一般社団法人日本ラクロス協会 アーカイブサイト「.Relax」第23回ラクロス国際親善試合・半田大会（男子戦）
2012/07/03
日時：2012年6月23日（土） 13:30試合開始
場所：愛知・半田運動公園陸上競技場
USA Starz［米・西海岸学生選抜］（赤） vs 東海選抜（白）
スコア
審判員
ゲームレポート
2012年6月23日（土）、愛知・半田運動公園陸上競技場にて第23回ラクロス国際親善試合・半田大会、USA Starz［米・西海岸学生選抜］（以下、Starz） 対 東海選抜が行われた。
台風が過ぎ去った空は青く澄み渡り、梅雨の合間の快晴であった。昼ごろからは日差しが強まり汗ばむ陽気となった。
【1Q】
試合開始早々、先制点をあげたのはStarzであった。フェイスオフ後のグラウンドボールを獲った#7 Claytonが東海選抜ディフェンスの崩れた隙を突き、アンダーで放ったシュートがゴールに突き刺さる。試合開始わずか1分での得点に会場にはどよめきが起こった。その後マンダウンディフェンスのピンチをしのいだStarzは、 6分、#6 Dunn からのパスを受けた#14 Nicholsがシュートを決める。さらに10分には、Starzのゴーリーが相手自陣まで駆け上がってクリアーを成功させ、そのボールを受けた#12 Brandenburg Bradのシュートが決まり3-0。Starzのリードは一気に3点差に広がった。しかし東海選抜も負けてはいない。失点後のフェイスオフを#3高浜がポゼッションすると、仲間のピックを利用して#19 服部がゴール裏から1対1を仕掛け、シュート。果敢にゴールへ向かう強い姿勢が功を奏し、1点を返した。これで3-1。その後両チームとも攻めきれない時間帯が続いたが1Q終了間際、#31 笹嶋の強烈なランニングシュートがゴール隅に決まり、1点差に迫った。3-2のStarzリードで1Qは終了。
【2Q】
Starz のイリーガルプロシージャーによって東海選抜ボールから始まった。一気に同点に追いつきたかった東海選抜だが、開始4分、フリーでボールを受けたStarz #9 Perkielにミドルシュートを決められ、4-2とされる。その後も東海選抜が攻め続けるが、堅いディフェンスに阻まれなかなかシュートを撃つことができない。そして12分、Starz #8 Purcellのゴール右上からの鋭いパスが#14 Nicholsに通ると素早くアンダーでシュートを決め、5-2と点差を広げる。東海選抜は相手のパスミスや相手のシュートのチェイスを奪いポゼッションをするものの、思うように攻めきれない。3度のエキストラマンオフェンスも得点に結びつけることができず、2Qは無得点のまま終了。
【3Q】
Starzの攻撃が続いていた開始5分、#8 Purcellのゴール裏からのフィードを受けた#2 Phinnyがそのままシュート。6-2と東海選抜を引き離しにかかる。その後東海選抜#6落合の得点が生まれるが、12分、Starz #12 Brandenburg Bradからゴール前でフリーになった#3 Claytonへとパスが通り、再び得点。7-3とする。しかし、東海選抜も積極的にシュートを狙う姿勢が見られ、17分、#56 片平のトップから放たれた強烈なミドルシュートが見事ゴールに突き刺さる。その後も両チームの激しい攻防が繰り広げられ、拮抗した試合展開となった。スコアは7-4のまま3Qが終了。
【4Q】
自陣深くで起こったグラウンドボールをスライディングするような形で拾った#4 Brandenburg Steveは、4人もの相手選手を抜き去り場内を大いに沸かせた。開始3分、Starz #9 Perkielがジャンピングシュートを豪快に決めると、6分、#3 Claytonが中央を突破しビハインドシュートで得点。華麗なゴールラッシュに会場は盛り上がり、完全にStarzの流れとなった。東海選抜は立て直しを図るべくチームタイムアウトを取るが、Starzの勢いは止まらない。さらに3点を追加し、12-4と一気に相手を突き放した。一方東海選抜も12分、#22 井上のゴール前への鋭いパスを受けた#88 遠藤がシュートを決め意地を見せたものの、その1分後、Starzは#3 Claytonがビハインドでゴール前にいた#19 Piperへパスを繋ぎ得点。さらに1点を追加して14-5。その後、最後まで攻め続ける姿勢を崩さない両チームは1点ずつを取り合い、試合終了。Starzは4Qに放った8本のシュートがすべて得点になるという、驚異的な決定力で東海選抜を突き放した。15-6でStarzの勝利。
体格を生かした激しいボディチェックや力強い1対1で相手を圧倒したStarz。華麗な個人技で会場を沸かせる場面も多く見られた。一方、東海選抜もすばやいパス回しで得点を奪い、最後までゴールを狙い続けた。試合に出場した選手はもちろん、観戦した人たちにとっても良い刺激となったと思われる。試合終了後には両チームの健闘をたたえ、スタンドから惜しみない拍手が送られた。
（左：記念品贈呈 ／ 右：試合後に健闘を讃えあう選手たち）
・Text：日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会ゲームレポート班・平林賢吾（愛知教育大学）
・Photo：日本ラクロス協会総務部（東海）・八木信行
場所：愛知・半田運動公園陸上競技場
USA Starz［米・西海岸学生選抜］（赤） vs 東海選抜（白）
