2015年22歳以下男子日本代表・第11回練習会レポート

2015/06/20

 2015年度22歳以下男子日本代表(以下、U22男子代表)は、第11回練習会を2015年6月6日(土)に東京都(江戸川区)・江戸川区臨海球技場にて行いました。

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 今回は、クラブチームVALENTIAとの練習試合を行いました。

スコア (20分×4本)
チーム 1Q 2Q 3Q 4Q
U22日本代表 4 5 3 2 14
VALENTIA 3 2 0 2 7
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 今回の練習試合について、倉島航太選手(ATリーダー、背番号14、成蹊大学4年)、筒井大揮選手(MFリーダー、背番号3、千葉大学4年)、丸尾昂也(キャプテン、背番号4、一橋大学4年)に聞きました。

■今回のVALENTIA戦にはどのような気持ちで臨みましたか?
倉島 僕はかなり意気込んでいました。前回負けている相手(3月28日(土)に7-10で敗戦)ですし、世界を経験されている2014年度日本代表の篠原貴彦選手から得点したことがなかったので、自分が得点して勝つことは個人的な目標でもありました。(当日1得点)
筒井 今回はとにかく結果にこだわりたかったです。国内でもう負けたくない、見返したいという気持ちとが強かったです。チームとしては、1Qから身体的にも精神的にもかなりいい状態で入れたので、序盤からゲームを優位に進められたと思います。個人的にも得点という形で勝利に貢献できて嬉しかったです。(当日4得点)
丸尾 前回負けて悔しい思いをしたチームに対し、このタイミングで大差で勝つことができ、U22男子代表としてはこれからの活動に向けて勢いに乗れる試合になったと思います。
■U22男子代表の強みは何だと思いますか?
筒井 全てにおけるスピード感だと思います。フルフィールドオフェンス、フルフィールドディフェンス、グラウンドボールを中心に、スピード感のあるラクロスで、相手が準備しきる前に攻めて得点できるところが強みだと思います。常にゴールを狙い、相手に脅威を与えます。体格では勝れない外国人に対してもこのラクロスは通用するのではと思っています。
■我々が目指すラクロス「15点以上奪うラクロス」には今回届きませんでしたが、どう考えますか?
倉島 あと1点届かなかった理由は、一つ一つのプレーの精度にあると思います。まだまだパススピードも求められているスピードに達していないし、グラウンドボールにおいても、グラウンドボールからチャンスメーカー経由でネクストの攻撃展開がVALENTIA戦ではできていませんでした。決めるべきところをしっかり決めきる力が必要だと思います。
丸尾 1試合で15点をとるラクロスを実際に達成するのは簡単ではありません。今のU22男子代表には上手い選手が集まっていますし、特に波に乗ると勢いがあります。しかし、まだまだチームとしては弱いです。締めなくてはいけないところでまだ雰囲気が緩いことがあったり、決めきりたいプレーで決められない詰めの甘さもあります。だからこそ、U22男子代表のキャプテンとして、各チームから集まっているメンバーを一つのベクトルに向けることが自分の役目だと思っています。
筒井 これらの課題はU22男子代表の伸びしろでもあると思います。それを次回のFALCONS戦(6月20日(土))でクリアしていきたいです。
■6月20日(土)の試合(対FALCONS)に向けて、意気込みをお願いします。
筒井 日本一のチームと最高の環境で試合できることは本当に嬉しいし、何がなんでも勝ちたい。日本の皆さんに応援してもらうためにも、日本一のチームを倒してから、アジアパシフィック選手権(ASPAC)に臨みたいです。
倉島 日本一のチームと試合ができることに感謝しています。日本代表としての自覚と誇りを持って、勝利に貪欲に挑みます。個人的には、ATとして「得点」という明確な形でチームを引っ張り、勝利に貢献します。
丸尾 僕たちに求められているのは、観客を魅了するような格好いいプレーをすることではなく、ただ、ひたすらに「勝つ」ということ。
学生の代表という誇りを胸に、日本一のチームを倒すことにこだわって、一丸となって戦います。個人としては、泥臭いプレーでチームを引っ張ります!

 6月20日(土)13:20から、FALCONSとの試合を東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて予定しています。ぜひ、観戦にいらしてください。

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【22歳以下男子日本代表の出場大会】
・名称  2015 APLU Asia Pacific Lacrosse Championships
      (第7回APLUアジアパシフィック選手権大会)
・主催  Asia Pacific Lacrosse Union
・開催地  タイ王国・バンコク
・期間  2015年7月4日(土)~11日(土)

Text & Photo by:2015年度男子22歳以下日本代表マネージャーリーダー・臼杵志衣奈