第7回全日本大学選手権大会:準決勝戦(女子・京都会場)(2)・ゲームレポート
2015/12/14
日時:2015年11月21日(土) 14:30試合開始
場所:京都府(京都市)・宝が池球技場
関西学院大学(白) vs 南山大学(黄)


*ゲームスコア・得点者ページはこちら
ゲームレポート
2015年11月21日(土)、雲の切れ間から眩しい光が照り付け秋の終わりを感じる今日、宝が池球技場において第7回全日本ラクロス大学選手権大会・準決勝戦、関西学院大学(以下、関学) 対 南山大学(以下、南山)の試合を行った。


前半
試合開始のドローは、関学#57・兼任と南山#76・佐藤。ドローを獲った関学は果敢にゴールに向かう。開始5分、関学#21・青木によるシュートはインザクリースにより得点に出来なかったが、7分、味方のパスを貰い#57・兼任がセンターから入り込み先制点を挙げる。
その後のドローも関学がゲットする。調子が出ない南山はファウルで相手にフリーシュートを与えてしまい関学#21・青木が豪快なシュートを叩き込み2-0となる。その後も関学は落ち着いた攻めで相手のファールを誘い、関学#27・今井によりまたもやフリーシュートで得点を決める。3-0となり点差が開く中、関学の勢いは止まらず14分、#21・青木がゴール前でパスを貰うと巧みなスティックワークと目にも止まらぬ速さで追加点を入れ4-0とした。


南山も点を取りたいところだが、ドローのボールを獲ることが出来ずディフェンス時間が続き、また#4・小久保へのイエローカード提示により不利な状況が続く。そんな中15分、関学#72・山田がフリーシュートにより5点目を入れる。その直後、負けじと南山も次のドローを獲り、センターの#76・佐藤はそのまま持ち前の足でディフェンスをかわし右上からそのまま力強いシュートで1点目を取る。
5-1となり4点リードの関学は18分、左上から#47松本による背の高さを活かしたシュートで5点リードとする。この流れを止めたい南山は相手のパス回しを遮り、ボールを奪って丁寧にパスを繋ぎ相手のファールでフリーシュートを取り21分、#6・堀場により2点目を入れ6-2となる。
その後関学はボールをゲットし素早いパス回しで相手を翻弄する。すると23分の前後で立て続けに関学#67・三浦と#47・松本がフリーシュートを決めきり8-2となる。前半終了間近、関学#57・兼任がゴール裏からのパスを受け華麗な技で本日2点目を挙げ9-2で前半を折り返した。


後半
後半、関学が7点リードした状態で始まり、ドローは南山がゲットする。
互いにうまく攻めきれないシーンが続く中、後半5分、関学#23・神保が右上から1対1で仕掛けそのままゴールにシュートを放った。10-2となり、さらに関学が勢いよく攻めるも相手のセーブにより、南山のクリアが始まる。
関学のチームプレイによるライドに阻まれながらもゴール前まで運び10分、南山#26・井上によりフットワークを見せつける豪快な一発をゴールに突き刺した。


10-3となった後、点差が変わらないままだったが13分、関学は#27・今井によるフリーシュートで11点目を決め8点差となる。
次のドローは南山が獲り、関学のファウルでフリーシュートを獲得しチャンスをものにしたのは南山#54・石黒。ボールを地面に叩きつけゴールネットを揺らし11-4となる。
調子が出てきた南山はその後直後に起きたフリーシュートの場面で#34・仙田によって5点目を入れ徐々に点差が縮まっていく。だが、互いにミスが続きターンオーバーで点に出来ない状態が続く中で22分、関学#45・成地による左上からの1対1でディフェンスを寄せ付けずそのまま見事なシュートで会場を沸かす。その直後の23分、疲れを見せない関学は#75・細川が角度のないスペースからのシュートを決め、13-5になったところで試合終了となり、関学が白星を挙げた。


今回の試合は両者ともに疲れをみせない試合であった。南山は、攻めのディフェンスでボールを自分のものにし選手一人一人迫力あるプレーをみせてくれた。一方、関学は攻め気のあるプレーでチャンスをものにし、勝利を掴んだ。関学は、決勝戦でも、この勢いのまま学生日本一の座をつかみ取ってほしい。
・Text:日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会ゲームレポート班:横山沙樹(神戸松蔭女子学院大学)、長畑滋織(龍谷大学)、藤本有里香(桃山学院大学)、糸谷和恵(神戸学院大学)
・Photo:日本ラクロス協会国際部・陶器淳



場所:京都府(京都市)・宝が池球技場
関西学院大学(白) vs 南山大学(黄)


*ゲームスコア・得点者ページはこちら
ゲームレポート
2015年11月21日(土)、雲の切れ間から眩しい光が照り付け秋の終わりを感じる今日、宝が池球技場において第7回全日本ラクロス大学選手権大会・準決勝戦、関西学院大学(以下、関学) 対 南山大学(以下、南山)の試合を行った。


