ASPACレポート:男子・第3戦(対U23オーストラリア)

2015/07/07

 2015年7月6日(月)に行われた第7回APLUアジアパシフィック選手権大会(ASPAC)・第3戦の相手は、23歳以下オーストラリア選抜との対戦でした。
 次戦は、7日(火)の11:00(日本時間・13:00)から、韓国代表との対戦となります。

第3戦1第3戦2

スコア
チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
U22日本代表
4
2
3
4
13
U23オーストラリア選抜
3
2
1
1
7
得点者
U22日本代表
#14 倉島 航太 (6)
#16 藤森 一伎 (3)
#11 畑田 峻希 (2)
#1 喜田 裕也 (1)
#8 佐藤 大 (1)
得アシスト
U22日本代表
#11 畑田 峻希 (3)
#7 安室 修平 (2)
#14 倉島 航太 (1)
#17 小山 久徳 (1)
#25 居塚 大岳 (1)
個人賞
・Player of the Match Award:#8 佐藤大(U22日本代表)

ゲームレポート
 ASPAC3試合目、22歳以下日本代表(以下、U22男子代表)は23歳以下オーストラリア選抜と試合を行いました。23歳以下オーストラリア選抜とは一週間前に日本で開催した国際親善試合でも対戦し、本大会でも優勝を争う事が予想される相手です。

 U22男子代表はAT藤森が得意の1対1で先制。開始10分で4-0とリードするも、1Q残り4分で立て続けに失点。1Qを4対3で終えます。2QはAT倉島の1対1から得点を上げるも、反則が続きなかなかペースを掴めません。
 その中、ディフェンスはDFリーダー森田を中心に相手へのプレッシャーをかけ続けることにより、効果的にボールを奪い、2Qはマンダウンディフェンスでの2失点のみに抑え、前半を6-5で終えます。

 後半はそのディフェンスから徐々にペースを掴み、着実に得点を積み重ね、後半は7-2。結果、13-7で勝利しました。

 時折強い雨が降る厳しい環境の中、選手達は集中力を切らさず、後半は相手を突き放し、確実に勝利を掴みとる事が出来ました。一方、決めるべきシュートを外す、反則の多さ(6回のマンダウンディフェンス)といった課題が残る試合となりました。
 更なるレベルアップを目指し、一つ一つ課題を克服しながら優勝を目指します。引き続きU22男子代表への応援を宜しくお願いします。

コメント
 畑田峻希/#11・AT/早稲田大学(4年)
畑田選手 オーストラリア戦を終えて
 今日のオーストラリア戦を終え、まず結果として勝つことができたことはチームとして自信になりました。お互いに相手を意識する中でフラストレーションの溜まる試合展開でしたが、チームとしてよく我慢できたと思います。
 次戦以降は試合をする中で相手に流れがいく時間を極力短くするために、要所でのプレーの精度にもっとこだわり、自分達で流れを持ってこれるように修正していきたいです。
 小林宙実/#9・MF/東洋大学(3年)
小林選手 無得点男の悔しさ
 ASPACで私は得点王になる予定だった。この大会では得点王を目指して羽田を後にした。しかし3戦を終えて、日本代表は毎試合大量得点で終えるがMFで得点を上げてないのは私ともう一人だけ。私の得点は、零(ゼロ)。
 毎試合毎試合、自分の情けなさに、もう全てを投げ捨てて日本に帰りたいと思う。
 まだ自分の力は出せていない。零で終わるわけにはいかない。零で日本には帰れない。国際親善試合(2得点)の時との気持ち・闘志に違いが出ている。一生懸命さが足りず、日の丸を背負っているとは到底口にできない。今、夕食を食べていて、まだ無得点ということで乾杯(水)の音頭を取らされて、檄を入れられている。
 この悔しさ、もう無得点男と言わせない。ゴールに貪欲に。明日は絶対に決める。
 神宮寺孝平/#13・MF/日本体育大学(4年)
神宮寺選手 U22男子日本代表活動について
 U22男子日本代表メンバーとして試合に出場する事ができるのはASPACで最後となります。
 より意識の高く、より質の高い環境の中でプレイできることに感謝し、この10日間を過ごしていきます。
 U22男子日本代表選手としての自覚と責任を持ち、必ずASPAC優勝という形でこの代表活動を終えることを誓います。
 河村剛志/#21・DF/慶應義塾大学(2年)
河村選手 オーストラリア戦を終えて
 ASPAC3戦目の相手は、6月末に日本で戦った(国際親善試合)ことのある23歳以下オーストラリア選抜です。前半では入りは良かったと思われましたが、少しの気の緩みから5失点をしてしまい、前半を6-5で終わり緊迫した状況で後半を戦うことになりました。
 後半は幾つかの不安要素はありましたが入りは良く、ディフェンスは2失点に抑えることができ、相手に流れを渡さずに試合を終えることができました。
 3試合を終えて自分はまだ1得点しか上げていないので、今後の試合ではもっと得点を重ねてチームの勝利に貢献していきたいと思っています。まずは次の韓国戦で、自分や他のロングスティック陣が得点を重ねて、チームを勝利に導いていきたいと思っているので応援宜しくお願いします。
ゲームフォト
第3戦3第3戦4
第3戦5第3戦6
 
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・Text:2015年度22歳以下男子日本代表アシスタントコーチ・前田昌宏
・Photo:2015年度22歳以下男子日本代表マネージャーリーダー・臼杵志衣奈