関東地区・2014年度学生連盟主将合宿

2014/03/08

2014年2月10日(月)から11日(火祝)にかけて、東京都(渋谷区)・国立オリンピック記念青少年総合センターにて、2014年度日本学生ラクロス連盟東日本支部(以下、学生連盟)の主将合宿を行った。
主将合宿1主将合宿2

今年は、学生連盟に所属する各大学の主将、学生連盟役員、日本ラクロス協会事務局スタッフが参加した。
主将合宿は、新しいチームを率いることになった主将を対象に、リーダーとしてどうチームを引っ張っていくかなどを、ワーク・ディスカッションを通して考えてもらう機会として、毎年行っている。

1日目は事務局スタッフ主導で行い、今年は特に、「あなたのチームの目的は?」ということを主将に深く考えてもらった。チームではリーグ戦での勝利、上位の部への昇格という目標を設定することが多いが、それはあくまで目的のための手段にすぎないこをと再確認してもらい、チームの本当の目的は何たるかをワークを通して明確化してもらった。その他にも、目的達成のために、チームのメンバーへのアプローチの仕方を学んだり、今後限られた時間の中でチームで注力すべき点を洗い出してもらった。

2日目は、学生連盟の役員が中心となり、今年度の学生連盟の重点事業でもある、リーグ戦での集客活動(ExcitingCheer)、新入生獲得に関してのディスカッションを行った。どちらの活動も主将が、チームの担当者と協力して進めていくことが重要であるため、主将自身にまずはこれらの活動について考えてもらいたいという趣旨で行った。

2日間ともに、各校主将と学生連盟役員が男女混合となってグループを作り、プログラムを行った。男女、各部(1~4部)を越えた積極的な意見交換が行われており、主将たちのチームへの想いが感じられる2日間となった。今回の合宿で得た内容を主将がチームでどう形にしていくかが、今後重要である。
日本学生ラクロス連盟東日本支部の各チームのさらなる組織力、競技レベルの向上に期待したい。

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[写真:男女、1部~4部の区別なくグループを作り、ワーク・ディスカッションを行っていく]
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[右:合宿に参加した日本ラクロス協会事務局次長補佐(関東地区)・浅井威宏]

・Text:2013年度日本学生ラクロス連盟東日本支部委員長・大野竣喬
・Photo:日本ラクロス強化委事務局次長(関東地区)・遠藤太郎