第7回全日本大学選手権大会・激闘プレイバック「第6回大会(2014年)」
2015/11/25
2014年の第6回大会では、2チームが全日本大学選手権大会・全日本選手権大会を通した「全国大会本戦への初出場」を果たした。全国各地区で競争する環境ができつつあるが、同時に本大会では点差が開く試合も見られた。強豪校が、大学選手権の先にある全日本選手権を視野に入れてラクロスに取り組んでいることを強く感じさせられる大会となった。
■出場校(3地区予選を含む/計14チーム)
[男子]慶應義塾大学、関西学院大学、名古屋大学、北海学園大学、東北大学、徳島大学、九州大学
[女子]明治大学、関西学院大学、西南学院大学、北海道大学、愛知教育大学、宮城学院女子大学、岡山大学
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*『第6回全日本ラクロス大学選手権大会』特設ページはこちら
男子・決勝戦は、点を取られたら取り返す、激しい戦いとなった。
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1Q、先制点は関西学院大学(以下、関学)。開始5分に#31・日下貴博がゴールを決める。だがその4分後に慶應義塾大学(以下、慶應)も#39・高橋純が同点弾を決める。試合は一進一退の攻防となるが、1Q終了間際に関学が追加点を上げると、2Qに入った直後、慶應がファウルによりマンダウンディフェンスとなり、試合の流れは関学に傾く。だが攻撃を仕掛けた関学は、慶應の堅い守りの前に追加点をあげられない。逆にこのピンチを切り抜けた慶應は、マンダウン解除後にボールを奪うと何度も相手ゴールを脅かす。そして9分・13分に#8・木島が立て続けに2点を奪い、逆転した。この後も慶應の度重なるファウルで有利なオフェンスが続いた関学だったが、ゴールは奪えず、前半は4-2の慶應リードで終える。
3Q開始早々、関学#5・藤川邦弘のゴールが決まると、点の取り合いが始まった。失点直後、慶應がライド成功から#3・脇坂俊輝がゴールを決めると、続けて#7・井上優もゴールを決める。だが慶應に傾きつつあった試合の流れを関学は押し戻す。10分に#31・日下が華麗にゴールを決めた。慶應が追加点を入れても、関学はライド成功から#99・桑田健嗣がゴールを決める。激しいつばぜり合いが演じられた。
4Qに、ペースを握った慶應が連続得点を上げ、関学を突き放し、最終スコア16-8で慶應の勝利となったが、お互いが序盤から激しく点を取り合うラクロスらしいゲーム展開となった決勝戦は、多くの観客を魅了した。
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第2回大会で優勝した日本体育大学延長戦にもつれ込む激闘を見せた西南学院大学が、関西学院大学と素晴らしい戦いを見せた。
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関西学院大学(以下、関学)は試合開始2分で先制点を奪うと、磨き抜かれたパス回しで西南学院大学(以下、西南)にボールを渡さない。しかし西南は、ゴーリー#48・宮本真里奈が巨大な防壁となって、関学に得点を与えない。そして西南はゴーリーのナイスセーブに応えるように、17分・18分そして前半終了間際にも点を決める。しかし、関学は前半の残り時間がほぼない中で#17・横井友希がシュートを決め、1点を返す。両チームのオフェンスとディフェンスの動きや技術が素晴らしさを見せる中で、前半を終えた。
後半開始直後、西南はドローに勝つと、前半の勢いのまま果敢に攻めた。だが、フリーシュートを決めることができないと、関学の反撃が始まり、試合は一気に点の取り合いの様相を見せる。
後半4分、関学は#61・中野夏香がディフェンスをかわしてゴール、同点とする。西南は#6・博多絵理がパスを受けてゴールを決め再び突き放す。だが関学は良い流れを切らず、#17・横井友希、#57・兼任春奈、そして後半18分に、#47・松本莉穂が角度のない所から、技ありのゴールを決め、逆転し、突き放した。
だが、西南も最後まで攻撃を仕掛け、#87・上妻幹奈、#5・堂地由緒が立て続けにゴールネットを揺らした。西南の大逆転が起こるかと思われるような試合の展開になる。
そこからも一進一退の攻防が続くが、最後は関学#57・兼任が1対1で撃ち込んだシュートを決め、8-6で関学の勝利となった。両チームの攻めが輝き、見ているものを魅了する試合展開となった。
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男子決勝戦は、点の取り合いを制した慶應義塾大学が2年振りの優勝を果たす。
