一般社団法人日本ラクロス協会　アーカイブサイト「.Relax」

日時：2014年5月6日（火）
会場：愛知県（名古屋市）・瑞穂公園北陸上競技場

第2試合
Stealers　対　名城大学


～前半～
最初のフェイスオフは名城が制す。その後、名城は積極的にシュートを放つが得点にはつながらない。対するStealersは、ポゼッションを奪うと#9鈴木がミドルシュートを突き刺さし先制点をとる。その後も瞬く間に点を取り、一気に3-0とする。更に6分には、名城のクリアミスから、DFの裏取りに成功した#42清家がビハインドでの華麗なシュートを決めて4-0とし、名城を突き放す。Stealersのディフェンスに攻めあぐねていた名城だが、#48鎌田がゴール裏からディフェンスをかわしてシュートを決め反撃の狼煙をあげる。しかし、名城のアンネセサリーラフネスでエキストラマンオフェンスとなったStealersは素早いパス回しから、#10籾山がミドルシュートを放ち、再びリードを4点に広げ、5-1で前半を終える。

～後半～
開始直後のフェイスオフを制した名城は、#12岡本が立て続けにシュートを放つが惜しくもゴールとはならず。対するStealersは、#1高野が相手ディフェンスを引きつけてゴール前の#97齊藤にアシストし、6-1とする。その後、名城のチェックアップミスでフリーの状態となった#10籾山がシュートを放ち、7-1とする。名城はStealersのスラッシングにより、エキストラマンオフェンスとなるがパスミスによってチャンスを活かすことができない。逆に1人少ないStealersは、ポゼッションを奪うと#8大野のゴール前へのパスに対し、#17河合が空中でキャッチしてそのままシュートを放ち、8-1とする。その後Stealersはブレイクシチュエーションをつくりゴールへと迫るが、名城ゴーリー#3中村の好判断によりに防がれる。しかしStealers#8大野が左上からディフェンスをかわして中へ切り込んでシュートを決め、9-1とする。名城は最後までStealersのディフェンス陣に対して攻めきれず、逆にStealersは名城のミスを逃さず得点を積み重ね、9-1で試合を終えた。

スコア

チーム	1Q	2Q	TOTAL
Stealers	5	4	9
名城大学	1	0	1

得点者

Stealers	名城大学
#10 籾山 和哉 (2)	#48 鎌田 竜次 (1)
#1 高野 英範 (1)	－
#8 大野 塁 (1)	－
#9 鈴木 伸吾 (1)	－
#17 河合 広大 (1)	－
#34 宮城 創大 (1)	－
#42 清家 悟 (1)	－
#97 齊藤 公太郎 (1)	－

審判員

主審	井尻 俊介
副審	山口 悟史
	西村 厚希
CBO	吉田 憲宣

第3試合
Stealers　対　名古屋大学


～前半～
最初のフェイスオフは名古屋が制した。名古屋は#31西村のゴール前へのパスから#13佐藤がシュートを放つなど、Stealersのディフェンスを巧みにかわしてゴールを脅かすが、得点につなげることはできない。対するStealersも多くのチャンスをつくるものの、名古屋のディフェンスに対して攻めあぐね、得点することができない。一進一退の攻防が続き、両チーム無得点のまま時間が過ぎていく。疲れが見え始めるStealersに対して、名古屋は足を使った素早いプレーでゴールへと迫る。しかしStealersも譲らず、名古屋のミスをつき#47中村がゴーリーと1対1の状況でシュートを放つが、ポストに阻まれる。両チーム一歩も譲らず試合開始から10分が経過する頃、名古屋は素早いパス回しから#13佐藤のゴール裏からのパスを受けた#22小國がディフェンスを1人かわしてシュートを決め、ついに均衡を破る先制点をとる。その後は両チーム、相手のディフェンスに対して攻めあぐね、名古屋の1点リードで前半を終える。

～後半～
開始直後、ポゼッションを奪った名古屋は相手のスラッシングを誘い、エキストラマンオフェンスとなるが得点につなげることはできない。逆にマンダウンディフェンスをしのいだStealersは#8大野が右上からディフェンスを抜き去ってシュートを放ち、同点に追いつく。追いつかれた名古屋は#13佐藤が裏から抜け出しシュートを放つが、ポストに阻まれる。両チーム同点のまま残り時間10分を切り、疲れからかミスが目立ち始めたStealersはこの日初めてチームタイムアウトをとる。タイムアウト後、Stealersは攻撃のスピードが一段階上がるが名古屋のディフェンスを崩すことができない。対する名古屋も#21吉田がゴーリーの飛び出した無人のゴールへシュートを放つが枠外に外れてしまう。Stealersは再三チャンスをつくりシュートを放つも、名古屋ゴーリー#69安福の好セーブに阻まれ得点することができないでいたが、#17河合の裏からのアシストに対し#99渡邊がクイックでシュートを決めて2-1とし、この試合初めてリードを奪う。しかしその3分後、名古屋は#3阪口崇博がディフェンスを抜き去ってランニングシュートを放ち、同点に追いつく。さらに名古屋は#7藪内がディフェンスを抜き去ってシュートを放つも得点できず。その後も両チーム一進一退の攻防が続いた試合は2-2の同点で終わった。

スコア

チーム	1Q	2Q	TOTAL
Stealers	0	2	2
名古屋大学	1	1	2

得点者

Stealers	名古屋大学
#8 大野 塁 (1)	#48 阪口 崇博 (1)
#99 渡邊 太郎 (1)	#22 小國 和樹 (1)

審判員

主審	井尻 俊介
副審	吉田 憲宣
	山口 悟史
CBO	西村 厚希

計3試合の熱戦を繰り広げたStealers主将#9鈴木彰吾は試合後のインタビューで、「普段は関東リーグのチームと試合をすることが多いが、今回対戦したチームは関東にも劣っていない」と述べた。
なお、Stealersは今回のチャレンジマッチに先立ち、5月5日（月）には鶴舞公園陸上競技場（名古屋市昭和区）にて日本福祉大学と中部大学との交流試合も行った。

［左：喜びを見せるStealersの選手たち　／　右：選手インタビュー］


■『2014年ラクロス東海チャレンジマッチ・男子戦』　第1試合のレポートはこちら


・Text：日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会 ゲームレポート班・山田尚征（滋賀大学）
・Photo：日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会 取材班