2013年女子日本代表・第11回練習会レポート(6月29日~30日)

2013/07/03

2013年女子日本代表の第11回練習会を、2013年6月29日(土)に東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場で行い、また、30日(日)には、東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園補助競技場に於いて行いました。

練習1練習2

今回の練習会は本大会前の国内での最後の練習会ということで、審判員の方々にもご協力頂き、チームとしての総仕上げとなる、様々な局面での最終確認を二日間に渡って行いました。

そして、いよいよ我々2013年女子日本代表は、7月8日(月)にワールドカップの開催地となるカナダ・オシャワに向けて出発します。昨年からの2年間、本当に多くの人達によって我々の活動は支えられてきました。そういった方々への感謝の気持ちを忘れず、メダル獲得の目標が達成できるようにすべての力を一つにして、一試合一試合を悔いを残さず戦ってきます。

練習3練習4
[写真:29日、大井ふ頭中央海浜公園第二球技場]
練習6練習6
[写真:30日、駒沢オリンピック公園補助競技場]

それでは、2週に渡って掲載させて頂きました選手からの意気込みですが、最後となる6名の選手から、ワールドカップに向けた選手の意気込みを書かせて頂きますので宜しくお願いします。

剱持真衣
(#17・MF)
剱持選手
「ワールドカップ出発まで残り1週間となりました。本大会を直前にして思っていることは、『このチームでメダルをとりたい』ということです。絶対にぶれないこの思いを持ち続け、連戦を戦い抜きます。

私の役割はとにかく走って攻撃のチャンスをつくり、とにかく走って相手を嫌がらせることだと思っています。そのための準備もしてきました。本大会では想像以上に苦しいときがあると思いますが、大好きなこのチームのために、そして仲間のために、走り続けます。私自身、2年前に出場したU19ワールドカップでとても悔しい思いをしました。この思いも忘れず、今回のワールドカップではチーム全員で笑顔でメダルを持って帰ってきます。

また、私たちを応援してくださる方々、代表活動に関わってくださった方々、本当にありがとうございます。最後まで、応援よろしくお願いします」
杉本美歩
(#22・MF)
杉本選手
「2009年、PCから観戦していたワールドカップで日本が戦っている姿、選手達の声が今でも忘れられません。世界の強さを知った瞬間でした。

あれから4年。再びメダルを懸けて、戦える時が目の前まできました。4年前と違うことは今度は自分がワールドカップの舞台に行くこと。メダルの為に自分の役割を果たします。
先週末に日本で最後の練習を終え、戦術・チーム共にいい準備が出来ました。
対外国人対策や現地状況も頭に入れ、更に気持ちも高まってきています。
連戦を勝ち抜くには、チーム・個人がいい準備をすること。苦しい時こそ仲間・自分・勝利を信じることが戦い抜く力の源であると考えています。

私はラクロスに出会い、大切な仲間が増えました。日頃から支えて下さっている全ての人に感謝し、また、たくさんの人達のメダルへの想いを胸に私達は世界と戦います。日本は今年メダルを取りに行きます。これからも変わらぬご声援をどうぞよろしくお願い致します!」
小川絵里子
(#24・MF)
小川選手
「とうとう日本での練習会も終了し、それと同時にワールドカップに向けていよいよだなと感じています。これまでの代表活動を通して関わってくださったスタッフの皆様をはじめ、多くの方々のご支援ご声援のお陰でここまでこられたのだと思っております。
本当にありがとうございました。この感謝の気持ちを結果でお返しできるよう、全力を尽くして戦ってきたいと思います。

私自身、U19でのワールドカップでは結果を残すことが出来ず大変悔しい想いをしました。個人的な想いではありますが、その分このワールドカップに懸ける想いは私自身の中で非常に強いものがあります。今回こそは絶対にメダルを持って帰ってきたいと思います。
最年少だからこそ出来るガツガツプレーで流れを引き寄せ、最高のチームワークで最高の結果をつかみたいと思います。応援のほどよろしくお願いいたします」
須郷和美
(#3・MF/DF)
須郷選手
「2013年ワールドカップがもう間もなく開幕します。仲間の為に!そして日本メダル獲得の為に!とにかく走り続けてきた今。まだまだ出来る!と言い聞かせて走ってきました。大会中苦しい戦いも必ずやってくると思いますが、そんな時こそ“仲間力”という底力も兼ね備えて日本らしく戦い続けてきます!

アメリカ遠征や国際親善では確かな手ごたえも感じました。
本当の戦いはこれからですが、今までやって来たことは世界で通用すると確信しています。もう、やるだけです!世界で戦う準備は整いました!その全てをカナダの地で出し切ってきたいと思います。それが一戦必勝であり、銅メダルという結果となるはずです。
今こうして私たちが活動出来ているのも、私自身が頑張れているのも、
沢山のサポートと応援してくださる方々がいるからです。本当にありがとうございます。

携わって下さった全ての方々にメダルと笑顔を届けられるように全力で行ってきます!」
高野ひかり
(#7・MF/DF)
高野選手
「昨年から2年間続いてきた日本での代表活動も全て終了し、ワールドカップ開幕がいよいよ間近に迫ってきました。自分にとってはフル代表のワールドカップは今回が初であり、本当の世界レベルのラクロスへ挑めることを楽しみに思うとともに、体感したことのない世界に向かう少しの緊張を感じております。

『仲間の為に走れるチーム』を目指しやってきた日本代表。今思うことは、仲間とはワールドカップに向かう選手スタッフだけではなく、代表に関わってきた全ての方達であるということです。この活動を通して、本当にたくさんの方と関わり、応援してくださってるということを実感してきました。その方々の思いも忘れず、頑張ってきたいと思います。
自分に出来ることは走り切ること、ボールを追い続けること。最後まで持てる力を出し切り、2年前獲ることのできなかったメダルを、今度こそ獲ってきます!

最後になりますが、日本代表を支援して下さっている皆様、本当にありがとうございます。いよいよ本番となります。日本代表へのご声援よろしくお願いします!」
谷山なつき
(#19・MF/DF)
谷山選手
「長かったようで、あっという間だった二年間の代表活動も、本大会まで残すところ一週間となりました。ワールドカップというものが全然想像できなかった当時の自分に、数々の世界大会を経験されてきた先輩方や、コーチの方々が沢山の知識や経験談を教えてくれました。そして、世界大会の連戦のイメージで臨んだアメリカ遠征。勝利という結果が欲しかったアメリカ遠征。勝つ事の難しさ、そして自分の無力さを痛感しました。『勝つ事のみが善』のワールドカップ、なんとしてでも勝ちに貪欲にいきたいと思います。

最後になりましたが、日頃より日本代表を支援して下さる皆様、本当にありがとうございます。皆様への感謝は必ず結果でお返し致します。そして一緒に戦うチームはもちろんの事ですが、今まで日本代表の活動に関わって下さった全ての皆様を仲間だと思い、私たちが掲げている『仲間のために走れる集団』を必ず体現し、勝利を掴みたいと思います」

Text&Photo by:2013年度女子日本代表ゼネラルマネージャー・寺本香