関東地区・女子準認定校等合同練習会
2013/04/04
2013年3月20日(水・祝)に、東京(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場にて、女子準認定校等合同練習会を実施した。
この合同練習会には、日本学生ラクロス連盟東日本支部(以下、学生連盟)に加盟する、準認定校(※)・有志校合わせて、18大学・104名が参加した。
準認定校の中には発足後まもないチームもあり、試合を実施するには部員数が不足していたり、また全てのポジションに選手がいないために、普段の練習で実施できないメニューがあることも多い。
その一方で、部員数が50名を越えるチームは、様々な練習メニューを実施できるだけでなく、大勢の部員の中で刺激を与えあったり、試合に勝つための重要なメニューの反復練習をしっかりと行うことができたりと、切磋琢磨する環境が整っている。
今回の試みは、準認定校等のチームが、部員数が多いと呼ばれるチーム(50名規模)の練習環境を体験することで、より良いチーム環境・チーム運営方法のイメージを掴み、自分たちの手でチームを成長させるきっかけにしてもらうことが目的である。また、そのようなチームが増えることで、加盟校がお互いに協力し合って運営する学生連盟の各種活動もさらに充実したものとなっていく。
当日は、強化部(関東)の協力の下、浅井威宏・岩本海介・長山祐子・高倉潤がコーチとして参加し、練習メニューの検討や、各メニューごとのコーチングを行った。練習メニューは、実戦感覚を掴むためのスクリメッジを中心に、少人数の練習では疎かになりがちなドロー練習や、基礎・練習メニューに悩むチームも多いゴーリー向けのクリニックを行った。
新年度を間近に控え、参加した各チーム・各選手には、ラクロスを上達し、チームを強くするために、自らの手で充実したチーム運営に向かって取り組んでいくことが期待される。
※連盟準認定校 : 準認定競技団体。試合を行うための部員数が足りていない等の状況のため、日本学生ラクロス連盟に加盟するが、8月から開催する学生ラクロスリーグ戦に出場することができない団体。
[左右:大勢の選手、備品があることで、密度の濃い練習ができることを体感する]
参加校
・準認定校(正式認定申請中を含む)
埼玉大学(埼玉)、西武文理大学(埼玉)、東京成徳大学(千葉)、目白大学(東京)
・有志参加校
跡見学園女子大学(埼玉)、共立女子大学(東京)、神田外語大学(埼玉)、関東学院大学(神奈川)、国際基督教大学(東京)、駒沢女子大学(東京)、成城大学(東京)、聖心女子大学(東京)、専修大学(東京)、創価大学(東京)、筑波大学(茨城)、東京外国語大学(東京)、フェリス女学院大学(神奈川)、文京学院大学(東京)
参加選手の練習後のコメント
・国際基督教大学 主将・沢田 奈緒子
「普段の練習とは違い、他人のプレーを見たり、フィードバックをしたりする時間がとれた。また、試合の人数で練習ができた」
・聖心女子大学 主将・田部 友里夏
「普段の練習と違って人数がとにかく多かったので、いろんな人のプレーを学びながら練習できた。人数が多いほど学ぶことは多いし楽しいと感じた」
・フェリス女学院大学 主将・茂木 朱里
「普段の練習と違い、フルフィールドで練習が出来て、人数が多いメニューを沢山出来た。また、普段の練習では全部のメニューに自分も入っているのでプレーを客観視できないが、人数が多いと練習を外から見て客観視することができ、学べる事が多かったです」
・神田外語大学 主将・今野 見咲
「普段の練習と違って、緊張感がある中で練習ができた。人数が必要だなと改めて感じました」
・西武文理大学 主将・中村 真美
「普段の練習と違い、気持ちに余裕をもちながら練習が出来た。また、ゲームが大人数でたくさん出来た。(創部したばかりなので)パスキャッチの精度やスティックワークなど基礎面でも自分達はまだまだなので、他大学さんのを見て勉強できた事がすごく力となりました」
・専修大学 常野 愛夏
「普段の練習と一番違ったのは、大人数であるという点でした。やる気に満ちた雰囲気だったと思います」
・東京外国語大学 主将・西城 友香
「普段の練習と違って、フルコートでのゲームなど人数が多いからこそできるメニューができた。また、自分がメニューに入らない間に、見て学ぶことができた。人数が多いと練習の幅がすごく広がることを実感し、やはり人数は大事だと思った」
・東京成徳大学 主将・刈田 くるみ
「普段と違い、12人でゲームが出来た。普段はゴーリーがいないため、ゴーリーがいるシュート練習が出来、また他の人のプレーが見れた。人数が多いとモチベーションも上がるなと思いました」
・文京学院大学 主将・齊藤 美香
「普段と違い、個人的に勢いが出て、行動をキビキビしようと思えた。また見本となる人たちがいて、真似しようと思えた」
・目白大学 竹内 由佳
「普段は、試合形式の練習が目白大学ではできないので、それだけで刺激になった」
・共立女子大学
「普段の練習と異なり、 休む(見る)時間があった。いろんな考えを持った人がいたので勉強になった。 人数が多いだけで元気がでると思えた」
[左右:50名を超える選手やゴーリーが何人もいることで、試合形式の練習を、集中して繰返し行うことができる]
[左:少人数時は疎かになりがちなドロー練習 / 右:ゴーリークリニックでは基礎・練習メニューを確認]
[左:コーチの指摘を聞く参加選手たち / 右:練習後に質問をしに行く選手の姿も目立った]
[左:練習会をサポートした参加校のマネージャーたち / 右:声掛けを行った連盟役員と強化部コーチたち]
