2013年男子U22日本代表・第5回練習会(3月9日~10日)

2013/03/15

2013年3月9日(土)、10日(日)に、東京(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場で、22歳以下男子日本代表(以下、U22男子日本代表)の第5回練習会を行いました。

練習会1練習会2

9日(土)の練習では、以下のメニューを行いました。
 ・シュート・パス
 ・ディフェンス:6対6
 ・フルフィールド:10対7
 ・10対10

10日(日)には、クラブチーム・VALENTIAとのスクリメッジを行いました。
(スクリメッジ:「20分×4Q ・国際ルール」を行い、その後、「15分×2Q 国際ルール」を追加で実施)

■第1試合(20分×4Q/国際ルール)
スコア
チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
U22男子日本代表 1 0 4 6 11
VALENTIA 4 1 0 0 5
得点者
U22男子日本代表
#24 柳田 諒 (3)
#19 石黒 哲雄 (3)
#14 山口 大貴 (2)
#13 忠平 裕司 (1)
#20 中澤 寛 (1)
#30 谷嶋 悠大 (1)
■第2試合(15分×2Q/国際ルール)
スコア
チーム 1Q 2Q 合計
U22男子日本代表 2 2 4
VALENTIA 2 4 6
得点者
U22男子日本代表
#10 倉田 康平 (1)
#18 岩井 翔太郎 (1)
#19 石黒 哲雄 (1)
#24 柳田 諒 (1)

■今回のスクリメッジの目的と結果についての岩本祐介HCのコメント
岩本HC
「U22男子日本代表選手並びに補欠選手31名に絞っての初めての練習試合。
今回は、下記2点を意識してゲームに臨んだ

【1】ディフェンスシステム・スパイダーの実践 (ボール周辺に厚みを持たせて、相手をディフェンスの網の目(クモの巣)に誘い込んでボールを奪い、攻撃に繋げていくディフェンスシステム)
【2】ゲームの流れ・リズムの共有 (ハーフフィールドディフェンス→フルフィールドオフェンス→ハーフフィールドオフェンス→フルフィールドディフェンス→ハーフフィールドディフェンス)

試合開始直後に連続失点する場面もあったが、3QからはU22男子日本代表ペースで試合を展開。ハーフフィールドディフェンスにおいて、ボールマンをディフェンスの網の目に誘い込んで、ボールを奪う、パスカットを狙う、相手のミスを誘うシステムが機能。
ボールを奪ってからの攻撃展開においても、ボールを持ち上がるMF・DFとATが連携し、厚みのある攻撃を展開するシーンも。これまで練習を重ねてきたフルフィールドオフェンスにおいても一定の成果が見られた。

ゲームの流れに乗った連続得点も見られるなど、チームとしてのリズムも出てきたが、依然としてシュート・パス精度は課題。
1点の重み、1つのミスがゲームの流れを左右することを肝に命じてプレー精度を高めていきたい。

今後は、フルフィールドディフェンスやエキストラマンオフェンスなどの組織プレーの習得、選手間の連係強化を進め、チーム目標であるASPACにおける優勝と共に、多くの選手をU22日本代表から日本代表に送り出したいと考えている」


次回は2013年3月16日(土)、17日(日)に、東京(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて、代表選手23名、補欠選手8名の計31名で練習会を行います。

練習会3練習会4
[左:シュートを撃つU22男子日本代表/右:審判員とルールの確認を行う岩本HC]


Text&Photo by:2013年度男子22歳以下日本代表マネージャーリーダー・磯野麻美