2010年男子世界選手権:第5戦・USA戦(写真・インタビュー追加)

2010/07/21

男子ラクロス世界選手権大会:第5戦・USA戦(2010年7月20日)

日時:2010年7月20日(火) 現地時間・13:30試合開始
会場:Manchester University Armitage Sports Centre ・ Stadium

日本 vs USA

ベンチ


昨日の歴史的勝利から一夜。やや興奮冷めやらぬ様子の選手たち。

オーストラリアに勝利したことは現地でもビッグニュースとして扱われ、
毎日配布される世界大会のフリーペーパーでも1面を飾り、
行き交う他国の人たちからも祝福されていました。

しかし、今日も試合は続きます。

相手はUSA。

カナダに負けているとは言え、王者の貫録漂う彼等達相手に、自分達のラクロスが出来るか。
どれだけ点を入れられても、長いディフェンス時間が続いても、
心折れることなく日本のラクロスを表現することが出来るか。
この試合のポイントとなります。


スコア

チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
日本
1
0
2
2
5
USA
8
3
3
5
19

得点者

日本 USA
#3 関根幹祐 (2)
#32 Cassese Kevin (3)
#5 塚田哲也 (1)
#91 Leveille Michael (3)
#7 池川健 (1)  #21 Dixon Kylel (2)
#9 継 渉 (1)  #26 Westervelt Drew (2)
- #2 Mundorf Brendan (1)
-  #9 Striebel Matthew (1)
-  #10 Zash Matthew (1)
-  #11 Smith Alex (1)
-  #12 Crotty Edward (1)
-  #20 Peyser Stephen (1)
-  #22 Powell Ryan (1)
-  #42 Seibald Maxwell (1)
-  #99 Rabil Paul (1)


1Q。最初のFaceOffで、#29吉岡選手のプレーが綺麗に決まり、日本のポゼッションから始まります。
先取点を取ったのは日本、#3関根選手。
日本のいい流れで始まりましたが、USAがそのままの流れを許すはずもなく、その後USAに連続失点。
日本も少ないオフェンス時間でゴールを狙いに行きますが、USAはディフェンスも強く、得点を奪えず。
1-8で1Q終了します。

2Q、なかなかオフェンスに結びつけることができない日本。
しかしディフェンスが耐えに耐え、USAもしばらく得点できない時間が続きます。
2Q終了近くに連続得点されましたが、1-13で前半終了となりました。

3Q、日本のオフェンス機会も多くなり、
#5塚田選手がゴール前でボールを拾いシュートが決まります。
#2佐々木選手の好セーブもありUSAを1得点に抑え、
3Q終了間際には、#9継選手が得点して3-14で最終クウォーターへ。

4Q、USAの得点が重なりますが、最後まであきらめずにゴールを狙う日本。
#7池川選手と#3関根選手のシュートが決まります。
最後はUSAのポゼッションで時間となり、5-19のスコアで敗れました。


前回大会の対戦は2-21。
スコアだけで比較はできませんが、確実に日本のラクロスは進歩している、そう感じさせる試合でした。

明日はオランダ戦。
その試合に勝利し、準決勝に進出した場合、再びUSAと当たります。
そこでさらに進化した日本ラクロスを表現し、勝ちにいけるよう、
明日のオランダ戦を全力で勝ちに行きます。



引地選手中井選手
握手を交わす

インタビュー(動画)
試合後、佐々木選手に、試合の感想と、次戦に向けた意気込みを語って頂きました。
 (写真をクリックすると、インタビュー動画のページにリンクします)

佐々木知英選手(#2・G)
佐々木選手


11日目(20日)のスケジュール
・朝食
・ミーティング
・vsUSA
・昼、夕食
・ケア
・夜食


21日は、準決勝進出をかけた、オランダ戦があります。
引き続き、日本代表への熱い声援、よろしくお願いします!


この日の試合の写真は、他にもフォトギャラリーに掲載しています!
ぜひ、ご覧ください!
 (7.22 写真を追加しました)


   ■ フォトギャラリー(USA戦)はこちらから



Text:男子日本代表マネージャー・頃安悠子
Photo:男子日本代表通訳・鹿内映里、広報部・大木佳奈