2012年男子日本代表・第4回練習会活動レポート(2012年4月21日~22日)

2012/05/17

男子日本代表の第4回練習会が、4月21日(土)、22日(日)に、茨城・鹿島ハイツスポーツプラザにて合宿形式で行われました。

第4回練習会1第4回練習会2

21日は、これまで新たに試みてきたディフェンス面中心、22日はオフェンス面中心の練習となりました。

ハーフフィールドのオフェンスは、2010年の世界選手権大会の際に使用した戦術をベースにしており、2010年時の代表選手が、他の選手に動きを教える場面がよく見られました。
また、フルフィールドのディフェンスに関しては、今回新たに、ボールを奪われる段階からの守備ということにチャレンジしはじめました。
攻守両面において先手を取るというスタイルを前回大会以上に意識しています。

夜のミーティングでも、ビデオやホワイトボードを使用して、ボールと人の動きを細かく確認し、選手間で考えて答えを導き出すような話合いが多く持たれました。

合宿の締めくくりとしては、千葉大学と20分4Qでスクリメッジを、一昨年から行っている代表特別ルールで行いました。

目標は相手がどこであれ1Qに必ず訪れる10点を取るチャンスをものにすることでしたが、試合展開を急ぐあまり、単純なミスが多く、目標の半分の21点しか取ることが出来ませんでした。

しかし、その分選手一人一人の課題がはっきりとしてきたことが感じられました。

スコア
チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
日本代表 5 4 8 4 21
千葉大学 4 0 0 2 6
得点者
日本代表
#3 関根 幹祐 (8)
#28 宮澤 脩一 (4)
#4 丸山 伸也 (1)
#7 大庭 成浩 (1)
#8 清家 悟 (1)
#9 継 渉 (1)
#16 藤平 智大 (1)
#17 壷井 直貴 (1)
#21 畠山 昴太 (1)
#25 加藤 啓介 (1)
#31 及川 卓 (1)
【特別ルール】
 ・日本代表のシュートチェイスは全て相手ボールとする
 ・日本代表のディフェンスエリアでのアウトオブバウンズは全て相手ボールとする


第4回練習会3第4回練習会4

次回は、5月12日(土)に東京・駒沢オリンピック公園第一球技場にて、選手主体の練習が行われます。
アップからダウンまで全て選手自身で練習を組み立てていきます。

コーチが組み立てた練習メニューをコーチの指示通りにこなすのではなく、選手達同士で自分達の現状を捉え、自分達で必要なことを考えて練習していかなくては、世界で勝つことなどできません。

フィールドで戦うのは選手自身です。


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Text&Photo by:日本ラクロス協会 2012年男子日本代表マネージャー・頃安悠子