第3回中四国クラブチームラクロスリーグ戦・開幕戦(男子)

2014/08/30

2014年7月20日(日)、広島県(広島市)・広島広域公園第2球技場で第3回中四国クラブチームラクロスリーグ戦の開幕戦を行いました。男子開幕戦は中四国クラブリーグ3連覇を狙うFERVIENTE(以下、FER)と初優勝を狙うKAMIKAZE(以下、KAMI)であった。

試合1試合2

スコア
チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
FERVIENTE
4
4
5
5
18
KAMIKAZE
0
1
1
1
3
得点者
FERVIENTE KAMIKAZE
#25 三好 友陽 (8) #2 北中 智秀 (1)
#14 濱口 智洋 (3) #8 岩野 泰宜 (1)
#18 小山 誠 (2) #16 西原 健太 (1)
#19 田久 大輝 (2)
#9 和田 航平 (1)
#27 小野 篤史 (1)
#30 近谷 渓太 (1)
審判員
審判員 溝渕 信博
西原 宏起
長田 匡史
渡部 孝太
ゲームレポート
1Q
最初にポゼッションを獲得したのはFERであった。序盤はFERペースで試合が進み、シュートを放つがなかなか決まらない。対するKAMIも攻め込むがFERの堅いディフェンスを崩す事が出来ない。開始7分を過ぎたところでFER#9和田がゴール前でディフェンスに囲まれながらも得点を決め先制する。その後もFERが着実に得点を重ね、4-0で1Qを終了する。

2Q
このクォーターもFERボールで始まる。1Qと同様FERがKAMIゴールへ襲いかかる。FER#10壷阪、#14濱口、#25三好、#30近谷を中心にシュートを放つが、KAMI#13落合の好セーブにより得点を奪えない。そんな中FER#27小野がパスカットからそのままゴールを決め試合が動く。流れはFERに傾くかと思われたが、すぐさまKAMI#2北中が得点を決め流れを簡単に渡さない。その後お互いに攻め合うが、FER#25三好、#30近谷がゴール裏の1対1からディフェンスを抜き去り得点を決める。8-1で2Qを終了する。

試合3

3Q
FERのファウルによりKAMIボールで試合が始まる。点差を詰めるべく果敢に攻めるが、どうしてもFERの堅いディフェンスを崩す事が出来ない。逆にFERにボールを奪われ得点を決められてしまう。FERの猛攻が続き、ゴール前での細かいパス回しや1対1でKAMIディフェンスを崩し着実に得点を重ねる。KAMI#8岩野が得点を決めるが、FERも簡単には流れを渡さない。終始FERが攻め続け13-2で3Qを終了する。

4Q
フェイスオフはKAMIが制し、反撃を試みる。KAM##12田中がランニングシュートを放つが、FER#24漆畑にセーブされ得点を奪えない。それに対しFERは#25三好、#18小山、#14濱口のゴールにより、着実に得点を重ねていく。KAMIもゴール前のパス回しから#16西原がゴールを奪うが、1点を返すのがやっとであった。その後もFERが得点を決め18-3でFERが勝利を収めた。

この試合ではFERがフェイスオフでKAMIを圧倒し、終始試合を優位に進め、FERの得点力の高さが見て取れた。しかしリーグ戦はまだ始まったばかりである。KAMIの今後の巻き返しに期待したい。


・Text:日本クラブチームラクロス連盟中四国支部 男子支部長・堀内雄太
  ・Photo:日本ラクロス協会広報部(中四国地区)・上原佑介