第26回関西学生ラクロスリーグ戦・開幕戦・女子第1試合

2015/09/06

 2015年8月8日(土)、真夏の日差しが照り付ける鶴見緑地スタジアム(鶴見緑地球技場)において、第26回関西学生ラクロスリーグ戦開幕戦の女子第一試合、関西大学(以下、関大) 対 武庫川女子大学(以下、武庫女)の試合を行った。

開幕戦1開幕戦2

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  【開幕戦・女子第1試合】
試合開始 10:00

関西大学(白) vs 武庫川女子大学(赤)
関西大学武庫川女子大学
スコア
チーム
前半 後半
TOTAL
関西大学
4
2
6
武庫川女子大学
1
4
5
得点者
関西大学 武庫川女子大学
#4 山田 亜未 (2)
#27 上山 夏穂 (2)
#66 藤井 紫保 (1) #45 篠原 英里子 (1)
#70 阿部 七奈子 (1) #70 錦 華奈 (1)
#71 作間 美紀 (1)
#78 戸山 彩奈 (1)
#89 竹中 香月 (1)
審判員
女子競技審判団
主審 松本 美奈子
副審 溝内 貴恵
松本 理沙
岡本 沙知
ゲームレポート
女子戦3女子戦4

 試合開始のドローは、武庫女#78戸山と関大#71作間で始まった。ドローをゲットしたのは、関大。関大は攻め気のオフェンスで何度もシュートを狙うがなかなか決まらない。そのような状況のなか前半7分半、#66藤井によるゴール左上からの1対1でバウンドシュートが決まる。このシュートを機に波に乗った関大は続けて#4山田がディフェンスを華麗に交わし2点目を決める。

女子戦5女子戦6

 武庫女も、ゴーリーによる積極的なインターセプトや粘り強いディフェンスがパスに繋がり20分、武庫女#45篠原のクイックシュートで1点を奪い返した。
 点差を広げたい関大は武庫女のディフェンスを交わし関大#4山田のゴール裏からの1対1と#71作間の鋭いシュートで、4-1と差を広げる。一方、関大の流れを止め1点でも返したい武庫女は何度もボールを奪うが思うように2点目に繋がらない。その後どちらのシュートも決まらず前半4-1で関大がリードして終了した。

女子戦7女子戦8

 後半開始直後、ドローをゲットした関大はそのままの流れでゴールまで向かい#89竹中のスピードあるシュートでゴールネットを揺らした。後半の流れを関大が掴んだと思われたが、関大のファウルでフリーシュートが与えられ3分半、武庫女#78戸山が確実にシュートを決めた。

女子戦10女子戦11

 その後武庫女も攻め続けるがタイムアウト後すぐ関大#70阿部に1点を許してしまう。関大の勢いを断ち切りたい武庫女は計算されたかのような連携プレーで#27上山がゴーリーも反応できない豪快なシュートを撃ち込んだ。試合の流れを完全にものにした武庫女は関大のファウルを誘いフリーシュートで#70錦が4点目を決めた。
 その後も武庫女の勢いは止まらず果敢に攻め続け#27上山が観客を沸かせる見事なシュートで1点差まで追い詰めた。焦る関大は試合終了まで1点でも多く点を取りに行くがゴーリーのナイスセーブにより追加点を奪えない中で、6-5のスコアで試合が終了した。

女子戦9女子戦12

 今回の試合は両者ともに粘り強く開幕戦にふさわしいプレーを見せてくれた。関大はこの勢いのまま2勝目に繋げ良い結果を残してほしい。一方、武庫女はこの悔しさを次の試合にぶつけてほしい。

 
・Text:日本学生ラクロス連盟西日本支部 広報委員会ゲームレポート班・横山沙樹(神戸松蔭女子学院大学)、糸谷和恵(神戸学院大学)、藤本有里香(桃山学院大学
・Photo:日本ラクロス協会広報部次長(関西地区)・中山崇