2010年男子世界選手権:第3戦・イングランド戦 (写真追加)

2010/07/19

男子ラクロス世界選手権大会:第3戦・イングランド戦(2010年7月18日)

日時:2010年7月18日(日) 現地時間・13:30試合開始
会場:Manchester University Armitage Sports Centre ・ Stadium

日本 vs イングランド

塚田選手喜ぶ池川選手


午前中ビデオミーティングを行い、いざイングランド戦へ。

イングランドには、2002年大会で初勝利をおさめていますが、2006年大会では2回戦って2敗。
いずれの試合も点差の少ない試合であり、力としては互角。
ここで勝利出来ると目標の3位がぐっと近づきます。

1Q、イングランドが先制。長いディフェンス時間も、耐えに耐えて2失点に抑えます。

2Q、日本に流れが。
イングランド6本のシュートに対し、日本は17本のシュート。
相手のファールも重なり、4得点。5-5で折り返します。

3Q、ここでも日本優勢の時間が続き、今日初めて2点リード、8-6。

4Q開始前、「同点になることを恐れるな。逆転されても、奪い返して4Qラスト5分が勝負。」
という大久保HCの言葉で、弱い気持ちを断ち切ります。
イングランドは、マンツーマンディフェンス・ゾーンディフェンスを使い分けながら、ボールを奪いにきます。
イングランドのマンツーマンディフェンスに対し、#5AT塚田哲也選手を投入すると、
それが功を奏し日本は得点を奪います。
しかし、ラスト1分。イングランドのミドルシュートが入り、オーバータイムへ。

オーバータイムは4分の前後半で行われます。

前半1点リードしますが、延長戦も完全なシーソーゲーム。
点の取り合いになるも、常に日本がリードを奪う展開でしたが、
イングランドに、残り18秒に同点弾、残り5秒で勝越し弾を許してしまった日本。
勝利を信じ、最後のFaceOffをもぎ取り、ゴールを目指しますが、そこで無念のタイプアップ。

残念ながら、12-13のスコアで敗戦となりました。


楽な試合など1つもない。後ろを振り返る暇はない。
明日、オーストラリアに勝つだけ。
ただそれだけを考えて前に進みます。



スコア

チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
OT1st
OT2nd
TOTAL
日本
1
4
3
1
2
1
12
イングランド
2
3
1
3
1
3
13

得点者

日本 イングランド
#8 門田雅之 (3)
#1 Gosnay Thomas (3)
#4 丸山伸也 (2)
#29 Bennett Adrian (3)
#9 継 渉 (2) #42 Radcliff Lewis (3)
#3 関根幹祐 (1)  #17 Bagley Matthew (2)
#5 塚田哲也 (1)   #11 Baxter Todd (1)
#10 長谷川玄 (1)  #12 Roberts Evan (1)
#11 荻原史暁 (1)   -
#16 藤平智大 (1)   -

 

作戦を練るコーチ陣試合後の選手たち


9日目(18日)のスケジュール
・朝食
・ミーティング
・vsイングランド
・昼、夕食
・ケア
・夜食
・ケア


19日は、第4戦のオーストラリア戦があります。
引き続き、日本代表への熱い声援、よろしくお願いします!


この日の試合の写真を、他にもたくさん掲載しました!
ぜひ、ご覧ください!


   ■ フォトギャラリー(イングランド戦)はこちらから


Text&Movie:男子日本代表マネージャー・頃安悠子
Photo:男子日本代表通訳・鹿内映里、広報部・大木佳奈