ASPACレポート:女子・決勝戦に向けて

2015/07/10

 第7回APLUアジアパシフィック選手権大会(ASPAC)の決勝戦は、7月11日(土)に行われます。リーグ戦を5戦全勝で通過した22歳以下女子日本代表を代表して、3人の選手の決勝戦に向けた意気込みをお伝えします。

U22女子日本代表1U22女子日本代表2
 
 武内美穂/#2・G/立教大学
武内選手  この6ヶ月間を通じてたくさんの刺激を受けることができました。そんな環境を支えて下さった全ての方々に、心から感謝しています。
 私たちの果たすべき役割はASPAC優勝はもちろん、「日本ラクロスが次の一歩を踏み出す」ということだと考えています。そのために、決勝戦では「既成概念にとらわれずプレーすること」をより明確に体現します。
 1つのパスをとっても、意志があり、次の展開にどう繋げるかなど、今まで見過ごしていた事にこだわりを持てるかどうかが勝負です。
 決勝で対戦する23歳以下オーストラリアとは、国際親善試合も含めて3回目の試合ですが、成長のきっかけを1つでも多く掴み日本に帰国したいと思います。
 応援をよろしくお願いします!
 兼任春奈/#8・MF/関西学院大学
兼任選手  ASPACも残すは決勝戦のみとなりました。私自身、タイへ来るまでは優勝することにこだわっていました。
 しかし予選を通して、ただ単に大量に点を取ることではなく、自分たちがしてきた取り組みをアジアに示すことが大切であると感じました。
 36人で取り組んできた活動がASPACで最後になることにとても寂しさを感じますが、2017年のワールドカップに向け、そして日本のラクロスを変えるために、これからも全員で頑張っていきます。
 そのための通過点として決勝戦では、今までやってきた既成概念を壊すラクロスを全員が示して勝利します!
 廣瀬藍/#9・MF/上智大学
廣瀬選手  タイでの5試合を通して、結果としての「勝ち」にこだわっていた私の考えは180度変わりました。
 そして今、このチームで目指すべき「快勝」は、オーストラリアとの決勝で大量得点して、多くの人から好評をもらえる試合をすることではなく、「2、3年後の日本ラクロスが変わるだろう」と思える試合をすることだと考えています。
 6ヶ月間、この組織での活動を通し、既成概念を壊すラクロスを考えてやってきました。
 決勝戦では自分たちのプレーをしっかりコントロールし、「快勝」に挑戦していきたいと思います。
 コーチやスタッフ、そして日本から応援してくれている代表補欠選手も含めた36人でこだわりを持って試合に臨みます!応援を宜しくお願いします。
U22女子日本代表3U22女子日本代表4
 
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・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部・前田浩一、2015年度22歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・高橋直大