関東地区・女子1年生練習会

2013/07/26

2013年6月1日(土)、東京都(江戸川区)・江戸川区臨海球技場にて、女子1年生向けの練習会を行った。
練習会1練習会2

関東地区における女子1年生練習会は、通常4つの地区に分けて行っているが、今回は全地区の大学を対象にして、各チーム7人までの参加制限を設けて行った。参加者(1年生、育成担当者)は200人を超えた。

今回は国際親善試合で来日中のボストン大学をゲストコーチに招いて行った。指導は、同大学のヘッドコーチであるエリザベス・ロバートショーさんを中心に、1年生15人に対してボストン大学の選手が約3人付きっきりで対応する形で行われた。
練習会は終始、笑顔が絶えず、ボストン大学の選手達も「イイネ!」「サイコウ!!」と日本語を交えながら指導を行っていた。

練習前のミーティング練習前の説明
[左:練習会前に行った各大学育成担当者、国際部リエゾンスタッフによる打合せ/右:多くの参加者が集まった]

内容は基礎的なパス、キャッチ、グラウンドボール、1対1が行われた。どれもラクロスをいかに楽しむかという事をベースに、いつもと違う投げ方や捕り方を行い、チャレンジした事に対して褒めるという姿勢が常に見受けらた。そんな環境でチャレンジを続けた1年生は、2時間の練習会で多くのチャレンジから失敗し、学び上達していった。

ボストン大学の選手の中には今月行われたワールドカップにアメリカ代表として選出されていた、ダニエル・エトラスコ選手もいたため、1年生は楽しみながらも貴重な技術を学ぶことに必死になり、最初はあった言語の壁も気がつけば無くなっており、身振り手振りでコミュニケーションを取っていた。

ロバートショーさんは最後に、「スティックで遊ぶ事でスティックを自由に扱うことができ、自由に扱えれば思った通りのプレーが出来る」とメッセージを残した。
練習会後には国際部リエゾンスタッフを交え、ボストン大学選手に対し、1年生が技術に関する質問等をしていた。個別に写真を撮り、交流を深める場面も見受けられた。

今回の練習会で自由にラクロスの楽しみ方をいつも以上に教えてくれたロバートショーさんは、今回のワールドカップにおけるアメリカ代表のアシスタントコーチを務めるなど世界の舞台で活躍されている。ここで指導を受けた1年生が日本代表となり、ロバートショーさん、エトラスコ選手と対戦する日が待ち遠しい。

最後に、今回このような貴重な指導の機会を快く行って頂いたボストン大学の皆様には深く御礼を申し上げます。

■練習会風景
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[左:約20名ごとのグループに分かれて練習を進める/右:ボストン大学・ロバートショーHC]
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[左:チャレンジの成功に対して全身で喜びを表す/右:終了時には各グループごとにに歓声が上がっていた]
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[左右:1年生だけでなく、各大学の育成担当者も熱心に耳を傾け、時間があれば積極的に質問していた]
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[左右:練習会を終えた1年生たち]
Boston大学国際部リエゾンスタッフ
[左:Bosotn大学のスタッフ・選手たち/右:国際部のリエゾンスタッフ]


・Text:日本ラクロス協会強化部(関東)・浅井威宏
・Photo:日本ラクロス協会企画部部長・保坂光信、同国際部スタッフ