中四国地区・審判講習会(女子新規・男女全体)

2014/04/21

2014年3月30日(日)、岡山県(岡山市)・岡山大学津島キャンパスにて、中四国地区審判講習会を実施した。

講習会1講習会2

この日の講習会では、午前・午後それぞれ別の講習を行った。午前は、2月末に行った女子競技審判員試験に合格し、新たに4級審判員となる者を対象とした新4級審判員講習会を行い、午後は、男子競技・女子競技それぞれの審判員に対する第1回全体ミーティングを行った。

午前中の女子競技新4級審判員講習会では、『中四国チームゼブラ』の審判部次長補佐である根井と育成の山田が指導を担当し、今季新しく『中四国チームゼブラ』に加わった女子4級審判員15名中6名と、3級審判員3名も参加した。講習会では、全員の簡単な自己紹介で空気を和ませた後、日本ラクロス協会の基本理念や審判員の基本事項を説明。次長補差の根井は「冷静な立場で判断できる第三者」であるようにと、新米の審判員たちに審判員としてあるべき心構えを語った。

午後からは、審判員全体講習会(ミーティング)のため、中四国各大学から男子競技、女子競技審判それぞれ31名、81名の総勢112名が集結した。
後に男女の競技で分かれて行ったこの講習会では、近年、審判員間の知識・経験に偏りが目立ち、自発的な審判員活動を促す機会を欠いていたことから、2014年は『チームゼブラ』として審判員の一体感の醸成を掲げた。
中でも男子競技は、(1)大きなシグナル・ホイッスルの徹底、(2)ファールの理解、(3)ポジショニング、各審判員の役割の確認、この三点を中心に講義を行い、第一回目となる今回の講習会では『メカニクス』、つまり審判員としての基本姿勢の説明に注力した。
女子競技も同様に、ファールや新ルールへの理解を深めた。今後もグループミーティングを実施することで審判員同士のコミュニケーションを図り、各級審判員への昇級促進や『チームゼブラ』として中四国審判の更なるスキルアップを目指す。

今回の講習会では、審判員としての基本的技術を徹底的に落とし込む機会となった。これを機に2014年の審判部としての活動がスタートする。着実にベースアップを図っていくことで、積極的な審判活動への参画を学生に促していきたい。新たなメンバーを加えた2014年の『チームゼブラ』に大きな期待がかかる。

講習会3講習会4
[写真:講習会風景]

・Text:日本ラクロス協会広報部(中四国地区)・村上典大、加藤梨子
・Text&Photo:日本ラクロス協会事務局次長補佐(中四国地区)・田原正太、同広報部(中四国地区)・村上典大