九州学生リーグ戦レポート:男子戦・中村学園vs九州大
2016/09/27
2016年7月31日(日)、福岡県(春日市)・県営春日公園球技場にて、第25回九州学生ラクロスリーグ戦・男子集客試合第2戦を行った。前年度リーグ覇者九州大学(以下、九大)と中村学園大学(以下、中村)の熱い戦いが幕を上げた。
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スコア
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ゲームレポート
第1Q
フェイスオフは、ロングスティックの選手が行う珍しい光景が見られた。混戦の末、中村オフェンスからのスタートとなった。
その後ポゼッションが次々と移り変わる。九大はパス回しで中村のゾーンディフェンスを崩そうとする、しかしなかなか点には結び付かず、九大オフェンスの時間が続く。アウトオブバウンズになった後の中村のクリアに対し、九大の選手のファールがあり、中村はエキストラマンオフェンスのチャンス。九大は一人少ないこのピンチを凌ぎ、再びポゼッションは九大へと変わる。
場面が動いたのは13分、中村のボールダウンの後、ボールをすくった九大#7・川崎選手が走ってそのままゴーリーとの1対1を制し九大が先制する。中村は、九大のアンネセサリーラフネス(動いていないディフェンス選手に向けてシュートを撃ってしまうファール)で中村のエキストラマンオフェンスとなる、しかし得点に結び付かず、0-1の九大リードで1Qが終了した。
第2Q
九大のクリアから始まった2Q。1Qに思ったように点が取れなかった九大は序盤からクリース前のエリアを使って攻めていく。一方、中村は、2Q開始から5分、#88・三宅選手がミドルシュートを決め、試合を振り出しへと戻す。その後互いにポゼッションを奪い合う時間帯が続く。
九大のファールで九大がマンダウンディフェンスとなり、そのペナルティの解除直後のファールで再び中村はエキストラマンオフェンスに。これを中村#3・高橋選手がしっかりと決め、スコアは2-1の中村リードとなる。
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第3Q
ハーフタイム間に行われるスティックチェックで、九大がイリーガルスティックとの判定を受け3分間のマンダウンディフェンスになり、中村のオフェンスから試合は再開される。
このチャンスを中村#3・高橋選手がものにし3-1、リードを2点へと広げる。その後、中村のファールで九大がエキストラマンオフェンスのチャンス。これを即座に九大#98・野見山選手が決め2-3。スコアを1点差に詰め寄る。そして続けて7分、九大・#49村上選手が自陣でボールを奪いそのままランニングシュートを決めキャプテンシーを見せつけた。スコア3-3。
九大の攻撃は止まらず、続けて#7・川崎選手がこの日2得点目のシュートを決め、スコアは4-3、再び九大リードとなる。中村は主将の#0・光野選手のセーブなどディフェンスが踏ん張り、それ以上の得点を許さず、4-3のまま3Q終了。
第4Q
開始早々、九大はボトムから仕掛け、ボールをゴールへと押し込む、しかしこれはノーゴールの判定。
その後4分、九大#18・長谷川選手がミドルシュートを決め5-3とする。続けて九大は正確なフィードから#11・廣藤選手が決めスコアを6-3と広げる。さらに中村のクリアに対してライドでボールを奪った九大は、#1・宇佐美選手が無人のゴールへループシュートを放ち得点スコア7-3。12分には九大#7・川崎が華麗な切り返しからのシュートを決め8-3。リードを確実なものとする。
残り時間5分には、中村はオフェンスのボールを奪われ、パスを繋いだカウンターで、フィニッシュを九大#69・平山選手が決めスコア9-3。残り時間も僅かとなり、リードされている中村は果敢にゴールへと向かうが点を入れることができず、逆に九大はパスカットからのブレイクを#7・川崎が決め10-3。続いてパス回しからまたしても#7・川崎が決め11-3。
そのまま終了のホイッスルが鳴った。
序盤からロースコアの試合展開が続きどちらが勝つかわからない試合であったが、3Q後半からの九大のオフェンスの勢いは激しく、徐々に開いていく点差が終わってみれば11-3という結果で幕を閉じた。
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*2016年全国ラクロス地区リーグ戦日程表一覧ページはこちら
*九州地区・フィールドレポート一覧ページはこちら
・Text by 日本ラクロス協会九州地区内学生連盟広報委員会・吉尾健人(福岡大学)
・Photo by 日本ラクロス協会九州地区内2015年度学生連盟・原田大
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スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
計
|
中村学園大学
|
0
|
2 | 1 |
0
|
3
|
九州大学
|
1
|
0 | 3 |
7
|
11
|
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ゲームレポート
