女子ワールドカップ:第6戦・スコットランド戦
2013/07/18
日時:2013年7月17日(水) 14:00試合開始(現地時間)
場所:カナダ・オシャワ
Championship Bracket Round1:日本代表(白) vs スコットランド代表(青)
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スコア
得点者
Player of the Match
スコットランド・#9 Julia Paterson
前日の深夜まで予選Poolの結果に伴う予選ランクが決定せず、対戦相手が決まらないというアクシデントに見舞われ、Championship Bracket(順位決定ラウンド)の初戦の相手は予想外のスコットランドとなった。過去、日本代表が男女とも幾度も苦しめられた、勝負強い難敵中の難敵である。
開始早々、スコットランドが闘志を前面に押し出してぶつかってくる。嵐のような攻撃で日本ゴールに襲いかかり、いきなり2点を先取される。その後日本も#11和田を中心に得点を返し、一進一退の攻防が続く。前半残り10分、立て続けに1対1からの突破を許し連続失点、5-7と劣勢のまま前半を終える。
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[写真:前半はスコットランドの猛攻に日本守備陣が耐える流れが続く(左:#12・能村佐知子/右:#1・富田真世]
後半に入り、またもスコットランドに先手を取られる。速攻からの連続失点で5-9と4点のビハインドを背負う。しかし、運動量に勝る日本はここから怒濤の反撃を見せる。#8水戸、#11和田ら攻撃陣がリズム良くボールを展開し、5連続得点をで一気に逆転し、ラスト5分で12-10と2点のリードを奪う。
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[写真:試合が進むと、徐々に日本の運動量が勝っていった(左:#19・谷山なつき/右:#14・稗田早織)]
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[写真:日本は5連続得点をあげ、一旦は逆転に成功した(左:#8・水戸理恵/右:#11・和田亜紀子)]
残り時間僅か、見え始めた勝負が一番怖い。絶対に諦めないスコットランドは何度もグラウンドボールを拾い日本ゴールへ襲いかかる。日本ディフェンスも#2渡邉光を中心に積極的にプレッシャーをかけるが、クリアーを運びきれず同点に追いつかれる。ラスト4秒、日本は強いプレッシャーでスコットランドのボールを落とすが拾いきれない。逆に拾われたボールは日本ゴールに突き刺さり12-13、万事休す。
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[写真:スコットランドは試合終了の瞬間まで、ボールに対する寄りを緩めなかった]
この結果、日本は最高位9位という順位決定戦に回る事となった。負けても翌日に次の相手と順位を上げるための真剣勝負を強いられる過酷なトーナメント。目標には届かなくなったが、足元を見て目の前に現れる敵を倒さなければならない。本当の戦いはこれから。日本代表の戦いは続いている。
※次戦(Championship Bracket Round2)
7月17日(木) 14:00 [日本時間・18日3:00]
対 ニュージーランド代表
■日本代表選手への応援メッセージはこちらで受付中!
■2013年女子日本代表応援ページはこちら (Facebook)
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[左:この試合でも日本の応援者から心強いご声援を頂いた/右:大会はまだ続く。翌日はニュージーランド戦]
・Text:日本ラクロス協会NPC委員・大久保宜浩 (*NPC:日本代表プロジェクト委員会)
・Photo:日本ラクロス協会事務局次長補佐(関東地区)・浅井威宏
場所:カナダ・オシャワ
Championship Bracket Round1:日本代表(白) vs スコットランド代表(青)
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スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
TOTAL
|
日本代表
|
5
|
7
|
12
|
スコットランド代表
|
7
|
6
|
13
|
日本代表 | スコットランド代表 |
#11 和田 亜紀子 (6)
|
#6 Eleanor Bygroves (3) |
#8 水戸 理恵 (2)
|
#9 Julia Paterson (3) |
#10 井倉 涼子 (1)
|
#17 Alisa Stott (3) |
#14 稗田 早織 (1) | #8 Susan Clark (2) |
#17 剱持 真衣 (1) | #4 Emma Economou (1) |
#24 小川 絵里子 (1) | #7 Olivia Grant (1) |
スコットランド・#9 Julia Paterson
前日の深夜まで予選Poolの結果に伴う予選ランクが決定せず、対戦相手が決まらないというアクシデントに見舞われ、Championship Bracket(順位決定ラウンド)の初戦の相手は予想外のスコットランドとなった。過去、日本代表が男女とも幾度も苦しめられた、勝負強い難敵中の難敵である。
開始早々、スコットランドが闘志を前面に押し出してぶつかってくる。嵐のような攻撃で日本ゴールに襲いかかり、いきなり2点を先取される。その後日本も#11和田を中心に得点を返し、一進一退の攻防が続く。前半残り10分、立て続けに1対1からの突破を許し連続失点、5-7と劣勢のまま前半を終える。
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[写真:前半はスコットランドの猛攻に日本守備陣が耐える流れが続く(左:#12・能村佐知子/右:#1・富田真世]
後半に入り、またもスコットランドに先手を取られる。速攻からの連続失点で5-9と4点のビハインドを背負う。しかし、運動量に勝る日本はここから怒濤の反撃を見せる。#8水戸、#11和田ら攻撃陣がリズム良くボールを展開し、5連続得点をで一気に逆転し、ラスト5分で12-10と2点のリードを奪う。
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[写真:試合が進むと、徐々に日本の運動量が勝っていった(左:#19・谷山なつき/右:#14・稗田早織)]
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[写真:日本は5連続得点をあげ、一旦は逆転に成功した(左:#8・水戸理恵/右:#11・和田亜紀子)]
残り時間僅か、見え始めた勝負が一番怖い。絶対に諦めないスコットランドは何度もグラウンドボールを拾い日本ゴールへ襲いかかる。日本ディフェンスも#2渡邉光を中心に積極的にプレッシャーをかけるが、クリアーを運びきれず同点に追いつかれる。ラスト4秒、日本は強いプレッシャーでスコットランドのボールを落とすが拾いきれない。逆に拾われたボールは日本ゴールに突き刺さり12-13、万事休す。
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[写真:スコットランドは試合終了の瞬間まで、ボールに対する寄りを緩めなかった]
この結果、日本は最高位9位という順位決定戦に回る事となった。負けても翌日に次の相手と順位を上げるための真剣勝負を強いられる過酷なトーナメント。目標には届かなくなったが、足元を見て目の前に現れる敵を倒さなければならない。本当の戦いはこれから。日本代表の戦いは続いている。
※次戦(Championship Bracket Round2)
7月17日(木) 14:00 [日本時間・18日3:00]
対 ニュージーランド代表
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[左:この試合でも日本の応援者から心強いご声援を頂いた/右:大会はまだ続く。翌日はニュージーランド戦]
・Text:日本ラクロス協会NPC委員・大久保宜浩 (*NPC:日本代表プロジェクト委員会)
・Photo:日本ラクロス協会事務局次長補佐(関東地区)・浅井威宏
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