東海地区・春季SG講習会

2014/05/15

東海地区で春季SG講習会を3月に行った。春季SG講習会は、3月14日(金)、20日(木)、29日(土)の3日間で2部制で実施し、1部では新規・更新講習会、2部では勉強会を行い、参加者は41名であった。
(※SG:Safety Guard/安全対策担当者)

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[左:第1部・講習会の様子 / 右:第2部・勉強会の様子。]

東海地区ではこのようなSG講習会などの活動を学生を主体としたSGリーダーが運営している。(SGリーダー:現在24名。内訳は学生18名、社会人6名)。今年度は南山大学女子の梶川麻里をSGリーダーの学生代表とし、活動を行っている。今回の講習会・勉強会では、昨年度の学生代表を務めた日本福祉大学男子の梅岡綾美と梶川が中心となって学生が講師を行なった。

安全対策活動(SG活動)とは、怪我をしない、させないための事前準備と自己管理の徹底を行っていくことが柱となっている。ラクロスの活動を通し、さまざまな状況で危険に「気づき」を持つことがSG担当者には求められる。この「気づき」を得るためには様々な状況を想定し、想像することが必要であり、他のSG担当者の経験を吸収することも必要である。

今回の講習会では、昨年度の講習会を受講したSG担当者が多く、更新講習会が主であった。更新講習会では、危険事例を基にグループディスカッションを行った。このように他チームのSG担当者と交流する機会は他には少なく、各グループ内で様々な意見が交わされていた。

講習会を通じて、得た「気づき」を今後のチームでのSG活動につなげてほしい。

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[左:ロールプレイングの様子 / 右:テーピング講習会の参加者]

第2部では、勉強会を行なった。14日はロールプレイング、20日はテーピング、29日は栄養・疲労回復の勉強会を行なった。ロールプレイングでは、「プレーヤーをケガから守れ」をテーマに行った。テーピング講習では、未経験者にはテーピングの種類や基本等の講義と足首のテーピングの流れを学び実際にテーピングに触れ、経験者には膝のテーピングを膝の構造とともに説明を聞き、実技も行なった。栄養・疲労回復の勉強会では、現役の管理栄養士による栄養の講義と疲労回復の講義、アップの重要性を学んだ。このような勉強会で、自分に足りていない知識を学び、さらに自分自身でも学びを深めていってほしい。

今後は7月に夏季講習会を予定しており、今後も勉強会を定期的に開催していく予定である。

・Text:日本ラクロス協会強化部(東海地区)安全対策担当・林佐智代
・Photo:日本ラクロス協会強化部(東海地区)・實方菜海