2015ラクロス全国ユース交流戦(男子戦)

2016/05/04

 日本ラクロス協会では、基本理念の一つとして、「Lacrosse Makes Friends」という言葉に示す「ラクロスを通じた人との出会いを大切にし、国内外に活動の輪を広げていく」ことを大切にしている。この理念に沿って行う国内最大規模の大会の一つが、毎年12月に東海地区で開催する全国ユース交流戦である。2015年は、12月5日(土)、6日(日)に男子戦を、12日(土)、13日(日)に女子戦を開催した。

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 2015年12月5日(土)、6日(日)に東海地区にて全国ユース交流戦(男子)を行った。
 全国ユース交流戦は大学1年生、及び日本ラクロス協会会員登録歴1年未満の選手を対象として、2日間に亘り開催した。
 東北・関東・関西・九州の各地区から18大学15チーム、東海地区からは13大学9チームの計31大学24チームが参加した。大会参加者数は男子競技のみで653人となった(男女競技合わせて1,570人)。

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新入生体験会3

 各チームの1年生が今大会までに練習してきた成果を発揮し、活気ある雰囲気で試合が行われていた。ゴールが決まるとチームメイトや上級生から歓喜の声が上がり、会場は盛り上がりを見せた。また、試合後にチームで集まって反省している光景も見られた。東海地区の各チームには、2016年3月に行う東海地区男子新人戦に向けてさらなる技術向上に期待する。

 また、全国各地区からの大会参加者(男子)の内152名が、2日間にかけて1泊~2泊で東海地区の選手の家にホームステイを行い、他地区選手との交流が行われた。他地区の選手とラクロスの話をして、新たな刺激を得た選手も多かったようである。

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■大会概要
目的 男子 ・他地区選手との交流を通したコミュニケーション能力の向上
・1年生育成の効果測定および次年度への活用
・勝敗にこだわらない内容重視の大会形式による1年生の成長
大会形式 男子 ・公式戦
・日本ラクロス協会公認審判員が審判を行う
・10人対10人
・コートサイズ:100m×55m
・試合時間:10分ハーフ、ハーフ間2分
主催  日本ラクロス協会
主管  日本ラクロス協会事務局名古屋支部
 日本学生ラクロス連盟東海支部
■試合会場
12月5日 男子 愛知県(名古屋市)・名古屋大学東山キャンパス陸上競技場
愛知県(名古屋市)・南山大学名古屋キャンパス競技場
愛知県(名古屋市)・鶴舞公園陸上競技場
愛知県(春日井市)・朝宮公園競技場
12月6日 男子 愛知県(刈谷市)・愛知教育大学グラウンド(A面・B面・C面)
愛知県(名古屋市)・鶴舞公園陸上競技場
■男子競技参加チーム(順不同)
東北 男子 東北大学、新潟大学、岩手大学・東北学院大学合同 (4大学・3チーム)
関東 男子 神奈川大学、国士舘大学 、上智大学 、成蹊大学 、東京大学 、駒澤大学 ・東京農業大学合同 (7大学・6チーム)
東海 男子 岐阜大学 、信州大学 、中部大学 、名古屋大学 、南山大学 、愛知大学 ・愛知教育大学合同、愛知学院大学・滋賀大学合同、中京大学・日本福祉大学合同、名城大学・名古屋商科大学合同 (13大学・9チーム)
関西 男子 関西大学、京都大学、近畿大学、同志社大学、龍谷大学 (5大学・5チーム)
九州 男子 北九州市立大学・中村学園大学合同 (2大学・1チーム)

・Text&Photo by 日本学生ラクロス連盟東海支部広報副委員長・永井明沙子(名古屋大学)
・Photo by 日本ラクロス協会総務部次長(東海地区)・八木信行