第25回九州学生ラクロスリーグ戦・女子決勝戦
2017/03/10
【プレイバック2016】
2016年に全国各地区で開催した行事の内から、一部を振り返っていきます。
九州地区:第25回九州学生ラクロスリーグ戦・女子決勝戦
日時:2016年10月29日(土)
場所:福岡県(春日市)・春日公園球技場
西南学院大学(白) vs 福岡女学院大学(青)
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
2016年10月29日(土)、前日までの悪天候と打って変わり、晴れ間が広がる恵まれた天気となった福岡県(春日市)・春日公園球技場において、第25回九州学生ラクロスリーグ戦女子決勝戦、西南学院大学(以下、西南) 対 福岡女学院大学(以下、福女)の試合を行った。
前半
試合は西南#7 島、福女#3 若松によるドローから始まった。最初にボールをゲットした西南は、ダウンボールにより一度は福女にボールを奪われるものの、積極的なディフェンスですぐにボールを取り返し、アタックに持ち込む。西南のオフェンス中、福女のファウル(フリースペーストゥゴールの侵害)により#23 植木がゴール前でノーマークになる。このチャンスにボールを与えられた#7 島がすかさずアシスト。これにより西南が先制点を挙げた。
西南が早いパス回しと、スペースに切込むような1対1を軸にゴールを狙うのに対し、福女は#31 分部のナイスセーブと、オンサイドを重視した粘り強いディフェンスでゴールを許さなかった。
しかし福女はクリア中のミスによるダウンボールが重なり、なかなかボールを繋いで攻撃に持ち込むことができない。
その間に流れを掴んだ西南の猛攻は止まらなかった。#30 苅北のインターセプトからのシュートや、#7 島のフリーシュート、#78 井上の力強い1対1、#18 稲田のゴール前へのカットインにより、一気に4連続得点を挙げ観客を沸かせた。
5-0と点差が広がり、これ以上離されたくない福女は、初めてアタックのセットに持ち込むことができた。空いたスペースに#8 中田が素早く1対1を仕掛け、その勢いのままゴールへ力強いシュート。1点目を奪い、得点は5-1となる。
しかし、そこからすかさず西南#17 眞崎が1対1から狙いすましたシュートを見事に撃ち込み、再び5点差としたところで前半を終えた。
後半
試合後半、開始のドローを制したのは西南。
何としてもここを守り抜きたい福女は#31 分部の好セーブでゴールを堅守しピンチを乗り切る。ここから両チーム互いにミスからのターンオーバーが続き、なかなか得点が奪えない。
この厳しい状況を潜り抜けたのは福女#8 中田だった。積極的に当たってくる西南のディフェンスを颯爽とかわし、鋭いシュートを決めた。福女が後半の1点目を奪い、6-2と4点差と迫り西南を追う。
早く点差を縮めたい福女は、積極的にシュートを狙いディフェンスを崩しにかかるが西南#75 花村が好セーブを重ね、両者ともに得点を譲らない時間が続く。
時間と点差を意識してか、西南は1対1でディフェンスを寄せてからのパス回しが多くなり、福女のディフェンスは揺さぶられる時間が繰り返される。なんとかボールを奪おうと福女のディフェンスが前掛かりになったその隙をついて#7 島が1対1で切り込み、得点を挙げた。スコアは7-2とまた点差が広がる。
試合終了まで残り15分を切ったところで、西南のファウルにより福女にフリーシュートが与えられ、それを#24 松村がしっかり決め得点は7-3となる。続いて西南のミスからボールをゲットした福女は、#8 中田が速く鋭い1対1でディフェンスを引き付け、フリーになった#2 嘉悦へのアシスト。さらに1点を追加し、7-4と少しずつ差を縮め始めた。
勢いに乗ってきた福女であったが、残り5分を切ると西南の徹底したパス回しを前に、なかなかボールを奪い取ることができない。
西南のオフサイドによりやっとボールを奪った福女であったが、得点を決める前に試合終了のホイッスルが鳴った。
7-4の西南の勝利で第25回九州学生ラクロスリーグ戦は幕を閉じた。
福女の最後まで得点を狙うアタックや、西南の強く粘るディフェンスなど、最後まで観客を楽しませてくれる試合であった。
後半追い上げを見せたが惜しくも敗れた福女も、この悔しさを糧に来年に繋げていってほしい。また、今大会見事に優勝した西南は三地区大会へと駒を進めた。
Text by 日本ラクロス協会事務局九州地区内学生連盟 広報委員・江口萌々(福岡教育大学)
Photo by 日本ラクロス協会事務局九州地区内学生連盟 2015年度執行部・原田大
2016年に全国各地区で開催した行事の内から、一部を振り返っていきます。
九州地区:第25回九州学生ラクロスリーグ戦・女子決勝戦
日時:2016年10月29日(土)
