ASPACレポート:男子・第7戦(対シンガポール)

2015/07/11

 2015年7月10日(金)に行われた第7回APLUアジアパシフィック選手権大会(ASPAC)・第7戦の相手は、シンガポール代表との対戦でした。
 この試合に勝利した22歳以下男子日本代表(以下、U22日本代表)は、11日(土)の16:00(日本時間・18:00)から行われる、タイ代表との決勝戦に臨みます。

第7戦1第7戦2

スコア
*酷暑につき、大会特別規定により、試合形式を15分・4Qに変更して実施
チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
U22日本代表
5
7
5
7
24
シンガポール代表
0
0
0
3
3
得点者
U22日本代表
#14 倉島 航太 (3)
#16 藤森 一伎 (3)
#29 工藤 卓 (3)
#7 安室 修平 (2)
 #8 佐藤 大 (2)
#17 小山 久徳 (2)
#1 喜田 裕也 (1)
#3 筒井 大揮 (1)
#5 森田 莞司 (1)
#6 荻野 裕貴 (1)
#9 小林 宙実 (1)
#11 畑田 峻希 (1)
#15 細梅 靖晶 (1)
#18 難波 宏貴 (1)
#21 河村 剛志 (1)
アシスト
U22日本代表
#17 小山 久徳 (4)
#29 工藤 卓 (4)
#14 倉島 航太 (3)
#9 小林 宙実 (2)
#11 畑田 峻希 (2)
#16 藤森 一伎 (2)
#2 吉永 佑大 (1)
#3 筒井 大揮 (1)
#4 丸尾 昂也 (1)
#15 細梅 靖晶 (1)
個人賞
・Player of the Match Award:#4 丸尾昂也(U22日本代表)
第7戦3

ゲームレポート
 日本代表の練習・試合は、毎回、ビデオ撮影がなされ、分析に活用しています。今回はそのビデオ撮影を担当する中島達也マネージャーによるゲームレポートです。

中島マネージャー
[写真:国際親善試合で試合撮影を行う中島マネージャー]

 連戦が続き、グラウンドバスが予定出発時間に来ないというアクシデントに見舞われる中、迎えた予選リーグ最終戦・対シンガポール代表は、1Qから幸先よく#8佐藤、#18難波、#15細梅が得点を決めて、流れを引き寄せた。その後は、連戦の疲労からミスが目立ちなかなか得点が奪えなかったが、1Q終了間際にG#4丸尾が自陣でボール奪って、積極的に攻撃参加し、#11畑田の得点をアシストした。
 2Qでは、#1喜田、#6荻野、#7安室、#21河村が得点を決め勝利を確実なものとした。2Q終了間際にタイムアウトを取り、自分達のやりたいセットプレーを確認し、そのセットプレーで得点を奪った。試合をこなしていく中で、自分たちのやりたいラクロスをできるようになってきたと思う。
 3Q以降は、疲れが見えた選手を明日の決勝を見据えて休ませながら、試合を進めていった。3Qの途中で#5森田が今大会初得点を決めた。4Qでは、シンガポールの得点への気迫が勝り失点を許してしまうが、その後は追加点を確実に決めて24-3でシンガポールに勝利した。試合を通して、自分達のやりたいラクロスをやり、明日の大一番・決勝戦に向けていい試合ができたと思う。

 明日は、このチームで最後の試合です。選手、スタッフ30人で全力を尽くし、ASPAC優勝を果たし、最高の形で日本に帰国したいと思います。 U22日本代表への応援を引き続きよろしくお願い致します。
(男子決勝戦は16:00[日本時間18:00]から、SCGスタジアムで行われます)

コメント
 佐藤大/#8・MF/早稲田大学(3年)
佐藤選手 U22日本代表活動について
 この半年間、全国トップレベルの選手とプレーすることで大きく成長できたと思う。
 プレースタイルや異なる戦術でラクロスをしてきた選手と共にプレーすることはとても難しいと感じた。その中で自分のやってきたラクロスの正しさを確認することができた。
 また、この活動では様々な経験をすることができた。それによって自分のラクロスが広がった。
 タイに来てから試合を重ねるごとにチームとして成長している。
 この活動の集大成として、この大会で必ず優勝したい。
 細梅靖晶/#15・MF/千葉大学(4年)
細梅選手 グラウンドボール王におれはなる!
 いよいよ明日が決勝戦である、と同時にこのチームでのラストゲームでもある。今までやってきたラクロスを明日のラストゲームで全て体現したい。
 また自分の強みはグラウンドボール。自分のグラウンドボールからチャンスメーカーに繋ぎ、ブロークンシチュエーションでの得点を狙う。
 これまでのU22日本代表の活動を振り返ると、国内での社会人との試合で負ける悔しいゲームもあった。だが明日はそのような試合では終われない。相手を圧倒し、U22日本代表活動を良い内容で締めくくる試合にできるよう気合を入れて臨むつもりである。
 GO!JAPAN! GO!HOSOUME !
 荻野裕貴/#6・DF/慶應義塾大学(3年)
荻野選手 決勝前夜
 とうとう半年間続いたU22日本代表の活動も、残すところあと一試合になりました。U22日本代表を通して本当に様々な経験をし、様々なことを学びました。特に国を背負って本気で向かってくる相手と試合をするのはとても難しく、貴重な経験でした。また家族や友人など本当に多くの人に支えられているということを改めて実感しました。
 明日はASPAC決勝戦ということで今までの活動の集大成となります。今までの活動で学んできた事全てを出し切り、優勝という形で応援してくださった方々に恩返ししたいと思います。
 あと一試合、応援をよろしくお願いします。
第7戦4第7戦5
第7戦6第7戦7
 
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・Text:2015年度22歳以下男子日本代表マネージャー・中島達也
・Photo:2015年度22歳以下男子日本代表マネージャーリーダー・臼杵志衣奈