第3回全国プレシーズントーナメント(決勝戦)
2013/08/07
2013年6月16日(日)、埼玉県(さいたま市)・堀崎公園グラウンドにて、第3回全国プレシーズントーナメントの決勝戦を行った。
女子決勝戦:日本体育大学(白) vs 明治学院大学(黒)
スコア (20分ハーフ)
ゲームレポート
6月17日(日)、さいたま市の堀崎公園グラウンドで、日本体育大学(以下、日体) 対 明治学院大学(以下、明学)による、全国ラクロスプレシーズントーナメント決勝戦を行った。なおこの試合は20分ハーフで行われる。
13時30分試合開始。最初のドロー後に明学のファールがあり、日体の先攻だ。しかし前半1分、ボールを奪った明学はゴール前までボールを運び、#39北原がシュート。続けて#93岡田もシュートするが、2本とも惜しくも外れる。ボールを取り返した日体も#87小仲井がシュートするが、ゴーリーのナイスセーブにより、入らなかった。
両校攻防が続く中、3分過ぎ、先制点を決めたのは、日体#68小林。続けて波に乗った日体の#29大橋のシュートも入り、2-0と日体の展開となる。だが、その流れを断つように前半9分、明学#11下松のシュート。得点となり、2-1と両校譲らない展開となる。
その後に明学のファールにより、日体#36佐々木がフリーシュートで得点。3-1になると、明学がタイムアウトを取った。タイムアウト明け、ドローを制した日体。明学がファールを犯し、#78樋口のフリーシュート。また#87小仲井が5得点目のシュート。5-1となる。
前半残り1分、明学#74丸芝がシュートを撃つが、これが外れたところで前半終了。5-1で前半を折り返す。
後半開始。最初のドローを制したのは日体であったが、両チームボールダウンを繰り返しターンオーバーが続く。グラウンドボールを制し抜け出した明学#99中村がゴール前に運び、#93岡田のシュートが決まる。1点を返し、5-2になる。
次のドローは勢いづいた明学が取り、#93を中心に明学のハーフオフェンスが続く。しかし、ボールダウンによりボールを奪った日体が一瞬でゴール前まで運び、焦った明学のファールにより日体#78樋口がフリーシュートを獲得。ここで得点をあげ後半9分、6-2と日体がまたも明学を突き放す。流れを取り戻した日体は、1分後に再び#78樋口のシュートが決まり、7−2。たまらず明学はタイムアウトをとる。
タイムアウト明け、気合いを入れ直した明学が攻め続け、後半12分に#11下松、後半14分に#93岡田と立て続けに得点。7-4と、試合をわからないものにする。次のドローは明学が制すが、その後両チームの攻守が繰り返される。試合終盤になり疲れも見えてきたせいか、試合展開が遅くなる中、日体のファールにより明学#93がフリーシュートを獲得する。ゆっくりとした試合展開の目を覚ますような鋭いアシストパスから、#18がシュート。これが決まり、後半18分、7-5と明学が2点差まで追い上げる。
しかし後半の明学の追い上げもむなしく、ここで試合終了。前半圧倒的な攻めを見せた日体が逃げ切り、第3回全国プレシーズントーナメントの頂点に立った。
男子決勝戦:日本体育大学(白) vs 法政大学(オレンジ)
スコア
ゲームレポート
6月16日、堀崎公園グラウンドで全国ラクロスプレシーズントーナメントの決勝戦を行った。試合カードは日本体育大学(以下、日体)と法政大学(以下、法政)であった。
1Q開始早々、法政はフェイスオフを制すと、#7がこの試合ファーストシュートを撃ち、流れを掴む。そのチェイスに勝った法政は2分、#77京増のシュートが決まり先制した。
先制点を得た法政に対し、先制点の後は法政にシュートを1本も許さず攻め続ける日体であったが得点には至らず。9分過ぎ、日体は#36のスラッシングによってマンダウンディフェンスとなりピンチを迎えることとなった。だが法政もこのチャンスを活かすことが出来ずに時間は過ぎていく。
均衡状態が続く中、1Q終了30秒前に再び法政の#77京増がシュートを決め、法政が2点リードして2Qを迎えることとなった。
2Q開始、日体がフェイスオフを取った。しかし直後、日体は#36がスラッシングによってマンダウンディフェンスとなってしまう。法政は点差を広げるチャンスを得たが、ここは日体が守りきった。2Q開始8分過ぎ、日体の#24のシュートが決まり点差は1点差へと縮まった。
法政は2Q残り4分で#28のホールディングによってマンダウンディフェンスとなってピンチを迎える。しかし、そのピンチを乗り切った法政は、残り1分で#77京増から#5鳥居へのパスが通りそのままシュートを決め、点差を2点差へと再び引き離した。そのまま2Qが終了し、点数は1-3。法政リードで折り返した。
