四国地区・フレッシュマンキャンプ

2013/06/10

2013年5月18日(土)、19日(日)の二日間をかけて、四国地区フレッシュマンキャンプを実施した。
男子練習1女子練習1

『3L~LacrosseをLikeからLoveへ』、『明日すぐに使える技術の習得』をテーマに掲げた中で行われた当イベント。
ラクロスを始めたばかりの大学1年生に、ラクロスに触れる最初の100時間以内に、如何にしてラクロスの楽しさを知ってもらうか、楽しみを知ろうとする自発性を養ってもらうか。
今後のラクロス生活のスタイルを決めるこの貴重な『100時間』の一部を、愛媛県(松山市)・愛媛大学山越グラウンドで総勢約80名のフレッシュマンたちが過ごした。
新人副委員長・横浜智基テーマが掲げられたスタッフTシャツ
[左:開会式での新人副委員長挨拶(横浜智基)/右:テーマが掲げられたスタッフTシャツ]


初日は徹底して基礎技術の向上にスポットを当てた。川本(強化部)が中心となりスティックの持ち方からシュート・パス練習といった基礎的なワークを繰り返し行う。途中ミニゲームを織り交ぜながら進めることによって、スティックワークの重要性を実践の中で認識させた。
時間を経過するにつれ1年生とコーチ間での会話が活発化していく。選手の自発性・好奇心をこの短時間で養うことができたのは、100時間以内に関わったこのイベントでの大きな収穫と言える。

2日目は雨天でグラウンド使用不可となったため、愛媛県(松山市)・松山大学構内へ移動。
前半はスティックワーク向上のためのエクササイズを紹介した。動画を映しながらの具体的な講義を行った結果、自然とスティックを触ろうとする選手が増加。今泉(強化部)の下、『1秒でも長くスティックと触れ合う』ことの重要さを再考した。
後半はラクロスの基本的なルールの落とし込みを行った。ルールの知識を浸透させていくことで審判員としての経験の必要性を個々人が感じるきっかけを今後も設けていきたいところである。

スティックと触れ合う習慣をつけること、ラクロスを初めて間もない時期にその意識を持てれば定着度は高い。
1年生と100時間以内に関わることが、『明日すぐに使える技術』を自発的に探し求める、つまり『LikeからLove』へと変わるきっかけを作る最大のチャンスであるとしたら、フレッシュマンキャンプの重要性は更に深まっていくだろう。

フォーム練習シュート練習
[左:基礎のフォームを覚える / 右:シュート練習]

ゲーム形式の練習雨天のため室内に移動
[左:ミニゲームも織り交ぜ、スティックワークの重要性を確認 / 右:2日目は雨天のため屋内へ移動]

ルール説明室内講義
[左:審判員によるルール説明]


・Text&Photo:日本ラクロス協会事務局広報部(中四国地区)・村上典大
Photo:日本ラクロス協会 中四国地区内学生連盟 新人委員会