スコア
|
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
|
USA Starz
|
3
|
2
|
2
|
8
|
15
|
|
東海選抜
|
2
|
0
|
2
|
2
|
6
|
ゲームレポート
2012年6月23日（土）、愛知・半田運動公園陸上競技場にて第23回ラクロス国際親善試合・半田大会、USA Starz［米・西海岸学生選抜］（以下、Starz） 対 東海選抜が行われた。
台風が過ぎ去った空は青く澄み渡り、梅雨の合間の快晴であった。昼ごろからは日差しが強まり汗ばむ陽気となった。
【1Q】
試合開始早々、先制点をあげたのはStarzであった。フェイスオフ後のグラウンドボールを獲った#7 Claytonが東海選抜ディフェンスの崩れた隙を突き、アンダーで放ったシュートがゴールに突き刺さる。試合開始わずか1分での得点に会場にはどよめきが起こった。その後マンダウンディフェンスのピンチをしのいだStarzは、 6分、#6 Dunn からのパスを受けた#14 Nicholsがシュートを決める。さらに10分には、Starzのゴーリーが相手自陣まで駆け上がってクリアーを成功させ、そのボールを受けた#12 Brandenburg Bradのシュートが決まり3-0。Starzのリードは一気に3点差に広がった。しかし東海選抜も負けてはいない。失点後のフェイスオフを#3高浜がポゼッションすると、仲間のピックを利用して#19 服部がゴール裏から1対1を仕掛け、シュート。果敢にゴールへ向かう強い姿勢が功を奏し、1点を返した。これで3-1。その後両チームとも攻めきれない時間帯が続いたが1Q終了間際、#31 笹嶋の強烈なランニングシュートがゴール隅に決まり、1点差に迫った。3-2のStarzリードで1Qは終了。
【2Q】
Starz のイリーガルプロシージャーによって東海選抜ボールから始まった。一気に同点に追いつきたかった東海選抜だが、開始4分、フリーでボールを受けたStarz #9 Perkielにミドルシュートを決められ、4-2とされる。その後も東海選抜が攻め続けるが、堅いディフェンスに阻まれなかなかシュートを撃つことができない。そして12分、Starz #8 Purcellのゴール右上からの鋭いパスが#14 Nicholsに通ると素早くアンダーでシュートを決め、5-2と点差を広げる。東海選抜は相手のパスミスや相手のシュートのチェイスを奪いポゼッションをするものの、思うように攻めきれない。3度のエキストラマンオフェンスも得点に結びつけることができず、2Qは無得点のまま終了。
【3Q】
Starzの攻撃が続いていた開始5分、#8 Purcellのゴール裏からのフィードを受けた#2 Phinnyがそのままシュート。6-2と東海選抜を引き離しにかかる。その後東海選抜#6落合の得点が生まれるが、12分、Starz #12 Brandenburg Bradからゴール前でフリーになった#3 Claytonへとパスが通り、再び得点。7-3とする。しかし、東海選抜も積極的にシュートを狙う姿勢が見られ、17分、#56 片平のトップから放たれた強烈なミドルシュートが見事ゴールに突き刺さる。その後も両チームの激しい攻防が繰り広げられ、拮抗した試合展開となった。スコアは7-4のまま3Qが終了。
【4Q】
自陣深くで起こったグラウンドボールをスライディングするような形で拾った#4 Brandenburg Steveは、4人もの相手選手を抜き去り場内を大いに沸かせた。開始3分、Starz #9 Perkielがジャンピングシュートを豪快に決めると、6分、#3 Claytonが中央を突破しビハインドシュートで得点。華麗なゴールラッシュに会場は盛り上がり、完全にStarzの流れとなった。東海選抜は立て直しを図るべくチームタイムアウトを取るが、Starzの勢いは止まらない。さらに3点を追加し、12-4と一気に相手を突き放した。一方東海選抜も12分、#22 井上のゴール前への鋭いパスを受けた#88 遠藤がシュートを決め意地を見せたものの、その1分後、Starzは#3 Claytonがビハインドでゴール前にいた#19 Piperへパスを繋ぎ得点。さらに1点を追加して14-5。その後、最後まで攻め続ける姿勢を崩さない両チームは1点ずつを取り合い、試合終了。Starzは4Qに放った8本のシュートがすべて得点になるという、驚異的な決定力で東海選抜を突き放した。15-6でStarzの勝利。
体格を生かした激しいボディチェックや力強い1対1で相手を圧倒したStarz。華麗な個人技で会場を沸かせる場面も多く見られた。一方、東海選抜もすばやいパス回しで得点を奪い、最後までゴールを狙い続けた。試合に出場した選手はもちろん、観戦した人たちにとっても良い刺激となったと思われる。試合終了後には両チームの健闘をたたえ、スタンドから惜しみない拍手が送られた。
（左：記念品贈呈 ／ 右：試合後に健闘を讃えあう選手たち）
・Text：日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会ゲームレポート班・平林賢吾（愛知教育大学）
・Photo：日本ラクロス協会総務部（東海）・八木信行
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