2013年U21女子日本代表・第2回練習会(3月16日~17日)

2013/04/27

2013年3月16日(土)・17日(日)に女子21歳以下日本代表(以下、U21女子日本代表)の第2回練習会・合宿を行いました。

練習会1練習会2

3月16日は東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場にて練習を行いました。
今回の練習会は「グループからチームになること」と目標設定し行いました。U21女子日本代表では、グループを『ラクロスというカテゴリを通して集まってきた集団』、チームを『目的のために協力し行動する集団』と位置づけています。
ひとり一人がラクロスが上手いだけの選手になるのではなく、チームとして他の選手を支え、よい集団になるためにはどのような行動をとったらよいか考え、行動しながら練習会を行いました。
技術面では、逆サイドの活用・守りから攻めへの「切り替え」、スティックの使い方に意識をおき下記の練習を行いました。

■16日練習メニュー
・フリーボール
・100m走測定、遠投測定
・2対1
・6対0
・6対2
・5対4
・紅白戦

練習後はホテルへ移動し、夜には外部のメンタルトレーニングコーチにご協力いただき、メンタルトレーニングを行いました。トレーニングでは「チーム」になるために、他の選手と交流する機会を多く持つ事を狙い、まず共通点探しゲームを行いました。他の選手との共通点を見つけ出すことで親近感を持ったり、他の選手の新たな一面を発見する機会となりました。

また、自分の心の状態を上げ、それを継続出来る心を持つ為には、どうすればよいか、そして自分だけでなく、相手の状態を少しでも上げる為には、どうすればよいか、その関わり方などを、選手一人一人が考えました。
トレーニング後半では、試合中に失点をし、心の状態が下がりそうになった時、チームで心の状態をあげられる行動を考えました。選手たちは心の状態を上げるイメージを持つことができたようで、最高のパフォーマンスを出せる心の状態を保つ練習ができました。

3月17日は神奈川県(川崎市)・川崎球場にて練習を行いました。練習は下記のメニューで行われました。
・2対1
・3対2
・6対5
・紅白戦

ミーティングで共有した、動き方や、スペースの取り方、状況判断の意識を選手たちから感じる有意義な練習を行うことができました。紅白戦では、前日の夜に考えた、自分の心を上げるための行動を起こす姿も垣間みることができました。

次回は、2013年4月27日(土)に駒沢オリンピック公園第一球技場、28日(日)に大井第二球技場にて、今回選考した25名の選手で練習会を行います。

メンタルトレーニング練習会3
[左:メンタルトレーニングを行う選手たち/右:17日の練習会(川崎球場)]

チームスタッフ1チームスタッフ2
[左:庄子ヘッドコーチと平田マネージャー/右:末木アシスタントコーチ]

チームスタッフ3チームスタッフ4
[左:長山アシスタントコーチ/右:五十嵐マネージャーリーダーと平田マネージャー]


・Text&Photo by:2013年21歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・五十嵐奈菜