中四国地区・2015年度フレッシュマンキャンプ(四国地区)

2015/06/08

 2015年5月23日(土)、24日(日)に、香川県(丸亀市)・飯山総合運動公園にて、1年生を対象とする、四国地区フレッシュマンキャンプを開催し、男子50名、女子51名のフレッシュマンたちが、会場に集まった。

フレッシュマンキャンプ1フレッシュマンキャンプ2

 今年は、学生連盟新人委員会(*)の運営のもと、「出会い」というテーマを掲げ、行った。これには、他大学の1年生や先輩と出会い、ラクロスの面白さや楽しさを体感し、そして、基礎的技術を身につけてもらいたい、という思いが込められている。
 (*日本ラクロス協会中四国地区内学生連盟新人委員会)

 1日目は、基礎的練習、2日目は、試合を中心とした実戦練習に打ち込んだ。毎年、指導には、強化部が大きく関与していたのだが、今回は、新たな試みとして、強化部だけではなく、各大学の「育成担当者」が、指導者の一員として、今回のキャンプに加わることとなった。育成担当者(*)は、各大学から、1名ずつ招集し、フレッシュマンキャンプ内で振り分けられる各チームに1~2人配属させ、メニューの考案や練習のサポート役として、チームの中心的役割を担った。
 (*育成担当者は、主に3年生が就いた)

 練習中には、強化部や育成担当者に、積極的に質問やアドバイスを求める1年生の姿が目立ち、「上手くなりたい」という気持ちが、ひしひしと伝わってきていた。また、それに真剣に耳を傾け、アドバイスを送る担当者(上級生)の姿も、非常に印象的であった。育成担当者の存在は、上級生と1年生の交流をより深めるとともに、個人個人に目を向ける人数が増えたことにより、例年よりも、さらに個人技術の向上に繋がる流れを見せたのではないだろうか。

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[左:練習風景/右:試合後、1年生へアドバイスをおくる育成担当者]
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 天候にも恵まれ、無事、1泊2日のフレッシュマンキャンプを終えた1年生たち。さすがに、疲れを見せていたが、「本当に楽しかった」、「早く大学で先輩と練習したい」という感想が多く、疲れ以上に、これからの部活動に、胸を膨らませる1年生の姿がそこにはあった。また、川本強化部次長は、「技術のレベルアップも大切だが、楽しむことが1番。楽しんでいる様子が伺えてよかった」と述べた。
 この2日間で、ラクロスの楽しさや魅力を知った1年生たち。そんな、若き力の、今後の活躍に目が離せない。

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[左右:閉会式。閉会式では、新人委員長三代尚弘により、2日間のMVP・VPの表彰を行った]
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[写真:閉会式で挨拶する新人委員]

 
・Text&Photo:日本ラクロス協会中四国地区内学生連盟 広報委員会幹部・藤澤怜子