・Text&Photo:日本ラクロス協会企画部部長・保坂光信
この合同練習会には、日本学生ラクロス連盟東日本支部(以下、学生連盟)に加盟する、準認定校(※)・有志校合わせて、18大学・104名が参加した。
準認定校の中には発足後まもないチームもあり、試合を実施するには部員数が不足していたり、また全てのポジションに選手がいないために、普段の練習で実施できないメニューがあることも多い。
その一方で、部員数が50名を越えるチームは、様々な練習メニューを実施できるだけでなく、大勢の部員の中で刺激を与えあったり、試合に勝つための重要なメニューの反復練習をしっかりと行うことができたりと、切磋琢磨する環境が整っている。
今回の試みは、準認定校等のチームが、部員数が多いと呼ばれるチーム(50名規模)の練習環境を体験することで、より良いチーム環境・チーム運営方法のイメージを掴み、自分たちの手でチームを成長させるきっかけにしてもらうことが目的である。また、そのようなチームが増えることで、加盟校がお互いに協力し合って運営する学生連盟の各種活動もさらに充実したものとなっていく。
当日は、強化部(関東)の協力の下、浅井威宏・岩本海介・長山祐子・高倉潤がコーチとして参加し、練習メニューの検討や、各メニューごとのコーチングを行った。練習メニューは、実戦感覚を掴むためのスクリメッジを中心に、少人数の練習では疎かになりがちなドロー練習や、基礎・練習メニューに悩むチームも多いゴーリー向けのクリニックを行った。
新年度を間近に控え、参加した各チーム・各選手には、ラクロスを上達し、チームを強くするために、自らの手で充実したチーム運営に向かって取り組んでいくことが期待される。
※連盟準認定校 : 準認定競技団体。試合を行うための部員数が足りていない等の状況のため、日本学生ラクロス連盟に加盟するが、8月から開催する学生ラクロスリーグ戦に出場することができない団体。
[左右:大勢の選手、備品があることで、密度の濃い練習ができることを体感する]
参加校
・準認定校(正式認定申請中を含む)
埼玉大学(埼玉)、西武文理大学(埼玉)、東京成徳大学(千葉)、目白大学(東京)
・有志参加校
跡見学園女子大学(埼玉)、共立女子大学(東京)、神田外語大学(埼玉)、関東学院大学(神奈川)、国際基督教大学(東京)、駒沢女子大学(東京)、成城大学(東京)、聖心女子大学(東京)、専修大学(東京)、創価大学(東京)、筑波大学(茨城)、東京外国語大学(東京)、フェリス女学院大学(神奈川)、文京学院大学(東京)
参加選手の練習後のコメント
・国際基督教大学 主将・沢田 奈緒子
「普段の練習とは違い、他人のプレーを見たり、フィードバックをしたりする時間がとれた。また、試合の人数で練習ができた」
・聖心女子大学 主将・田部 友里夏
「普段の練習と違って人数がとにかく多かったので、いろんな人のプレーを学びながら練習できた。人数が多いほど学ぶことは多いし楽しいと感じた」
・フェリス女学院大学 主将・茂木 朱里
「普段の練習と違い、フルフィールドで練習が出来て、人数が多いメニューを沢山出来た。また、普段の練習では全部のメニューに自分も入っているのでプレーを客観視できないが、人数が多いと練習を外から見て客観視することができ、学べる事が多かったです」
・神田外語大学 主将・今野 見咲
「普段の練習と違って、緊張感がある中で練習ができた。人数が必要だなと改めて感じました」
・西武文理大学 主将・中村 真美
「普段の練習と違い、気持ちに余裕をもちながら練習が出来た。また、ゲームが大人数でたくさん出来た。(創部したばかりなので)パスキャッチの精度やスティックワークなど基礎面でも自分達はまだまだなので、他大学さんのを見て勉強できた事がすごく力となりました」
・専修大学 常野 愛夏
「普段の練習と一番違ったのは、大人数であるという点でした。やる気に満ちた雰囲気だったと思います」
・東京外国語大学 主将・西城 友香
「普段の練習と違って、フルコートでのゲームなど人数が多いからこそできるメニューができた。また、自分がメニューに入らない間に、見て学ぶことができた。人数が多いと練習の幅がすごく広がることを実感し、やはり人数は大事だと思った」
・東京成徳大学 主将・刈田 くるみ
「普段と違い、12人でゲームが出来た。普段はゴーリーがいないため、ゴーリーがいるシュート練習が出来、また他の人のプレーが見れた。人数が多いとモチベーションも上がるなと思いました」
・文京学院大学 主将・齊藤 美香
「普段と違い、個人的に勢いが出て、行動をキビキビしようと思えた。また見本となる人たちがいて、真似しようと思えた」
・目白大学 竹内 由佳
「普段は、試合形式の練習が目白大学ではできないので、それだけで刺激になった」
・共立女子大学
「普段の練習と異なり、 休む(見る)時間があった。いろんな考えを持った人がいたので勉強になった。 人数が多いだけで元気がでると思えた」
[左右:50名を超える選手やゴーリーが何人もいることで、試合形式の練習を、集中して繰返し行うことができる]
[左:少人数時は疎かになりがちなドロー練習 / 右:ゴーリークリニックでは基礎・練習メニューを確認]
[左:コーチの指摘を聞く参加選手たち / 右:練習後に質問をしに行く選手の姿も目立った]
[左:練習会をサポートした参加校のマネージャーたち / 右:声掛けを行った連盟役員と強化部コーチたち]
・Text&Photo:日本ラクロス協会企画部部長・保坂光信
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