第22回中四国学生ラクロスリーグ戦・開幕戦(四国地区・女子)

2014/09/07

2014年8月2日(土)、愛媛県(松山市)・愛媛県総合運動公園補助競技場にて、第22回中四国学生ラクロスリーグ戦・四国ブロックが開幕した。

試合1試合3

スコア
チーム
前半 後半
愛媛大学
4
8
12
松山大学
2
2
4
得点者
愛媛大学 松山大学
#10 武西 優美 (6)
#52 小西 美希 (2)
#99 加藤 梨子 (3)
#10 坂本 汐里 (1)
#73 野山 すみれ (2)
#36 兵頭 怜奈 (1)
#7 松永 奈々 (1)
審判員
主審 前田 ゆき
副審 中村 奈津子
石田 佳那
テーブルオフィシャル 阿賀 万里菜
ゲームレポート
最初のドローを制したのは愛媛大学(以下、愛媛)。
開始早々、松山大学(以下、松山)の首へのディテイニングによりイエローカードが出る。だが、数的有利となり、ボールをポゼッションし、ゴールを狙っていく愛媛に対し、松山はディフェンスを固め、チャンスを作らせない。
しかし4分、愛媛は積極的なライドでボールを奪い、愛媛#99加藤のパスを受けた#14石渡から、ゴール前の#10武西へとパスがつながり、これを落ち着いて決めて1ー0。愛媛が先制する。

その後は両チーム、ボールを落ち着けることができない時間が続く。松山大学#32徳永らがゴールを狙うが得点には結びつかない。
その中で均衡を破ったのは愛媛だった。7分、裏へと運んだボールから、#10武西が切り込みシュート。これを決めて2ー0 とする。その後、松山のパスミスを見逃さず、愛媛が素早くクリアを繋げ、#10武西が得点。愛媛が連取する。3ー0。
愛媛の勢いはまだ止まらない。タイムアウトを挟んで、ダウンボールを拾った#99加藤が切り込んでシュート。これが決まり4ー0。
ボールをキープすることができず、苦しい時間帯が続く松山だったが、ファールで得たフリーシュートを#36兵頭が落ち着いて決めて1点を返す。4ー1。逆転の口火となるか。

その後、愛媛#73野山がシュートを放つも、松山#44松井(ゴーリー)がセーブ。愛媛#73野山、#7松永、#39阿部らが立て続けにゴールを狙うも、松山#44松井が立ちはだかる。ディフェンスから流れを作っていきたい松山は、ゴール裏でボールをキープした#52小西がゴール前の#10坂本にフィード。これを決めて4ー2とする。
その後は、両者決め手を欠き前半終了。

試合4試合2

後半が始まり、ドローを制したのは愛媛。#99加藤がフリーシュートを決めて、5ー2。
しかし、その直後愛媛がオフサイドを犯した隙を見逃さず、#36兵頭から#52小西へパスがつながり、ゴール。5ー3。すかさず松山が返す。
そうかと思えば次は愛媛。ゴール裏でボールをキープした#99加藤から#10武西へパスが渡り、シュート。これが決まって6ー3。
更にシュートをセーブした愛媛#64藤井(ゴーリー)から、流れるようなパスがつながり、最後は高速で攻め上がった#73野山がカットインからシュート!これが決まって7ー3。
フリーシュートから#99加藤が決め、連取。8-3。
流れを切りたい松山はタイムアウトを取るが、#10武西、#73野山の連続得点で10-3と突き放される。

その後、#52小西の得点で10-4とした松山だったが、反撃もここまで。愛媛の勢いは止まらず、#7松永と#10武西の本日6得点目となるシュートが決まり、12-4で試合終了。
松山のディフェンスの前に、攻めあぐねる場面も見られた愛媛だったが、終わってみれば12ー4。随所に技術が光った愛媛が勝利した。観客を沸かせる場面が両チームに多く見られたこの好ゲームに、試合後観客からは惜しみ無い拍手が送られた。この先も各チームが繰り広げる熱い闘いから目が離せない。


  ・Text:日本ラクロス協会中四国地区内学生連盟 広報委員会広報委員長・安東直之
・Photo:日本ラクロス協会広報部(中四国地区)・矢野衣里香、同事務局次長補佐(中四国地区)・田原正太