2013年男子U22日本代表・第6回練習会(3月16日~17日)
2013/03/25
2013年3月16日(土)、17日(日)に東京(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場で、22歳以下男子日本代表の第6回練習会を行いました。
16日(土)の練習では以下のメニューを行いました。
・パス
・シュート
・フェイスオフ
・スパイダー(※)
・エキストラマンオフェンス/マンダウンディフェンス
・10対10(フルフィールドディフェンス)
(※スパイダー:ボール周辺に厚みを持たせて、相手をディフェンスの網の目(クモの巣)に誘い込んでボールを奪い、攻撃に繋げていくディフェンスシステム)
17日(日)には、クラブチーム・FALCONS(全日本選手権大会・2008~2012優勝)とのスクリメッジを行いました。
(スクリメッジ:「20分×4Q/国際ルール」を行い、その後、「15分×2Q/国際ルール」を追加で実施)
■第1試合(20分×4Q/国際ルール)
スコア
得点者
■第2試合(15分×2Q/国際ルール)
スコア
得点者
■今回のスクリメッジ全体を通しての成果と課題についての開歩ACのコメント
「今回のスクリメッジは日本代表を数多く輩出しているFALCONS。
序盤、ルーズボールでの反応の速さやボールを奪われてからの攻撃の速さ、強さに圧倒され5点差をつけられる苦しい時間もあったが、徐々にDF同士の距離間、相手の選択肢を奪うようなスティックの構えやポジショニングが機能し始めた。
その結果、良い形でボールを奪い切るシーンが増え、流れに乗ったフルフィールドオフェンスを展開したため、得点に結びついていった。
また、フルフィールドのディフェンスでは、まだまだ課題があるものの良い距離間を保ちながら相手の攻撃を簡単にさせない時間を数多く作れたのが、試合を優位に進めていくきっかけとなった。
4Qは、9-10と1点ビハインドで始まり、勝負どころで自信を持って戦い、最終的に15-13で勝ち切れたのは大きな成果であり、自信になった試合でもある。
ただし、ボールマンの選択肢が一つになったり、一つのパス精度が乱れた瞬間にボールを失う、流れを失う怖さも感じられた試合であったので、今後はそのあたりを肝に命じてプレー精度を高めていくことにこだわりを持って取り組んでいきたい」
■第6回練習会を終え、U22男子代表活動も折り返しとなった今回、開歩ACに今までの活動を振り返ってもらった。
「これまでの第1回~4回までの練習会では
【1】 フルフィールドのオフェンス(ボール周辺に厚みを持たせて、常に選択肢を2つ以上持てる状況を意識し、高い攻撃値を確保したまま攻撃していく)
【2】 セットアップのオフェンス(ボールの展開力を維持し、相手に対して怖い存在になれる相手との間合い、DFの守備範囲を奪うようなゴール前への動き、DFになる準備の意識で粘りあるオフェンス)
【3】 セットアップのディフェンス[スパイダー](ボール周辺に厚みを持たせて、相手をディフェンスの網の目(クモの巣)に誘い込んでボールを奪い、攻撃に繋げていくディフェンスシステム)
に取り組んできて、一定の成果と細かな課題が見えてきた状況である。
前回の練習では、ゲームの流れ・リズムの共有として、『ハーフフィールドディフェンス→フルフィールドオフェンス→ハーフフィールドオフェンス→フルフィールドディフェンス→ハーフフィールドディフェンス』を確認した。
今回の第6回の練習会では、特にフルフィールドのディフェンスとセットアップのディフェンスでの奪いどころの拡大に焦点を当て、練習に取り組んだ。
6月の本大会まで限られた時間の中で結果を出すためには1回1回の練習の質が非常に重要になる。
今後は、選手たちもやるべき方向性は見えているので、細かなポジションニング、スティックの位置、シュート・パス精度などを高めながら、チーム力をさらに上げていきたい」
次回は2013年4月20日(土)に東京(世田谷区)・駒沢オリンピック公園第2球技場にて、21日(日)に東京(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場にて、代表選手23名、補欠8名の計31名で練習会を行います。
Text&Photo by:2013年度22歳以下男子日本代表マネージャーリーダー・磯野麻美
16日(土)の練習では以下のメニューを行いました。
・パス
・シュート
・フェイスオフ
・スパイダー(※)
・エキストラマンオフェンス/マンダウンディフェンス
・10対10(フルフィールドディフェンス)
