2015年19歳以下女子日本代表・第1回練習会レポート

2015/02/11

2015年19歳以下女子日本代表は、2015年1月24日(土)・25日(日)に第1回練習会を行った。全国の強化部各地区から推薦された対象選手122名を招集し、2日間にわたり練習を行った。

練習1練習2

24日(土)の練習前、永島正和ヘッドコーチより2015年19歳以下女子日本代表のコンセプトと目標を発表した。

【コンセプト】
「一瞬の最速をつくり、一瞬の最速を奪う」

【必要な能力】
・絶対的最速と相対的最速を操る
・4つの向き(目線・クロス・身体・重心)を操る
・TRIPLE THREATを操る
(※TRIPLE THREATとは、自身が持ち得る3つのプレイの選択肢=「突破」・「パス」・「シュート」のこと)

練習3練習4
[左:練習で指導する永島ヘッドコーチ / 右:フィジカル測定]
練習5練習6
[右:ミーティングで選手たちに説明をする寺田トレーナー]

24日(土)は、コンセプトを細分化して落とし込んだ3種類のメニューと、フィジカル測定を実施。
25日(日)は、前日意識した内容を実践するため、ミニゲームをメインで行い、その後、フィジカル測定、ドロー練習を実施。

25日の練習後、候補選手となった47名を発表した。
 ■2015年19歳以下女子日本代表候補選手リスト(2015年1月26日現在)

発表後、各コーチより選手に、「残った選手も残らなかった選手も、ここからがスタート。今回の練習会を糧に日々の練習に打ち込んで欲しい。意識を変えていって欲しい」といった内容が伝えられた。

たった半年間しかない活動期間で、選手一人一人の意識もチームとしての意識も、目標に向けて一つにしていかなければならない。「世界と戦うこと」をまだ知らない選手たちが、これからどれだけ「世界と戦うこと」を意識できるかにかかっている。

今回選出された選手は中学生から大学1年生。
これからが期待できる選手ばかりだ。

2015年19歳以下女子日本代表は、2015年7月にスコットランド・エディンバラで開催予定の第6回FIL女子19歳以下世界選手権大会に出場する。

次回は2015年2月14日(土)・15日(日)に東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて、第2回練習会を実施します。
ぜひ見学に来てみてください。

練習7練習8
[左:話し合うコーチ陣(永島HC、敷浪AC、柴田AC)/右:練習で指導する柴田AC]
練習9練習10
[左:選手を見る敷浪AC / 右:選手に説明をする寺田トレーナー、渡邊マネージャー]


Text&Photo:2015年度19歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・関田都