ASPACレポート:男子・第1戦(対タイ王国)

2015/07/05

 2015年7月4日(土)の9:15(現地時間)に行われた第7回APLUアジアパシフィック選手権大会(ASPAC)・開幕戦の相手はタイ王国でした。ホスト国として試合に臨む同チームには、タイに駐在する日本人選手やアメリカでプレー経験のある選手も多く在籍しており、初戦から難しい試合が想定されました。

第1戦1第1戦2

スコア
チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
U22日本代表
5
7
5
4
21
タイ王国
0
2
1
3
6
得点者
U22日本代表
#11 畑田 峻希 (5)
#14 倉島 航太 (5)
#16 藤森 一伎 (4)
#3 筒井 大揮 (2)
#6 荻野 裕貴 (1)
#7 安室 修平 (1)
#8 佐藤 大 (1)
#25 居塚 大岳 (1)
#30 石井 陽介 (1)
個人賞
・Player of the Match Award:#12 田村統馬(U22日本代表)

レポート
 22歳以下男子日本代表(以下、U22日本代表)は、蒸し暑いタイでの8連戦の初戦として、
・1・2Qで試合を決めるつもりでプレーすること
・ディフェンスにおいては、スパイダー時の1st接点でのプレッシャーとネクストでボールを奪う意識を持つこと
・オフェンスにおいては、パススピードとパス精度、複数の選択肢を持ってプレーすること
を求めました。

 特にシュートシーンにおいては、2ポイントのシュートコースを狙うこと、シュート時にシュートとパスの複数の選択肢を持つことを意識しました。
 1Q;5-0、2Q;7-2で、前半を12-2でゲームプラン通りに折り返し、最終スコアは21-6。
 得点種別は、フルフィールドオフェンス(FFO)の1次攻撃で7点、1.5次攻撃で2点、2次攻撃で3点と効率良く得点を重ねることができました。
 また、複数の選択肢を持つ意識もつきはじめ、全21得点中アシストが12と、攻撃にも連動性が見られるようになりました。

 明日(5日)は、ASPAC初参戦のマレーシアと炎天下の14時(日本時間16時)に試合をし、6日にはU23オーストラリアとの試合に臨みます。

 今回のASPACでは、最大のライバルとなるU23オーストラリアとの差を、国際親善試合(6月28日(日)/於・東京都(江戸川区)・江戸川区陸上競技場、18-8で勝利)から、点差を拡げられるかどうかが、1つの成果測定基準となります。

 連戦を通して成長していくU22日本代表に今後もご期待ください。

ゲームフォト
第1戦3第1戦4
第1戦5第1戦6

 タイ王国代表には、現地に駐在する日本人選手も選ばれている。右写真で岩本ヘッドコーチと一緒に写っているのは、この試合で2得点1アシストを決めた鈴村芳朗選手(#22/2002・2006年日本代表/AT)と、フェイスオフや攻守両面で活躍した直居晃平選手(#7/2004年21歳以下日本代表/MF)。
第1戦7第1戦8

 
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・Text:2015年度22歳以下男子日本代表ヘッドコーチ・岩本祐介
・Photo:2015年度22歳以下男子日本代表マネージャーリーダー・臼杵志衣奈