関東学生リーグ戦レポート:女子戦・東京 対 神奈川

2015/10/03

日時:2015年9月26日(土)  9:30試合開始
会場:東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場

3部Aブロック:東京大学(白) 対 神奈川大学(青)

第28回関東学生ラクロスリーグ戦には、男子39チーム・女子61チームの計100チームが出場しています。
各チームの試合の模様を、日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班の学生スタッフがお伝えします。


試合1

スコア
チーム
前半
後半
東京大学
4
7
11
神奈川大学
2
2
4
審判員

ゲームレポート
 2015年9月26日(土)、秋めいた涼しい気温の中、第28回関東学生ラクロスリーグ戦、3部Aブロック、東京大学(以下、東京) 対 神奈川大学(以下、神奈川)の試合を、東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場で行った。

前半
 9:30ドロー。最初にボールを獲ったのは東京である。セットオフェンスに持ち込み、#31・藤田がシュートを狙うも、神奈川のゴーリー#18・山野井がセーブ。両校パスミスが続くが、神奈川にボールが落ち着く。#13・松井がゴール右裏から1対1でシュートを撃つが、惜しくもイン・ザ・クリースのファールとなり、東京ボールになる。しかし途中でボールを落としてしまい、再び神奈川にオフェンスのチャンスが来る。試合開始5分、神奈川#24・我妻がシュートを撃つが、惜しくも枠外。チェイスをとった神奈川#13・松井が自分でシュート。これが決まり、先制点は神奈川が得る展開となった。
 何とか点が欲しい東京も、ドローを獲ると落ち着いて点を取りに行く。東京#26・岩本が撃ったシュートは枠外。しかしチェイスを取った東京の攻撃は続く。9分、ゴール中央へ1対1を仕掛けた東京#29・藤田は、神奈川のファールにより、フリーシュートを得る。これが決まり1-1。試合は振り出しに戻った。

 リードしたい状況で、東京#94・矢部がシュートを狙う。神奈川ゴーリー#18・山野井はこれをセーブし、東京の激しいライドを潜り抜け、12分、自チームのダウンボールをフォローした神奈川#22・石井が拾い、そのままシュート。1-2となる。
 ドローを獲った東京は、セットオフェンスに持ち込む。東京#11・大久保がゴール左裏から1対1でシュートに行くが、イン・ザ・クリースとなる。しかし、再びボールを奪い返すと、東京#31・藤田がゴール右上からシュートを撃つ。ここも神奈川ゴーリー#18・山野井がセーブをするが、神奈川のオフサイドで東京ボールに。16分、ボールを受け取った東京#94・矢部がゴール右横からシュートを決め、2-2となる。
 両者譲らず、神奈川#24・我妻がシュートを撃つが、東京ゴーリー#66・堀がセーブし、東京のオフェンスが始まる。19分、ゴール左下から1対1をかけた東京#11・大久保のシュートが決まり、3-2で東京がリードする。
 勢いが止まらない東京の攻撃は続き、東京#11・大久保、同#28・黒野が積極的にシュートを狙う。前半22分、東京#94・矢部がゴール左上からの1対1で本日2得点目を挙げ、4-2になる。ここで神奈川大学はタイムアウトを取る。
 試合再開後も流れは東京で、東京#28・黒野と、同#29・藤田がシュートを撃つも決まらない。しかし東京のパスミスで落ちたボールを神奈川が取り、ブレイクを作るがここで前半戦が終了。4-2で東京がリードしている。

試合2試合3

後半
 後半開始20秒で、神奈川#22・石井がブレイクを作り、そのままシュートを決めて、4-3となる。
 しかし東京もドローを獲り、セットオフェンスに持ち込むと、東京#94・矢部がシュートを撃つ。これを神奈川ゴーリー#18・山野井がセーブするが、パスミスで再び東京ボールになる。後半2分、ゴール左下からの1対1で東京#94・矢部がシュートを決め、5-3と、点差を広げていく。
 後半3分、東京#11・大久保がブレイクで得点、6-3になる。
 流れは東京で、後半5分、ゴール左上から1対1をしかけた東京#26・岩本がフリーシュートを得ると、そのまま得点。7-3となる。

 ドローをとった東京は、後半7分、東京#26・岩本がゴール前にいた東京#5・早川にアシストパスをだす。#5・早川のシュートが決まり、8-3と、東京が大きくリードする。
 点がほしい神奈川も、果敢にシュートを狙う。神奈川#13・松井と、同#24・我妻が、2本ずつシュートを撃つが、東京ゴーリー#66・堀のナイスセーブの連続で決めきれない。後半12分、チェイスを取った東京がブレイクを作り、東京#26・岩本がシュートを決め、9-3となる。ここで神奈川がタイムアウトをとる。

 試合再開後も流れは依然東京である。東京#37・新倉、同#94・矢部、同#5・早川、同#11・大久保、同#26・岩本が積極的にシュートを撃つ。神奈川もクリアのチャンスを得るが、東京の厳しいライドでボールを落としてしまう。後半19分、東京#94・矢部がゴール右上から1対1を仕掛け、シュートが決まり、東京は10点の大台に乗る。ここで、東京はタイムアウトをとる。
 タイムアウト後、オフェンスのチャンスを得た神奈川は、神奈川#13・松井、同#24・我妻が1対1でシュートを狙う。チェイスを取りきった神奈川は、後半23分、神奈川#30・下山がフリーシュートを得ると、これが決まり、試合は10-4となる。
 ドロー後、東京がボールをキープし、東京#25・青木がフリーシュートから得点、11-4となる。
 その後、東京#26・岩本がブレイクで得点を狙うが、失敗。神奈川のクリア中に試合終了となる。試合は11-4で勝者は東京大学になった。

試合4試合5


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11月28日に、大学日本一が決まる!」
 大会:第7回全日本ラクロス大学選手権大会
 日程:決勝戦/2015年11月28日(土)
 会場:東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場

 関東学生リーグ戦に出場するチームが目指す、大学の頂点を決める戦いを、ぜひご覧ください!
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過去の優勝校 男子 女子
第6回 (2014) 慶應義塾大学 明治大学
第5回 (2013) 早稲田大学 慶應義塾大学
第4回 (2012) 慶應義塾大学 慶應義塾大学
第3回 (2011) 早稲田大学 関西学院大学
第2回 (2010) 早稲田大学 日本体育大学
第1回 (2009) 一橋大学 東海大学
大学選手権1大学選手権2
大学選手権決勝


  ・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・田添友衣奈(高崎経済大学)、石井麻彩(東京外国語大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同事務局次長補佐(関東地区)・浅井威宏