスをとった早稲田は素早くつなぎ、再び#31弓場がミドルシュートを放ちゴールを決めた。そこで、流れを譲るわけにはいかないとFALCONSがタイムアウトをとる。これが効いたか、FALCONSは直後のフェイスオフでポゼッションを奪い、ゴール裏#23丸山のパスから#24土屋がカットインを決め、この日4得点目を挙げる。さらに#24土屋から受けたパスを、#30水田がディフェンスを1人かわしシュートを決め、早稲田を突き放す。その後、早稲田#17土橋が自陣から自ら上がり豪快なシュートを決め、点差は変わらないまま第3Qが終了した。
第4クォーター(以下、第4Q)、開始早々エキストラオフェンスのチャンスを得た早稲田は、#9加藤のパスから#15佐藤が冷静にミドルシュートを決める。その後も、後がない早稲田は積極的にシュートを放つがなかなか決まらない。そんな中、早稲田のクリアミスから奪ったボールを、FALCONS#23丸山から#11及川がカットインを決めスコアを14-7とする。しかし、早稲田も直後のフェイスオフ、#3細岡がブレイクをつくり、ゴール左横に待っていた#53木村へパス、これを木村が冷静に決め、FALCONSに喰らい付く。だが、FALCONSもその直後、冷静なパス回しから#4門田が鮮やかなシュートを決め、両チームの連続得点に会場が熱気に包まれていく。意地を見せたい早稲田は、FALCONSのクリアミスを奪い、最後#9加藤が持ち込みディフェンスを1人かわしてゴール。さらに、#1岡部が豪快なミドルシュートを決め、追い上げを見せるも15-10で試合終了、FALCONSが決勝への切符を手にした。
決勝戦では、クラブ選手権で敗戦を喫したVALENTIAとの対戦となる。FALCONSのリベンジに是非とも期待したい。
・Report:郡司将吾(成蹊大学)/水野和樹(明治大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
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