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第21回関西学生ラクロスリーグ戦・男子決勝戦

日時：2010年11月13日（土）　13:30試合開始
場所：大阪・舞州運動広場球技場

京都大学 vs 京都産業大学



スコア

チーム	1Q	2Q	3Q	4Q	TOTAL
京都大学	2	2	5	4	13
京都産業大学	3	3	1	1	8

得点者

京都大学	京都産業大学
#91 松井大 (5)	#1 西田憲二 (4)
#7  中西晃 (3)	#11 荒木啓二朗 (2)
#69 森紳吾 (2)	#16 岡留克哉 (1)
#12 福山剛平 (1)	#73 村井浩樹 (1)
#14 松永健太 (1)	-
#53 坂井達弥 (1)	-

＊（）は得点数



ゲームレポート

　暗雲が立ち込める中、11月13日、第21回関西ラクロスリーグ戦ファイナル3決勝が舞洲運動広場球技場（芝面）で行われた。去年の雪辱を晴らそうと意気込む京都大学（以下、京大）が勝つのか、それとも5年振りにようやく決勝まで来た京都産業大学（以下、京産）が勝つか、関西の全プレーヤーが見守る中、注目の一戦が始まる。

　第1Q、フェイスオフを制したのは京大。しかしパスが通らず京産ボールになって、すぐ#23山口がゴール裏からの1対1でシュートまでもっていくが、ゴーリーがセーブ。しかし、そのこぼれ球を#11荒木が決める。京大もエキストラの解除後すぐの隙をついた#7中西がトップから決める。一進一退の攻防を繰り広げる中、京産#1西田が左上からのシュートを決めると、立て続けに#73村井がゴール前グランドボールを拾い、その勢いでシュートでスコア。しかし、負けじと流れを断つかのように京大#14松永がゴール右下から走って飛び込みシュートを決める。そして京大も勢いづいて攻めるも、2-3で第1Qは終了。

　第2Q、京産が攻勢に出るが、京大が堅い守りで京産の攻撃を凌ぐ。逆に京大が何度もブレイクを作り出すが、シュートは枠をとらえることができない。その後、ついに京大#91松井がブレイクからパスをうけシュートを決め同点に追いつく。しかし、すぐさまに京産#11荒木がゴール横からのシュートで追加点。するとまたもや、京大がブレイクから#91松井の得点で追いつく。一進一退の攻防で会場は大きな盛り上がりを見せる中、京産#1西田がゴール裏から走り込み、京大ゴールにねじ込む。さらに京産#16岡留が1対1からシュートを決め、4-6と京産リードで第2Q終了。



　第3Q、京大が京産の勢いに負けずとパスを迅速に回し、京産のディフェンスをずらし、その隙を逃さず京大#91松井がカットに入り軽やかにゴールを決めた。しかし、その後京大の堅い守りを強引に押すかのように、京産#1西田がトップから強烈なシュートを放ち、点を決める。だが京産の勢いを押し返すように京大#53坂井が、右サイドから鋭いコースを狙い点を決めた。その流れにのり、京大#7中西がブレイクからディフェンスを抜き点を決め追いつく。そのまま流れは止まらず、またもやブレイクから京大#7中西が追加点を入れた。その後、京大#69森がエキストラからシュートを決め、京大の勢いのまま9-7で第3Q終了。

　第4Q、フェイスオフのあと、激しいボールの奪い合いが起こり、京大ポゼッションから始まった。第3Q後半から波に乗り始めた京大は、開始早々#91松井がゴール左横からシュートを決める。その後フリーになった京大#69森が、右上から大きく振りかぶったュートにゴーリーは追いつけず、得点となる。京産は必死にくらいつくが、勢いのつく京大をなかなか止めることができない。京産#73村井がフェイスオフ後ブレイクからクリースそばに寄ってシュートを狙うが、枠外に消えてしまう。ラスト8分、ゴール右横でボールキープしていた京大#14松永から、#91松井にパスが渡りシュートが決まる。しかし、攻撃の手を止めない京産の#1西田が正面からシュートし、第4Q初の得点となった。続いてゴール前でディフェンスが引きつけられ、フリーになった瞬間、京大の#12福山がシュートを決めた。そのまま京産の反撃が続くかと思われたが、以降攻撃のチャンスを許さない京大のディフェンスによってノータイムとなり、13-8で試合終了となった。

　勝利して関西1位となった京大には、関西の代表として第2回全日本ラクロス大学選手権大会で奮闘してほしい。
 

・Report：森實資治(甲南大学)、湯本真礼(神戸学院大学)、
　　　　　 秋山太一郎(大阪教育大学)、野村太一(流通科学大学)
・Photo：日本ラクロス協会広報部関西次長・中山崇

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