2010年男子世界選手権:準決勝・USA戦 (写真追加)

2010/07/23

男子ラクロス世界選手権大会:準決勝戦・USA戦(2010年7月22日)

日時:2010年7月22日(木) 現地時間・19:30試合開始
会場:Manchester University Armitage Sports Centre ・ Stadium

日本 vs USA

国歌斉唱ベンチ


技術力では圧倒的な力を持つUSA。これまで何度も世界一位の座を手にしてきました。
そんな彼らと準決勝で戦うことが出来る。今の日本はそこまでの強さを持っている。

試合開始。
1Q、一昨日の彼らとは全く違う。
カナダとの決勝を見据えて戦うUSAチーム。序盤から#99Paul Rabilが連続2得点。
その後も得点を重ねます。
日本はポゼッションするものの、なかなかオフェンスに結びつきません。
しかし数少ないチャンスの中で、#18佐保田選手が#16藤平選手のFaceOffからのパスを綺麗に決め、
1点をもぎとります。

2Q、エキストラオフェンスから始まった日本。
しかし、すぐに相手ポゼッションとなってしまいます。
そのままUSAの勢いは止められず、2Qはシュート1本しか打つことが出来ません。

「恐怖心に打ち勝て、怖がるな。」
大久保ヘッドコーチからそう伝えられる選手達。

3Q、日本ディフェンス陣のふんばりでパスミスを誘い、徐々に日本のオフェンス時間が増えてきます。
#3関根選手が得点し、2点目。

4Q、ゴールに向かいだした日本。
#15本下選手からのパスを#9継選手が決めます。
相手のファールも増え、エキストラに再び#9継選手が得点。
#2佐々木選手のナイスセーブも連発します。
#24水田選手が#27畠山選手からのパスを受け、今大会日本DF陣初の初得点もあげましたが、
5-20で試合終了。


80分間、圧倒的な強さを誇るUSAに対する恐怖心と戦い続けた日本代表。
苦しい試合展開が続く中、残念ながら敗戦となりましたが、
7連戦の最終日という疲労がピークを迎える中でも、選手たちは4Qまで全力で得点を狙っていきました。
確実に、3位決定戦には繋がっていく戦いとなりました。

明日は、大会中で唯一の試合の無いオフ日になっています。
スイッチを完全に切らずに気持ちを維持しつつ、コンディショニングをリカバリするか。
貴重なこの1日を有効に使い、

7/24(土)の3位決定戦、2度同じ相手に勝つことの難しさを乗り越え、メダルを狙います。

引き続き、応援よろしくお願いします


 ※3位決定戦
    対戦チーム オーストラリア (準決勝戦・試合結果 オーストラリアvsカナダ 6-15)
    試合開始  
13:00 (日本時間 21:00頃)

    
スコア

チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
日本
1
0
1
3
5
USA
8
6
4
2
20

得点者

日本 USA
#9 継 渉 (2) 
#99 Rabil Paul (4)
#3 関根幹祐 (1) 
#26 Westervelt Drew (3)
#18 佐保田裕介 (1) 
#2 Mundorf Brendan (2)
#24 水田裕樹 (1) 
#21 Dixon Kyle (2)
- #7 Sweeney Kyle (1)
- #10 Zash Matthew (1)
-
#11 Smith Alex (1)
- #14 Boyle Ryan (1)
- #22 Powell Ryan (1)
- #25 Schiller Christopher (1)
- #42 Seibald Maxwell (1)
- #91 Leveille Michael (1)
- 未発表 (1)


グラウンドボール争い得点に喜ぶ選手たち



24日は、日本にとって初めてのメダルをかけ、オーストラリアとの3位決定戦があります。
引き続き、日本代表への熱い声援、よろしくお願いします!


この試合を戦った23人の選手たちの写真をフォトギャラリーに追加掲載しました!
ぜひ、ご覧ください!


   ■ フォトギャラリー(準決勝戦)はこちらから



Text:男子日本代表マネージャー・頃安悠子、同アナライジングスタッフ・山本昌宏 (ツイッターメッセージより)
Photo:男子日本代表通訳・鹿内映里、広報部・大木佳奈