ハーフタイム時に行われたスティックチェックによって、日体#24がイリーガルスティックと判定され、アンスポーツマンライクコンダクトとなってしまう。日体は3分間のマンダウンディフェンスで3Qを迎えることとなった。しかし、人数が少ない状況となったにも関わらず、1Q、2Qとも開始直後は守備にまわることの多かった日体が猛攻を仕掛ける。
3Q開始早々、日体#77柴田がシュートを決めて点差を1点差へと再び縮めた。さらに1分過ぎに日体#96澁谷がシュートを決め、同点へと追いついた。その勢いは止まらず、マンダウンディフェンスが解除された日体は、#39柏原がシュートを決めて、ついにこの試合初のリードを奪った。さらに8分に日体#96澁谷が再びシュートを決め、点差を2点差へと広げる。
これ以上点差を広げられたくない法政は、その1分過ぎ、#9小早川がシュートを決め点差を縮めた。このまま3Qは終了。スコアは5-4で日体がリードしていた。
法政がマンダウンディフェンスの状態で4Qがスタートした。
開始2分、リードしている日体の#7福島がシュートを決め、点差をさらに広げる。
その後、スコアは変わらないままだったが、試合終了4分前に法政の#5鳥居がシュートを決め、再び1点差に戻す。日体は終了3分前に#36のスラッシング、さらに2分前に#63のスラッシングで、計2分間、マンダウンディフェンスの状態が続いた。しかし、法政は同点にする絶好のチャンスも活かせず、最終スコア6-5で日体が優勝となった。
中盤での日体の勢いががそのまま終盤まで続き、最後のピンチも見事に守り抜いた逆転勝利だった。
また決勝戦のMVPは日体#96澁谷選手が受賞した。
・全試合結果はこちらへ (PDFファイル)
・ゲームレポート [ 準決勝戦(男子) ・ 準決勝戦(女子) ]
・ゲームレポート [ 決勝戦(男子・女子) ]
・Text&Photo[女子決勝戦]:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・横嶋美浦(青山学院大学)・草木芽生(明星大学)
・Text&Photo[男子決勝戦]:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・山崎洋平(筑波大学)、大野翔太(埼玉大学)
・Photo:日本ラクロス協会企画部部長・保坂光信
女子決勝戦:日本体育大学(白) vs 明治学院大学(黒)
スコア (20分ハーフ)
チーム
|
前半 | 後半 |
TOTAL
|
日本体育大学
|
5
|
2
|
7
|
明治学院大学
|
1
|
4
|
5
|
ゲームレポート
6月17日(日)、さいたま市の堀崎公園グラウンドで、日本体育大学(以下、日体) 対 明治学院大学(以下、明学)による、全国ラクロスプレシーズントーナメント決勝戦を行った。なおこの試合は20分ハーフで行われる。
13時30分試合開始。最初のドロー後に明学のファールがあり、日体の先攻だ。しかし前半1分、ボールを奪った明学はゴール前までボールを運び、#39北原がシュート。続けて#93岡田もシュートするが、2本とも惜しくも外れる。ボールを取り返した日体も#87小仲井がシュートするが、ゴーリーのナイスセーブにより、入らなかった。
両校攻防が続く中、3分過ぎ、先制点を決めたのは、日体#68小林。続けて波に乗った日体の#29大橋のシュートも入り、2-0と日体の展開となる。だが、その流れを断つように前半9分、明学#11下松のシュート。得点となり、2-1と両校譲らない展開となる。
その後に明学のファールにより、日体#36佐々木がフリーシュートで得点。3-1になると、明学がタイムアウトを取った。タイムアウト明け、ドローを制した日体。明学がファールを犯し、#78樋口のフリーシュート。また#87小仲井が5得点目のシュート。5-1となる。
前半残り1分、明学#74丸芝がシュートを撃つが、これが外れたところで前半終了。5-1で前半を折り返す。
後半開始。最初のドローを制したのは日体であったが、両チームボールダウンを繰り返しターンオーバーが続く。グラウンドボールを制し抜け出した明学#99中村がゴール前に運び、#93岡田のシュートが決まる。1点を返し、5-2になる。
次のドローは勢いづいた明学が取り、#93を中心に明学のハーフオフェンスが続く。しかし、ボールダウンによりボールを奪った日体が一瞬でゴール前まで運び、焦った明学のファールにより日体#78樋口がフリーシュートを獲得。ここで得点をあげ後半9分、6-2と日体がまたも明学を突き放す。流れを取り戻した日体は、1分後に再び#78樋口のシュートが決まり、7−2。たまらず明学はタイムアウトをとる。