前半
試合開始のドローは、関学#57・兼任と南山#76・佐藤。ドローを獲った関学は果敢にゴールに向かう。開始5分、関学#21・青木によるシュートはインザクリースにより得点に出来なかったが、7分、味方のパスを貰い#57・兼任がセンターから入り込み先制点を挙げる。
その後のドローも関学がゲットする。調子が出ない南山はファウルで相手にフリーシュートを与えてしまい関学#21・青木が豪快なシュートを叩き込み2-0となる。その後も関学は落ち着いた攻めで相手のファールを誘い、関学#27・今井によりまたもやフリーシュートで得点を決める。3-0となり点差が開く中、関学の勢いは止まらず14分、#21・青木がゴール前でパスを貰うと巧みなスティックワークと目にも止まらぬ速さで追加点を入れ4-0とした。


南山も点を取りたいところだが、ドローのボールを獲ることが出来ずディフェンス時間が続き、また#4・小久保へのイエローカード提示により不利な状況が続く。そんな中15分、関学#72・山田がフリーシュートにより5点目を入れる。その直後、負けじと南山も次のドローを獲り、センターの#76・佐藤はそのまま持ち前の足でディフェンスをかわし右上からそのまま力強いシュートで1点目を取る。
5-1となり4点リードの関学は18分、左上から#47松本による背の高さを活かしたシュートで5点リードとする。この流れを止めたい南山は相手のパス回しを遮り、ボールを奪って丁寧にパスを繋ぎ相手のファールでフリーシュートを取り21分、#6・堀場により2点目を入れ6-2となる。
その後関学はボールをゲットし素早いパス回しで相手を翻弄する。すると23分の前後で立て続けに関学#67・三浦と#47・松本がフリーシュートを決めきり8-2となる。前半終了間近、関学#57・兼任がゴール裏からのパスを受け華麗な技で本日2点目を挙げ9-2で前半を折り返した。


後半
後半、関学が7点リードした状態で始まり、ドローは南山がゲットする。
互いにうまく攻めきれないシーンが続く中、後半5分、関学#23・神保が右上から1対1で仕掛けそのままゴールにシュートを放った。10-2となり、さらに関学が勢いよく攻めるも相手のセーブにより、南山のクリアが始まる。
関学のチームプレイによるライドに阻まれながらもゴール前まで運び10分、南山#26・井上によりフットワークを見せつける豪快な一発をゴールに突き刺した。


10-3となった後、点差が変わらないままだったが13分、関学は#27・今井によるフリーシュートで11点目を決め8点差となる。
次のドローは南山が獲り、関学のファウルでフリーシュートを獲得しチャンスをものにしたのは南山#54・石黒。ボールを地面に叩きつけゴールネットを揺らし11-4となる。
調子が出てきた南山はその後直後に起きたフリーシュートの場面で#34・仙田によって5点目を入れ徐々に点差が縮まっていく。だが、互いにミスが続きターンオーバーで点に出来ない状態が続く中で22分、関学#45・成地による左上からの1対1でディフェンスを寄せ付けずそのまま見事なシュートで会場を沸かす。その直後の23分、疲れを見せない関学は#75・細川が角度のないスペースからのシュートを決め、13-5になったところで試合終了となり、関学が白星を挙げた。


今回の試合は両者ともに疲れをみせない試合であった。南山は、攻めのディフェンスでボールを自分のものにし選手一人一人迫力あるプレーをみせてくれた。一方、関学は攻め気のあるプレーでチャンスをものにし、勝利を掴んだ。関学は、決勝戦でも、この勢いのまま学生日本一の座をつかみ取ってほしい。
・Text:日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会ゲームレポート班:横山沙樹(神戸松蔭女子学院大学)、長畑滋織(龍谷大学)、藤本有里香(桃山学院大学)、糸谷和恵(神戸学院大学)
・Photo:日本ラクロス協会国際部・陶器淳
決勝戦:2015年11月28日(土) ・東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場 *『第7回全日本ラクロス大学選手権大会』特設ページはこちら |
||
過去の優勝校 | 男子 | 女子 |
第6回 (2014) | 慶應義塾大学 | 明治大学 |
第5回 (2013) | 早稲田大学 | 慶應義塾大学 |
第4回 (2012) | 慶應義塾大学 | 慶應義塾大学 |
第3回 (2011) | 早稲田大学 | 関西学院大学 |
第2回 (2010) | 早稲田大学 | 日本体育大学 |
第1回 (2009) | 一橋大学 | 東海大学 |



« 第7回全日本大学選手権大会:準決勝戦(男子・京都会場)(2)・ゲームレポート | 第7回全日本大学選手権大会:準決勝戦(男子・東京会場)(2)・フォトレポート »
記事一覧
- 第10回全日本大学選手権大会:決勝(女子) [2018/11/25]
- 第10回全日本大学選手権大会:決勝(男子) [2018/11/25]
- 第10回全日本大学選手権大会:準決勝(女子・名古屋会場) [2018/11/17]
- 第10回全日本大学選手権大会:準決勝(男子・名古屋会場) [2018/11/17]
- 第10回全日本大学選手権大会:準決勝(女子・大阪会場) [2018/11/17]