(※スパイダー:ボール周辺に厚みを持たせて、相手をディフェンスの網の目(クモの巣)に誘い込んでボールを奪い、攻撃に繋げていくディフェンスシステム)
17日(日)には、クラブチーム・FALCONS(全日本選手権大会・2008~2012優勝)とのスクリメッジを行いました。
(スクリメッジ:「20分×4Q/国際ルール」を行い、その後、「15分×2Q/国際ルール」を追加で実施)
■第1試合(20分×4Q/国際ルール)
スコア
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
U22男子日本代表 | 1 | 2 | 6 | 6 | 15 |
FALCONS | 4 | 4 | 2 | 3 | 13 |
U22男子日本代表 |
#23 脇阪 俊輝 (4)
|
#21 中澤 寛 (3)
|
#10 倉田 康平 (2) |
#13 忠平 裕司 (2) |
#24 柳田 諒 (2) |
#17 石黒 啓介 (1) |
#20 石黒 哲雄 (1) |
スコア
チーム | 1Q | 2Q | 合計 |
U22男子日本代表 | 1 | 2 | 3 |
FALCONS | 2 | 1 | 3 |
U22男子日本代表 |
#31 須賀 航平 (2)
|
#32 室崎 雄斗 (1)
|
■今回のスクリメッジ全体を通しての成果と課題についての開歩ACのコメント
「今回のスクリメッジは日本代表を数多く輩出しているFALCONS。
序盤、ルーズボールでの反応の速さやボールを奪われてからの攻撃の速さ、強さに圧倒され5点差をつけられる苦しい時間もあったが、徐々にDF同士の距離間、相手の選択肢を奪うようなスティックの構えやポジショニングが機能し始めた。
その結果、良い形でボールを奪い切るシーンが増え、流れに乗ったフルフィールドオフェンスを展開したため、得点に結びついていった。
また、フルフィールドのディフェンスでは、まだまだ課題があるものの良い距離間を保ちながら相手の攻撃を簡単にさせない時間を数多く作れたのが、試合を優位に進めていくきっかけとなった。
4Qは、9-10と1点ビハインドで始まり、勝負どころで自信を持って戦い、最終的に15-13で勝ち切れたのは大きな成果であり、自信になった試合でもある。
ただし、ボールマンの選択肢が一つになったり、一つのパス精度が乱れた瞬間にボールを失う、流れを失う怖さも感じられた試合であったので、今後はそのあたりを肝に命じてプレー精度を高めていくことにこだわりを持って取り組んでいきたい」
■第6回練習会を終え、U22男子代表活動も折り返しとなった今回、開歩ACに今までの活動を振り返ってもらった。
「これまでの第1回~4回までの練習会では
【1】 フルフィールドのオフェンス(ボール周辺に厚みを持たせて、常に選択肢を2つ以上持てる状況を意識し、高い攻撃値を確保したまま攻撃していく)
【2】 セットアップのオフェンス(ボールの展開力を維持し、相手に対して怖い存在になれる相手との間合い、DFの守備範囲を奪うようなゴール前への動き、DFになる準備の意識で粘りあるオフェンス)
【3】 セットアップのディフェンス[スパイダー](ボール周辺に厚みを持たせて、相手をディフェンスの網の目(クモの巣)に誘い込んでボールを奪い、攻撃に繋げていくディフェンスシステム)
に取り組んできて、一定の成果と細かな課題が見えてきた状況である。
前回の練習では、ゲームの流れ・リズムの共有として、『ハーフフィールドディフェンス→フルフィールドオフェンス→ハーフフィールドオフェンス→フルフィールドディフェンス→ハーフフィールドディフェンス』を確認した。
今回の第6回の練習会では、特にフルフィールドのディフェンスとセットアップのディフェンスでの奪いどころの拡大に焦点を当て、練習に取り組んだ。
6月の本大会まで限られた時間の中で結果を出すためには1回1回の練習の質が非常に重要になる。
今後は、選手たちもやるべき方向性は見えているので、細かなポジションニング、スティックの位置、シュート・パス精度などを高めながら、チーム力をさらに上げていきたい」
次回は2013年4月20日(土)に東京(世田谷区)・駒沢オリンピック公園第2球技場にて、21日(日)に東京(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場にて、代表選手23名、補欠8名の計31名で練習会を行います。
Text&Photo by:2013年度22歳以下男子日本代表マネージャーリーダー・磯野麻美
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