2010年男子日本代表・14日目(3位決定戦前日)

2010/07/29

大会を振り返ってみると、3位決定戦の舞台に立ったことは、
「3位決定戦」という試合経験を得ただけでなく、
大舞台に臨むための準備作業など、見えないところでの経験を得たことも非常に重要なことでした。

その貴重な経験が詰まった、3位決定戦前日のオフ日での代表の様子を、
男子日本代表の頃安悠子マネージャーのレポートから、振りかえります。


23日(14日目)の活動レポート

大会が始まって、最初で最後のオフ日です。

やっと小休止。
とは言え、明日は最大の戦い「3位決定戦」が待っており、
ここで最高のパフォーマンスを出す為には、今日をどう使うかが重要です。

コーチ陣と山本アナライジングスタッフは、
オーストラリア対策の為、
昨夜から不眠不休で全てのオーストラリア戦のデータ分析です。

選手達は、午前中は全員部屋で休養。
昨日は初めてのナイターゲームだったので、疲労を残さないようにします。
明日のことを考えたらじっとしていられない選手もいたことと思いますが、
その気持ちをぐっと押さえて皆部屋に入りました。

午後から始動。

まずはコーチ陣が収集したデータを基に、ビデオでオーストラリアの傾向を徹底的に研究し、
そのままの流れで夕方から練習へ。

オーストラリアの主力オフェンスの番号のメッジを着用し、相手に見立ててディフェンス練習。
前回の試合で7得点の#19Leigh perhamをいかに押さえるか、繰り返し動きの確認をします。
続いて逆にオフェンスの練習。
ゆっくりとボールを回しながら、相手ディフェンスが空く瞬間を狙います。

最後に、シュート、FaceOffの確認をして、練習を終えました。

夜はポジション別でミーティングをし、さらにチーム内で理解を深めました。


あとは、明日の試合開始のホイッスルを待つのみ。
いざ、3位へ。


最後の練習最後の練習最後の練習最後の練習


  夜通しかけて分析を急ぐスタッフ陣。データ収集では強化部・市川次長(関東男子)もサポートした
データ分析データ収集


  現地にお住まいの方から差し入れが届き、選手たちはさらに力づけられる。ありがとうございました。
現地からの差し入れ


23日(14日目)のスケジュール
・朝食
・フリー
・昼食
・ビデオミーティング
・練習
・夕食
・オフェンスミーティング
・ディフェンスミーティング
・ゴーリーミーティング


   ■ フォトギャラリー(代表チーム・インサイドフォト)はこちらから


Text:男子日本代表マネージャー・頃安悠子
Photo:男子日本代表通訳・鹿内映里、広報部・大木佳奈