第1Q
フェイスオフは、ロングスティックの選手が行う珍しい光景が見られた。混戦の末、中村オフェンスからのスタートとなった。
その後ポゼッションが次々と移り変わる。九大はパス回しで中村のゾーンディフェンスを崩そうとする、しかしなかなか点には結び付かず、九大オフェンスの時間が続く。アウトオブバウンズになった後の中村のクリアに対し、九大の選手のファールがあり、中村はエキストラマンオフェンスのチャンス。九大は一人少ないこのピンチを凌ぎ、再びポゼッションは九大へと変わる。
場面が動いたのは13分、中村のボールダウンの後、ボールをすくった九大#7・川崎選手が走ってそのままゴーリーとの1対1を制し九大が先制する。中村は、九大のアンネセサリーラフネス(動いていないディフェンス選手に向けてシュートを撃ってしまうファール)で中村のエキストラマンオフェンスとなる、しかし得点に結び付かず、0-1の九大リードで1Qが終了した。
第2Q
九大のクリアから始まった2Q。1Qに思ったように点が取れなかった九大は序盤からクリース前のエリアを使って攻めていく。一方、中村は、2Q開始から5分、#88・三宅選手がミドルシュートを決め、試合を振り出しへと戻す。その後互いにポゼッションを奪い合う時間帯が続く。
九大のファールで九大がマンダウンディフェンスとなり、そのペナルティの解除直後のファールで再び中村はエキストラマンオフェンスに。これを中村#3・高橋選手がしっかりと決め、スコアは2-1の中村リードとなる。
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第3Q
ハーフタイム間に行われるスティックチェックで、九大がイリーガルスティックとの判定を受け3分間のマンダウンディフェンスになり、中村のオフェンスから試合は再開される。
このチャンスを中村#3・高橋選手がものにし3-1、リードを2点へと広げる。その後、中村のファールで九大がエキストラマンオフェンスのチャンス。これを即座に九大#98・野見山選手が決め2-3。スコアを1点差に詰め寄る。そして続けて7分、九大・#49村上選手が自陣でボールを奪いそのままランニングシュートを決めキャプテンシーを見せつけた。スコア3-3。
九大の攻撃は止まらず、続けて#7・川崎選手がこの日2得点目のシュートを決め、スコアは4-3、再び九大リードとなる。中村は主将の#0・光野選手のセーブなどディフェンスが踏ん張り、それ以上の得点を許さず、4-3のまま3Q終了。
第4Q
開始早々、九大はボトムから仕掛け、ボールをゴールへと押し込む、しかしこれはノーゴールの判定。
その後4分、九大#18・長谷川選手がミドルシュートを決め5-3とする。続けて九大は正確なフィードから#11・廣藤選手が決めスコアを6-3と広げる。さらに中村のクリアに対してライドでボールを奪った九大は、#1・宇佐美選手が無人のゴールへループシュートを放ち得点スコア7-3。12分には九大#7・川崎が華麗な切り返しからのシュートを決め8-3。リードを確実なものとする。
残り時間5分には、中村はオフェンスのボールを奪われ、パスを繋いだカウンターで、フィニッシュを九大#69・平山選手が決めスコア9-3。残り時間も僅かとなり、リードされている中村は果敢にゴールへと向かうが点を入れることができず、逆に九大はパスカットからのブレイクを#7・川崎が決め10-3。続いてパス回しからまたしても#7・川崎が決め11-3。
そのまま終了のホイッスルが鳴った。
序盤からロースコアの試合展開が続きどちらが勝つかわからない試合であったが、3Q後半からの九大のオフェンスの勢いは激しく、徐々に開いていく点差が終わってみれば11-3という結果で幕を閉じた。
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*2016年全国ラクロス地区リーグ戦日程表一覧ページはこちら
*九州地区・フィールドレポート一覧ページはこちら
・Text by 日本ラクロス協会九州地区内学生連盟広報委員会・吉尾健人(福岡大学)
・Photo by 日本ラクロス協会九州地区内2015年度学生連盟・原田大
「11月27日に、大学日本一が決まる!」 大会:第8回全日本ラクロス大学選手権大会 日程:決勝戦/2016年11月27日(日) 会場:東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場 九州学生リーグ戦に出場するチームが目指す、大学の頂点を決める戦いを、ぜひご覧ください! |
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過去の優勝校 | 男子 | 女子 |
第7回 (2015) | 日本体育大学 | 明治大学 |
第6回 (2014) | 慶應義塾大学 | 明治大学 |
第5回 (2013) | 早稲田大学 | 慶應義塾大学 |
第4回 (2012) | 慶應義塾大学 | 慶應義塾大学 |
第3回 (2011) | 早稲田大学 | 関西学院大学 |
第2回 (2010) | 早稲田大学 | 日本体育大学 |
第1回 (2009) | 一橋大学 | 東海大学 |
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