タイムアウト明け、気合いを入れ直した明学が攻め続け、後半12分に#11下松、後半14分に#93岡田と立て続けに得点。7-4と、試合をわからないものにする。次のドローは明学が制すが、その後両チームの攻守が繰り返される。試合終盤になり疲れも見えてきたせいか、試合展開が遅くなる中、日体のファールにより明学#93がフリーシュートを獲得する。ゆっくりとした試合展開の目を覚ますような鋭いアシストパスから、#18がシュート。これが決まり、後半18分、7-5と明学が2点差まで追い上げる。
しかし後半の明学の追い上げもむなしく、ここで試合終了。前半圧倒的な攻めを見せた日体が逃げ切り、第3回全国プレシーズントーナメントの頂点に立った。
男子決勝戦:日本体育大学(白) vs 法政大学(オレンジ)
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
日本体育大学
|
0
|
1
|
4
|
1
|
6
|
法政大学
|
2
|
1
|
1
|
1
|
5
|
ゲームレポート
6月16日、堀崎公園グラウンドで全国ラクロスプレシーズントーナメントの決勝戦を行った。試合カードは日本体育大学(以下、日体)と法政大学(以下、法政)であった。
1Q開始早々、法政はフェイスオフを制すと、#7がこの試合ファーストシュートを撃ち、流れを掴む。そのチェイスに勝った法政は2分、#77京増のシュートが決まり先制した。
先制点を得た法政に対し、先制点の後は法政にシュートを1本も許さず攻め続ける日体であったが得点には至らず。9分過ぎ、日体は#36のスラッシングによってマンダウンディフェンスとなりピンチを迎えることとなった。だが法政もこのチャンスを活かすことが出来ずに時間は過ぎていく。
均衡状態が続く中、1Q終了30秒前に再び法政の#77京増がシュートを決め、法政が2点リードして2Qを迎えることとなった。
2Q開始、日体がフェイスオフを取った。しかし直後、日体は#36がスラッシングによってマンダウンディフェンスとなってしまう。法政は点差を広げるチャンスを得たが、ここは日体が守りきった。2Q開始8分過ぎ、日体の#24のシュートが決まり点差は1点差へと縮まった。
法政は2Q残り4分で#28のホールディングによってマンダウンディフェンスとなってピンチを迎える。しかし、そのピンチを乗り切った法政は、残り1分で#77京増から#5鳥居へのパスが通りそのままシュートを決め、点差を2点差へと再び引き離した。そのまま2Qが終了し、点数は1-3。法政リードで折り返した。
ハーフタイム時に行われたスティックチェックによって、日体#24がイリーガルスティックと判定され、アンスポーツマンライクコンダクトとなってしまう。日体は3分間のマンダウンディフェンスで3Qを迎えることとなった。しかし、人数が少ない状況となったにも関わらず、1Q、2Qとも開始直後は守備にまわることの多かった日体が猛攻を仕掛ける。
3Q開始早々、日体#77柴田がシュートを決めて点差を1点差へと再び縮めた。さらに1分過ぎに日体#96澁谷がシュートを決め、同点へと追いついた。その勢いは止まらず、マンダウンディフェンスが解除された日体は、#39柏原がシュートを決めて、ついにこの試合初のリードを奪った。さらに8分に日体#96澁谷が再びシュートを決め、点差を2点差へと広げる。
これ以上点差を広げられたくない法政は、その1分過ぎ、#9小早川がシュートを決め点差を縮めた。このまま3Qは終了。スコアは5-4で日体がリードしていた。
法政がマンダウンディフェンスの状態で4Qがスタートした。
開始2分、リードしている日体の#7福島がシュートを決め、点差をさらに広げる。
その後、スコアは変わらないままだったが、試合終了4分前に法政の#5鳥居がシュートを決め、再び1点差に戻す。日体は終了3分前に#36のスラッシング、さらに2分前に#63のスラッシングで、計2分間、マンダウンディフェンスの状態が続いた。しかし、法政は同点にする絶好のチャンスも活かせず、最終スコア6-5で日体が優勝となった。
中盤での日体の勢いががそのまま終盤まで続き、最後のピンチも見事に守り抜いた逆転勝利だった。
また決勝戦のMVPは日体#96澁谷選手が受賞した。
・全試合結果はこちらへ (PDFファイル)
・ゲームレポート [ 準決勝戦(男子) ・ 準決勝戦(女子) ]
・ゲームレポート [ 決勝戦(男子・女子) ]
・Text&Photo[女子決勝戦]:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・横嶋美浦(青山学院大学)・草木芽生(明星大学)
・Text&Photo[男子決勝戦]:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・山崎洋平(筑波大学)、大野翔太(埼玉大学)
・Photo:日本ラクロス協会企画部部長・保坂光信
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