女子ワールドカップ:第8戦・アイルランド戦

2013/07/21

日時:2013年7月20日(土) 9:00試合開始(現地時間)
場所:カナダ・オシャワ

9位決定戦:日本代表(青) vs アイルランド代表(白)

試合1試合2

スコア

チーム
前半 後半
TOTAL
日本代表
14
11
25
アイルランド代表
4
0
4
得点者
日本代表 アイルランド代表
#11 和田 亜紀子 (7)
#1 Olivia Jackson (1)
#7 高野ひかり (4)
#3 Caroline Peters (1)
#14 稗田 早織 (4)
#14 Claire Halliday (1)
#8 水戸 理恵 (3) #18 Schyler Neale (1)
#17 剱持 真衣 (2)
#5 飯塚 菜々恵 (2)
#10 井倉 涼子 (1)
#19 谷山 なつき (1)
#24 小川 絵里子 (1)
Player of the Match
 #11・和田亜紀子
和田亜紀子選手


最終戦、9位を争う相手は前回大会の順位決定ラウンドで敗戦を喫しているアイルランド(前回大会5位)。前回の屈辱を晴らし、日本の力を見せつけておきたいところである。

前半から日本は圧倒的な力を見せる。ドロー獲得からの速攻、自陣でのダブルプレッシャーからボールを奪っての速攻、プレスライドからの速攻等、フルフィールドでボールを縦横無尽に動かし次々にゴールを奪う。セットのオフェンスもリズム良くボールを動かし、クリース前のカットインや1対1で相手のディフェンスを翻弄する。前半終了時には既に14-4と10点の差を付ける展開となった。

後半に入っても日本の勢いは止まらない。日本が戦う舞台はここではないと言わんばかりにフィールド内を支配する。後半は無失点、11得点を奪い、結果25-4と圧勝し、ランキング9位で大会の全日程を終えた。

メダルには届かなかった、Pool Aにさえ残れなかった。これが現実である。
ただ、頭一つ抜けたアメリカを除き、カナダ、オーストラリア、イングランドの上位陣を倒す力があるのは日本である事は間違いない。その可能性を見せてくれた事も事実である。4年後、日本代表の力を決めるのは、そのベースメントである国内リーグ。国内リーグの質の向上が日本の成績を大きく左右する。2017年日本代表、その戦いは既に始まっている。


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試合3試合4
[左:#11・井倉涼子、#14・稗田早織/右:#3・須郷和美]
試合5試合6
[左:#1・富田真世/右:#7・高野ひかり]
試合7試合8
[左:#14・稗田早織、#19・谷山なつき/右:#22・杉本美歩、#5・飯塚菜々恵]
試合9試合10
[左:#8・水戸理恵/右:#17・剱持真衣]
試合11試合12
[左:#16・高柳美咲/右:#11・和田亜紀子]
試合13試合14
[左:#24・小川絵里子、#6・小堀優子/右:#21・渋谷和、#13・渡辺奈緒]
試合15試合16
[左:#2・渡邉光里、#13・渡辺奈緒/右:#12・能村佐知子]
日本の応援団スコアボード
[左:多くの方に応援に駆け付けて頂いた/右:試合終了を示すスコアボード]


・Text:日本ラクロス協会NPC委員・大久保宜浩 (*NPC:日本代表プロジェクト委員会)
Photo:日本ラクロス協会事務局次長補佐(関東地区)・浅井威宏