ASPACレポート:男子・第4戦(対韓国)

2015/07/08

 2015年7月7日(火)に行われた第7回APLUアジアパシフィック選手権大会(ASPAC)・第4戦の相手は、韓国代表との対戦でした。
 22歳以下男子日本代表(以下、U22日本代表)の次戦は、8日(水)の14:00(日本時間・16:00)から、CHINESE UNITED TEAM(中国混成チーム)との対戦となります。

第4戦1第4戦2

スコア
チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
U22日本代表
5
2
5
6
18
韓国代表
2
3
0
0
5
得点者
U22日本代表
#17 小山 久徳 (4)
#11 畑田 峻希 (3)
#14 倉島 航太 (3)
#16 藤森 一伎 (3)
#21 河村 剛志 (2)
#29 工藤 卓 (2)
#2 吉永 佑大 (1)
得アシスト
U22日本代表
#11 畑田 峻希 (6)
#14 倉島 航太 (3)
#7 安室 修平 (1)
#16 藤森 一伎 (1)
#29 工藤 卓 (1)
個人賞
・Player of the Match Award:#2 吉永佑大(U22日本代表)
第4戦3

ゲームレポート
 ASPAC4試合目、vs韓国代表においては、これまでの3試合に比べて大きく違った点が2点ありました。
 1つは相手の試合に入るテンションがとても高かったこと、もう1つは日本代表がハーフコートでのオフェンスで各MFセット及びATである程度やる事を決めて挑んだ事です。

 1QはU22日本代表が最初のフェイスオフを勝利するも、相手LMF(ロングミディー)のプレッシャーのせいか、やりたいオフェンスが出来ずにターンオーバーが重なり、相手のキーマンの#1(MF)に先制点を奪われる形で試合が始まりました。ただそれでも日本代表は特に慌てずに自分達のラクロスを続けて1Qを5-2で終えました。
 ところが2Qが、フェイスオフが取れずオフェンス機会が減って得点が減り、一方ディフェンスでは相手の#1(MF)の1対1からの失点やマンダウンディフェンスでの失点が重なった結果、このQは2-3で終えました。(トータルで7-5)

 ここで今日の試合の転換期となったハーフタイムを迎えました。10分間のレストにおいて日本代表は改めて自分達がやるべきことが何かを整理し、後半からは怒涛の攻撃を始めることが出来ました。
 3Qは5-0、4Qは#2吉永(MF)がやろうとしていた形で初得点を決めて6-0と試合を圧倒し、終わってみればスコアは18-5と圧勝する事が出来ました。

 試合を通じての課題としては、やろうとしていたハーフコートでのオフェンスが、まだまだ精度が低いので、明日の中国戦までに修正して、明日(8日)にはハーフコートでもっと得点が取れるようにしたいと思います。
 また今日の試合は、お互いハイテンションで試合に入ったもののプレー面ではお互いクールに激しくプレーが出来たので、明日以降も気持ちは熱く、プレーはクールに取り組んでいきたいと思います。
 引き続きU22日本代表への応援を宜しくお願いします。

コメント
 藤森一伎/#16・AT/岩手大学(4年)
藤森選手 U22男子日本代表の活動について
 私は今回のU22男子日本代表の活動を通してたくさんのことを学びました。その中でオフェンスにおいて一番大切なことは決め切ることだと思います。どんなにおしゃれな得点でも、泥臭い得点でも同じ1点であることに変わりありません。私は上手いプレーはできませんが得意の1対1を活かして泥臭く得点に絡みたいと思います。
 吉永佑大/#2・MF/早稲田大学(4年)
吉永選手 もう一人の男
 私は昨日までASPAC無得点男であった。しかし、本日の韓国戦でゴール前にフィードを頂き、無事1点を取ることができた。この1点はコーチ、スタッフを はじめとするチーム全員で取った得点であると考えており、この様な環境でラクロスが出来ることに非常に感謝している。
 これからも試合が続くが、U22男子日本代表で学んだラクロスを体現して必ず優勝に貢献したい。
 上原駆/#19・DF/日本体育大学(3年)
上原選手 国際試合の難しさ
 今日の試合では国際大会の難しさをすごく感じました。慣れない環境での連戦、審判のジャッジの厳しさなど日本にいるときには体感できないことがたくさんありました。しかし、この厳しい環境の中でも自分の実力を出せるかが今後、大事になってくると思います。
 自分はしっかりとプレッシャーにいき、的確なチェックやプッシュをいれ、ボールダウンをさせ、それを拾いオフェンスに繋げていきたいです。あと点を取っていないので貪欲に狙っていきたいです。残り4試合ありますが、最後まで頑張り優勝するので応援を宜しくお願いします。
ゲームフォト
第4戦4第4戦5
第4戦6第4戦7
第4戦9第4戦8
[下段:バンコクの会場に応援に来て頂いた方々との写真]
 
 日本代表への応援メッセージの送り方 (22歳以下男子日本代表/22歳以下女子日本代表)
 ・twitter上で、「#laxjpnfan」のハッシュタグをつけてつぶやいて下さい。
 ・これらのつぶやきは、現地にいる日本代表選手たちにお届けする予定です。
 ・第三者のプライバシー等を侵害する内容のつぶやきはご遠慮ください。
 ASPAC本大会中は随時、試合結果を日本ラクロス協会HP『.Relax(ドット・リラックス)』で更新すると共に、Twitter協会公式アカウントでも試合速報をお伝えする予定です。
 また、Twitterでは、みなさんからの応援メッセージを日本代表選手に届けます。ぜひ、「#laxjpnfan」のハッシュタグを付けて応援メッセージをつぶやいてください。

 ■日本ラクロス協会 twitter公式アカウントはこちらから (Twitterのページが開きます)


・Text:2015年度22歳以下男子日本代表アシスタントコーチ・岸陽介
・Photo:2015年度22歳以下男子日本代表マネージャーリーダー・臼杵志衣奈