中四国地区・2015年度フレッシュマンキャンプ(中国地区)

2015/07/07

 2015年5月16日(土)、17日(日)に、毎年恒例のフレッシュマンキャンプを広島県(広島市)・広島修道大学グラウンドで行った。

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 この2日間を通して、他大学との交流や強化部の指導する初めての練習メニューに触れた1年生。今年の新人委員会では、彼ら、彼女らにラクロスを好きになってもらいたいという思いを込め、「出会い」をテーマに掲げた。
 1日目は、1年生にとって、2日間通してラクロスに触れることのできるはじめての機会で、自大学以外の人と過ごすという緊張や不安、または期待が入り混じる中、各大学の育成担当が中心となって、パスキャッチやグラウンドボールなど基礎技術の指導を行った。
 夜は、2日目に行うゲームに向けて、ラクロスをもっと知ってもらうためにルール講習会を行った。実際にスティックを用いた分かりやすい説明に刺激を受け、 参加した1年生からは、一度終了した後も審判への質問が絶えなかった。更に、明日に向けての期待が高まったようであった。

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[左:育成コーチによる指導/右:練習風景]
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[左右:ルール講習会の様子]

 2日目は、前日の基礎的な練習やルール講習会で学んだことを生かし、ゲームを行った。初日に比べて、チームメイトにも慣れてきており、コミュニケーションを取り合っている場面が多く見られた。全力でプレーして喜んでいる姿や、悔しがっている姿に、私たちも刺激を受けた。
 閉会式では、MVP男女各1人、VP男女各3人の発表を行った。チームメイトで喜ぶ様子が見られ、この2日間で仲が深まり、互いに技術を高め合える存在ができたのではないだろうか。

 フレッシュマンキャンプを終えた1年生に感想を聞いたところ、「始めは他大学の人と仲良くなれるか不安でしたが、ラクロスをしていたら自然と仲良くなれました。また、この2日間で学んだことを今後の練習に生かして、上手くなれるように頑張っていきます」と答えた。
 『(スティックに触れてから)始めの100時間』に注目し、まだスティックを持ち始めたばかりで癖がついてないこの時期に、技術指導を受けることができた一年生たち。更に、自発的にラクロスを楽しめるようになったことが、フレッシュマンキャンプを通して達成できたと思われる。

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[左:練習風景/右:試合後、1年生へアドバイスをおくる育成担当者]
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[左:閉会式にてMVP・VPの表彰を行う/右:運営を担った新人委員会幹部と育成担当者(各大学1名)]

 
・Text&Photo:日本ラクロス協会中四国地区内学生連盟 新人委員会幹部・上迫伊万里