女子ワールドカップ:第7戦・ニュージーランド戦

2013/07/19

日時:2013年7月18日(木) 14:00試合開始(現地時間)
場所:カナダ・オシャワ

Championship Bracket Round2:日本代表(青) vs ニュージーランド代表(白)

試合1試合2
[写真:日本代表は前日の敗戦から立て直し、チーム全員で試合に臨んだ]

スコア

チーム
前半 後半
TOTAL
日本代表
14
9
23
ニュージーランド代表
4
0
4
得点者
日本代表 ニュージーランド代表
#11 和田 亜紀子 (5)
#9 Katie Knaus (2)
#6 小堀 優子 (3)
#2 Clare Stewart-Hunter (1)
#8 水戸 理恵 (3)
#6 Kiki Shum (1)
#14 稗田 早織 (3)
#17 剱持 真衣 (3)
#5 飯塚 菜々恵 (2)
#10 井倉 涼子 (2)
#19 谷山 なつき (1)
#24 小川 絵里子 (1)
Player of the Match
 #14・稗田早織
稗田早織選手


第7戦、日本の相手は、前日、日本同様Championship Bracket(順位決定ラウンド)Round1で負けを喫したニュージーランド。連日の激戦による体力的、精神的疲弊の色が隠せない日本代表だが、それでも厳しい戦いは続く。今日も日本代表はフィールドで日本中の期待を背負い、戦い続ける。

試合開始後のドロー獲得はニュージーランド。いきなり速攻からの失点で先制点を許す。その後、両チームにイエローカードが出る荒れ模様の展開。#11和田が1対1から得点するも、相手も1対1から得点を奪う。開始10分間は均衡した戦いとなる。
しかし、ここから日本は敗戦後の沈滞したムードを一掃するかの如くゴールを重ねていく。#14稗田、#11和田、#17剱持、#8水戸らが次々にゴールに襲いかかり、連続の7得点。8-2と一気にリードを拡げる。ニュージーランドも2点を返すが、日本はさらに#10井倉、#6小堀等が6点を奪い、14-4と前半で試合の大勢をほぼ決定づける。
試合3試合4
[左:#11・和田亜紀子/右:#8・水戸理恵、#14・稗田早織]
試合9試合10
[左:#6・小堀優子/右:#16・高柳美咲]

後半に入るとニュージーランドは完全に失速、日本のディフェンスも#21渋谷らを中心にボールを奪いまくる。攻撃陣も#17剱持、#19谷山、#5飯塚らが速攻を作り上げ、9点を奪い力の差を見せつける。
圧巻は#12能村のインターセプトから始まった攻撃。#12能村→#19谷山→#14稗田→#6小堀→#5飯塚→#19谷山→#14稗田→#6小堀とテンポ良くパスを繋ぎ、ニュージーランドゴールをあっさりと奪い取った。まさに日本が目指すフルフィールド・トランジション・ラクロス。
23-4と文句のつけようがない完勝であった。
試合5試合6
[写真:後半に入るとディフェンス陣がボール奪取を続けた(左:#19・谷山、#12・能村、#7・高野/右:#22・杉本)]
試合7試合8
[左:#14・稗田早織/右:#3・須郷和美]

これで日本は明日の最終戦、9位決定戦でアイルランド戦に臨むことになる。たとえ9位だろうが恥じる必要はない。残り60分、今掴める最高の結果をしっかりと残してもらいたい。

※次戦(9位決定戦)
  7月18日(金) 19:00 [日本時間・19日8:00]
  対 アイルランド代表

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試合後の選手たち試合後の選手たち2


・Text:日本ラクロス協会NPC委員・大久保宜浩 (*NPC:日本代表プロジェクト委員会)
Photo:日本ラクロス協会事務局次長補佐(関東地区)・浅井威宏