中四国地区・リーダーズ研修

2015/02/05

 2014年12月27日(土)、28日(日)、愛媛県(松山市)・ひめぎんホール(愛媛県民文化会館)にて、リーダーズ研修を行った。今研修の目的は、2015年度学生連盟(日本ラクロス協会事務局中四国地区内)を中心とした新メンバーが各部署でリーダーとなるにあたり、必要となる視野・視点を身に付けること。

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 2日間の研修に、新旧各委員会幹部、執行部ら総勢40名(内、九州地区内学生連盟4名)が参加した。昨年までは、新旧委員長・副委員長、執行部のみで行った研修だが、今年はそれに、新しく委員会を運営する新3年生も加わることで、より個々が中四国のリーダーとして自覚を高めるのが狙いだ。

 初顔合わせとなった1日目。各部署関係なくグループを作り、「リーダーとは何か?」という題目から研修はスタート。幹部の意識統一を図った。参加した幹部は、「伝える」、「聞く」、「表現する」、その難しさを実感し、仲間と共に笑ったり悩んだりしながら、プログラムは進んでいった。グループ内では、旧役員が見守る中、新幹部たちが懸命に考えを巡らせ、仲間と意見をすり合わせる姿が印象的であった。
 研修の最後には、各委員会(中四国別)に分かれ、今年の委員会方針について全体の前で発表した。プレゼンでは、どのグループもこの2日間で学んだスキルを使い、表現を工夫していた。

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[写真:1日目・グループワークの様子]
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[写真:2日目・プレゼンテーションの様子(左:新3年生/右:新執行部)]

 昨年度の学生連盟委員長を務めた山田は、「(今回の研修は)昨年度に比べ、沢山の参加者が皆同じ方向を向いて頑張っていくためのいい機会になったんじゃないかと思う。一年前のリーダーズ研修では、頭をフルに使って疲れたし、プレゼンもとても緊張した。けれど、この一年は何かとその時のことを思い出しては、成長したなぁと思う。だから、次の皆にもそんな機会になればいいなと思いながら臨んでいた。分からないなりに自分の考えを人に伝え、人の意見を取り込む姿勢に、これからがすごく楽しみになった。2015年度の役員達に簡単には越えられたくないが、一人一人が頑張れば絶対中四国は成長すると思うし、させて欲しい」と振り返る。

 年末の渋滞などに見舞われ開始に遅れがあったものの、今年も無事スタートを切った。毎年、旧リーダーから新リーダーへ、脈々と引き継がれながら少しずつ前進する中四国地区。新リーダーが仲間と切磋琢磨し、また1年後、中四国と共に成長を遂げた姿に期待が集まる。


・Text:日本ラクロス協会広報部(中四国地区)・加藤梨子
・Photo:日本ラクロス協会事務局次長補佐(中四国地区)・田原正太