関西地区・学生女子競技審判員勉強交流会

2016/10/22

【学生ラクロスリーグ戦の運営を支える、学生審判員の活動を紹介します】

 日本学生ラクロス連盟西日本支部の新たな試みとして、2016年6月19日(日)に、大阪府(大阪市)・ロッジ舞洲にて『学生女子競技審判員勉強交流会』を開催した。

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[左:勉強交流会の参加者/右:タイムスケジュール]

 関西地区の学生審判員を対象とし、4級審判員の3級昇級への意識向上・3級審判員の質の向上・3級4級審判員の交流の3点を目的としたプロジェクトで、学生審判員41名が参加した。

 内容としては、「3級・4級それぞれ対象の講習会とグループディスカッション」の勉強会、そして「バーベキュー」にて審判員間の交流会の2部構成で行った。

 勉強会では、上級審判員による4級審判員対象の講習会を行った。審判員の役割、仕事内容、コート内でのコミュニケーションの取り方などをお話しして頂き、3級昇級への意識が高まったのではないかと思う。
 3級審判員対象の講習会は、審判をしている際に疑問点となることが多い処置問題を確認テスト形式で行った。講習会の最後に、主審の役割についてお話しして頂いた。主審未経験者にとっては初めての知識であり、今後主審を務めることを意識できただろう。
 改めて審判員の役割を確認する機会が今までに無かったため、質問や得たことをノートにメモする受講者が多く見受けられ、今回の勉強会で再確認できた。

 グループディスカッションでは、「チームの審判員の必要性」、「審判員としての信頼を得るためには」という2点のテーマでディスカッションした。なぜ審判員が必要なのか、審判員としてどのように信頼を得るのか、各グループで話し合い考えてもらった。たくさんの意見が出たため、個人で意識し今後の活動に活かしてもらえると思う。

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[左:勉強会の様子(講師:堀希美佳さん)/右:グループディスカッションの様子]

 そして、審判員同士の交流を図るために、バーベキューを行った。横の繋がり、縦の繋がりを作るため、学年・チーム・級もバラバラであったが、どの班も話の絶えない時間を過ごしていた。
 最後には審判員必需品のカードをかけた班対抗のゲームを行い、楽しく盛り上がることができた。

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[左:バーベキューでの交流会/右:イベントの運営を行った女子審判プロジェクトメンバー]


・Text & Photo by 日本学生ラクロス連盟西日本支部 女子審判プロジェクト代表・佐保果南(近畿大学)