場所:福岡県(春日市)・春日公園球技場
西南学院大学(白) vs 福岡女学院大学(青)
スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
計
|
西南学院大学
|
5
|
2
|
7
|
福岡女学院大学
|
1
|
3
|
4
|
西南学院大学 | 福岡女学院大学 |
(確認中) | (確認中) |
- | - |
- | - |
主審 | (確認中) |
副審 | (確認中) |
(確認中) | |
(確認中) |
ゲームレポート
2016年10月29日(土)、前日までの悪天候と打って変わり、晴れ間が広がる恵まれた天気となった福岡県(春日市)・春日公園球技場において、第25回九州学生ラクロスリーグ戦女子決勝戦、西南学院大学(以下、西南) 対 福岡女学院大学(以下、福女)の試合を行った。
前半
試合は西南#7 島、福女#3 若松によるドローから始まった。最初にボールをゲットした西南は、ダウンボールにより一度は福女にボールを奪われるものの、積極的なディフェンスですぐにボールを取り返し、アタックに持ち込む。西南のオフェンス中、福女のファウル(フリースペーストゥゴールの侵害)により#23 植木がゴール前でノーマークになる。このチャンスにボールを与えられた#7 島がすかさずアシスト。これにより西南が先制点を挙げた。
西南が早いパス回しと、スペースに切込むような1対1を軸にゴールを狙うのに対し、福女は#31 分部のナイスセーブと、オンサイドを重視した粘り強いディフェンスでゴールを許さなかった。
しかし福女はクリア中のミスによるダウンボールが重なり、なかなかボールを繋いで攻撃に持ち込むことができない。
その間に流れを掴んだ西南の猛攻は止まらなかった。#30 苅北のインターセプトからのシュートや、#7 島のフリーシュート、#78 井上の力強い1対1、#18 稲田のゴール前へのカットインにより、一気に4連続得点を挙げ観客を沸かせた。
5-0と点差が広がり、これ以上離されたくない福女は、初めてアタックのセットに持ち込むことができた。空いたスペースに#8 中田が素早く1対1を仕掛け、その勢いのままゴールへ力強いシュート。1点目を奪い、得点は5-1となる。
しかし、そこからすかさず西南#17 眞崎が1対1から狙いすましたシュートを見事に撃ち込み、再び5点差としたところで前半を終えた。
後半
試合後半、開始のドローを制したのは西南。
何としてもここを守り抜きたい福女は#31 分部の好セーブでゴールを堅守しピンチを乗り切る。ここから両チーム互いにミスからのターンオーバーが続き、なかなか得点が奪えない。
この厳しい状況を潜り抜けたのは福女#8 中田だった。積極的に当たってくる西南のディフェンスを颯爽とかわし、鋭いシュートを決めた。福女が後半の1点目を奪い、6-2と4点差と迫り西南を追う。
早く点差を縮めたい福女は、積極的にシュートを狙いディフェンスを崩しにかかるが西南#75 花村が好セーブを重ね、両者ともに得点を譲らない時間が続く。
時間と点差を意識してか、西南は1対1でディフェンスを寄せてからのパス回しが多くなり、福女のディフェンスは揺さぶられる時間が繰り返される。なんとかボールを奪おうと福女のディフェンスが前掛かりになったその隙をついて#7 島が1対1で切り込み、得点を挙げた。スコアは7-2とまた点差が広がる。
試合終了まで残り15分を切ったところで、西南のファウルにより福女にフリーシュートが与えられ、それを#24 松村がしっかり決め得点は7-3となる。続いて西南のミスからボールをゲットした福女は、#8 中田が速く鋭い1対1でディフェンスを引き付け、フリーになった#2 嘉悦へのアシスト。さらに1点を追加し、7-4と少しずつ差を縮め始めた。
勢いに乗ってきた福女であったが、残り5分を切ると西南の徹底したパス回しを前に、なかなかボールを奪い取ることができない。
西南のオフサイドによりやっとボールを奪った福女であったが、得点を決める前に試合終了のホイッスルが鳴った。
7-4の西南の勝利で第25回九州学生ラクロスリーグ戦は幕を閉じた。
福女の最後まで得点を狙うアタックや、西南の強く粘るディフェンスなど、最後まで観客を楽しませてくれる試合であった。
後半追い上げを見せたが惜しくも敗れた福女も、この悔しさを糧に来年に繋げていってほしい。また、今大会見事に優勝した西南は三地区大会へと駒を進めた。
Text by 日本ラクロス協会事務局九州地区内学生連盟 広報委員・江口萌々(福岡教育大学)
Photo by 日本ラクロス協会事務局九州地区内学生連盟 2015年度執行部・原田大
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