そして、女子決勝戦は、関東学生リーグ戦を初優勝した明治大学がその勢いのまま関西学院大学を下し初優勝となった。明治大学は、全日本選手権でもクラブチームとの激戦を制し、大学・社会人(クラブ)全ての頂点へ一気に駆け上がっていった。
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■出場校(3地区予選を含む/計14チーム)
[男子]慶應義塾大学、関西学院大学、名古屋大学、北海学園大学、東北大学、徳島大学、九州大学
[女子]明治大学、関西学院大学、西南学院大学、北海道大学、愛知教育大学、宮城学院女子大学、岡山大学
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【激闘プレイバック・男子】 決勝戦/慶應義塾大学 対 関西学院大学 |
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チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
計
|
慶應義塾大学
|
1
|
3 | 3 |
9
|
16
|
関西学院大学
|
2
|
0 | 3 |
3
|
8
|
3Q開始早々、関学#5・藤川邦弘のゴールが決まると、点の取り合いが始まった。失点直後、慶應がライド成功から#3・脇坂俊輝がゴールを決めると、続けて#7・井上優もゴールを決める。だが慶應に傾きつつあった試合の流れを関学は押し戻す。10分に#31・日下が華麗にゴールを決めた。慶應が追加点を入れても、関学はライド成功から#99・桑田健嗣がゴールを決める。激しいつばぜり合いが演じられた。
4Qに、ペースを握った慶應が連続得点を上げ、関学を突き放し、最終スコア16-8で慶應の勝利となったが、お互いが序盤から激しく点を取り合うラクロスらしいゲーム展開となった決勝戦は、多くの観客を魅了した。
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【激闘プレイバック・女子】 準決勝戦/関西学院大学 対 西南学院大学 |
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チーム
|
前半
|
後半
|
計
|
関西学院大学
|
2
|
6
|
8
|
西南学院大学
|
3
|
3
|
6
|
後半開始直後、西南はドローに勝つと、前半の勢いのまま果敢に攻めた。だが、フリーシュートを決めることができないと、関学の反撃が始まり、試合は一気に点の取り合いの様相を見せる。
後半4分、関学は#61・中野夏香がディフェンスをかわしてゴール、同点とする。西南は#6・博多絵理がパスを受けてゴールを決め再び突き放す。だが関学は良い流れを切らず、#17・横井友希、#57・兼任春奈、そして後半18分に、#47・松本莉穂が角度のない所から、技ありのゴールを決め、逆転し、突き放した。
だが、西南も最後まで攻撃を仕掛け、#87・上妻幹奈、#5・堂地由緒が立て続けにゴールネットを揺らした。西南の大逆転が起こるかと思われるような試合の展開になる。
そこからも一進一退の攻防が続くが、最後は関学#57・兼任が1対1で撃ち込んだシュートを決め、8-6で関学の勝利となった。両チームの攻めが輝き、見ているものを魅了する試合展開となった。
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優勝校 |
そして、女子決勝戦は、関東学生リーグ戦を初優勝した明治大学がその勢いのまま関西学院大学を下し初優勝となった。明治大学は、全日本選手権でもクラブチームとの激戦を制し、大学・社会人(クラブ)全ての頂点へ一気に駆け上がっていった。
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「11月28日に、大学日本一が決まる!」 決勝戦:2015年11月28日(土) ・東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場 *『第7回全日本ラクロス大学選手権大会』特設ページはこちら |
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過去の優勝校 | 男子 | 女子 |
第6回 (2014) | 慶應義塾大学 | 明治大学 |
第5回 (2013) | 早稲田大学 | 慶應義塾大学 |
第4回 (2012) | 慶應義塾大学 | 慶應義塾大学 |
第3回 (2011) | 早稲田大学 | 関西学院大学 |
第2回 (2010) | 早稲田大学 | 日本体育大学 |
第1回 (2009) | 一橋大学 | 東海大学 |
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